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TVEJP:6466
沿革
1999年11月 |
東亜バルブ株式会社と東亜エンジニアリング株式会社は共同して株式移転により完全親会社を設立することを各社取締役会で決議し覚書を締結致しました。 |
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1999年12月 |
東亜バルブ株式会社の第82回定時株主総会及び東亜エンジニアリング株式会社の第27回定時株主総会において、株式移転により完全親会社を設立することについて承認を得ました。 |
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2000年3月 |
東亜バルブ株式会社と東亜エンジニアリング株式会社は共同して株式移転により純粋持株会社、株式会社トウアバルブグループ本社を設立致しました。 東京証券取引所市場第二部並びに大阪証券取引所市場第二部に上場致しました。 |
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2002年10月 |
シンガポールに同国及び近隣諸国の火力発電所等のプラント及び同国に入港する船舶のバルブメンテナンス事業等を行う目的をもって、トウアバルブオーバーシーズPte.Ltd.を設立致しました。 |
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2006年10月 |
株式会社高田製鋼所の全事業を吸収分割の方法により会社分割して東亜バルブ株式会社に承継致しました。 |
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2007年8月 |
株式会社高田製鋼所を清算結了致しました。 |
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2008年10月 |
東亜バルブ株式会社は東亜エンジニアリング株式会社を吸収合併し、商号を東亜バルブエンジニアリング株式会社と致しました。 |
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2010年4月 |
当社は連結子会社であった東亜バルブエンジニアリング株式会社を吸収合併し、商号を株式会社トウアバルブグループ本社から東亜バルブエンジニアリング株式会社へと変更致しました。 |
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2014年7月 |
福島県いわき市に当社と地元企業である株式会社クリエイトとの共同出資により、東亜クリエイト株式会社(現TVEリファインメタル株式会社、現連結子会社)を設立致しました。 |
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2016年2月 |
株式会社キッツと資本業務提携契約を締結致しました。 |
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2019年10月 |
福井県大飯郡に当社とトウアサービス株式会社(現連結子会社)との共同出資により、TVEリファインメタル株式会社(現連結子会社)を設立致しました。 |
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2020年8月 |
TVE GLOBAL ASIA PACIFIC Pte.Ltd.(現連結子会社)は、2020年8月3日付でトウアバルブオーバーシーズPte.Ltd.から商号変更致しました。 |
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2020年10月 |
商号を東亜バルブエンジニアリング株式会社から株式会社TVEへと変更致しました。 |
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2022年1月 |
太陽電業株式会社の株式を取得し、連結子会社と致しました。 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行致しました。 |
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2023年3月 |
西華産業株式会社と資本提携契約を締結致しました。 |
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2023年7月 |
当社の連結子会社であるTVEリファインメタル株式会社を存続会社とし、同じく当社の連結子会社である東亜クリエイト株式会社を消滅会社とする吸収合併を実施致しました。 |
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なお、従来まで上場しておりました東亜バルブ株式会社は、株式会社トウアバルブグループ本社の設立に伴い、2000年3月に上場廃止となりました。東亜バルブ株式会社の沿革は以下のとおりであります。 |
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1940年4月 |
資本金1,000千円をもって、虫印バルブ製造株式会社を設立し、虫印バルブ製作所の事業一切を継承致しました。 同時に従来から製品販売、所要資材の購入等に関し特別の関係のあった旧三菱商事株式会社の資本参加をみました。 |
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1942年5月 |
社名を東亜バルブ株式会社と改称致しました。 |
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1953年10月 |
大阪地区店頭に株式を公開致しました。 |
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1961年10月 |
大阪証券取引所市場第二部に株式を上場致しました。 |
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1971年4月 |
東京証券取引所市場第二部に株式を上場致しました。 |
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1974年9月 |
当社納入バルブの定期検査及び修理工事業務を移管する目的をもって、東亜エンジニアリング株式会社を設立致しました。 |
事業内容
TVEは、そのグループ企業と共に、多岐にわたる事業セグメントを展開しています。主要な事業内容としては、各種産業用バルブの開発、製造・販売、メンテナンス、電気設備関連工事、地域復興、廃炉事業などが挙げられます。これらの事業は、国内外の子会社4社(国内3社、海外1社)と関係会社1社を含むTVEグループによって支えられています。
バルブ事業では、原子力発電所や火力発電所などの電力プラント用高温高圧バルブを中心に、船舶用、石油化学プラント用などの産業用バルブの製造販売及び保守作業を行っています。特に、敷設配管から取り外すことなく現地で修理・改造が可能な特殊工作機械を使用した工法を開発し、施工している点が特徴です。このセグメントには、トウアサービス株式会社やTVE GLOBAL ASIA PACIFIC Pte.Ltd.が関連しています。
製鋼事業では、鋳鋼製品の製造販売を手掛けており、電気設備関連事業では、原子力発電所や東日本地区での電気設備工事業務を展開しています。このセグメントには、太陽電業株式会社が関連会社として名を連ねています。
さらに、「その他」の事業セグメントとして、福島県を中心とした地域復興事業や福井県でのクリアランス金属のリサイクルを主としたリファインメタル事業があります。これらの活動は、TVEリファインメタル株式会社を含む関連会社によって支えられています。
TVEグループは、これらの事業を通じて、産業インフラの構築と維持、地域社会の復興と発展に貢献しています。
経営方針
TVEは、バルブ製造からメンテナンス、電気設備関連工事、地域復興、廃炉事業など、幅広い事業を展開している企業グループです。同社は、顧客満足度の向上と社会・地域の発展に貢献することを目指し、高品質なバルブ製品とサービスの提供に努めています。特に、原子力発電所や火力発電所などの電力プラント用高温高圧バルブの製造・販売及び保守作業において、独自の技術とサービスで業界をリードしています。
中期経営計画2023では、既存3事業の深化と新領域への挑戦を主要戦略として掲げています。これには、原子力発電の重要性を踏まえつつ、新たな収益の柱を加えることが最重要課題とされています。また、生産性の改善を目指す「TAMES Project」の全社展開や、グローバルニッチトップを目指す戦略の下、新たな事業領域の開発にも力を入れています。
さらに、デジタル技術の活用や新たな子会社事業とのシナジー創出にも注力しており、これらの取り組みを通じて企業価値の向上を目指しています。TVEは、これらの戦略を基に、持続可能な社会と経済価値の向上を実現し、長期的な成長を目指しています。