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セガサミーホールディングスJP:6460
沿革
年月 |
概要 |
2004年5月 |
株式会社セガとサミー株式会社(以下、「両社」)は、株主総会及び関係官庁の承認を前提として、株式移転により共同で持株会社を設立し、両社の経営統合を行う株式移転契約書を締結することにつき取締役会で決議し、同契約書を締結。 |
2004年6月 |
両社は、株主総会において、両社が共同で株式移転の方法により当社「セガサミーホールディングス株式会社」を設立し、両社が完全子会社となることについて承認決議。 |
2004年10月 |
両社が、株式移転により共同で当社を設立。 当社の普通株式を東京証券取引所市場第一部に上場。 |
2005年10月 |
アニメーション映画の企画・制作・販売を手掛ける株式会社トムス・エンタテインメントを株式取得により、持分法適用関連会社から連結子会社化。 |
2007年3月 |
サミー株式会社が、パチスロ・パチンコ遊技機の開発・製造・販売を手掛けるタイヨーエレック株式会社の第三者割当増資を引き受け、同社を持分法適用関連会社とする。 |
2007年12月 |
サミー株式会社が、タイヨーエレック株式会社の第三者割当増資を引き受け、持分法適用関連会社から連結子会社化。 |
2010年12月 |
当社を株式交換完全親会社、株式会社サミーネットワークス、株式会社セガトイズ、株式会社トムス・エンタテインメントをそれぞれ株式交換完全子会社とする株式交換を実施。 |
2011年8月 |
当社の普通株式を対価として、サミー株式会社を株式交換完全親会社、タイヨーエレック株式会社を株式交換完全子会社とする株式交換を実施。 |
2012年3月 |
複合型リゾート施設を運営するフェニックスリゾート株式会社の発行済全株式取得により、同社を連結子会社とする。 |
2012年5月 |
サミー株式会社が、埼玉県川越市に川越工場を新設。(旧川越工場は埼玉工場へ名称変更) |
2012年6月 |
サミー株式会社が、埼玉県川越市にサミーロジスティクスセンターを新設。 |
2012年7月 |
韓国仁川広域市におけるカジノを含む統合型リゾート施設の開発・運営を手掛ける合弁会社PARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.を設立し、持分法適用関連会社とする。 |
2013年6月 |
カジノ機器の開発・製造・販売を手掛けるセガサミークリエイション株式会社を設立。 |
2013年11月 |
株式会社セガが100%出資して新設した子会社において、株式会社インデックスの事業を譲受け。 (当該子会社は2014年4月、株式会社アトラスに商号変更) |
2014年11月 |
持分法適用関連会社であるPARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.が、統合型リゾート施設「パラダイスシティ」の建設に着工。 |
2015年4月 |
グループ内組織再編に伴って、株式会社セガを分割会社とし、新設分割により株式会社セガホールディングス(当該子会社は2021年4月、株式会社セガによる吸収合併により消滅)、株式会社セガ・インタラクティブ(当該子会社は2020年4月、株式会社セガによる吸収合併により消滅)、株式会社セガ・ライブクリエイション(現CAセガジョイポリス株式会社)を設立。 株式会社セガが、株式会社セガネットワークスを吸収合併し、株式会社セガゲームス(現株式会社セガ)に商号変更。 |
2017年1月 |
株式会社セガ・ライブクリエイション(現CAセガジョイポリス株式会社)株式の一部売却に伴い、同社を連結子会社より除外。 |
2017年4月 |
持分法適用関連会社であるPARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.が、統合型リゾート施設「パラダイスシティ」を開業。 |
2017年12月 |
セガサミークリエイション株式会社及び同社子会社のSega Sammy Creation USA INC.が、米国ネバダ州におけるゲーミング機器製造・販売ライセンスを取得。 |
2018年8月 |
当社並びに首都圏に所在する一部の当グループ事業会社の本社を東京都品川区に移転。 |
2020年4月 |
グループ内組織再編に伴って、株式会社セガゲームスが、株式会社セガ・インタラクティブを吸収合併し、株式会社セガに商号変更。また、株式会社セガホールディングスが、株式会社セガグループ(当該子会社は2021年4月、株式会社セガによる吸収合併により消滅)に商号変更。 |
2020年12月 |
株式会社セガ エンタテインメント(現株式会社GENDA GiGO Entertainment)株式の一部売却に伴い、同社を連結子会社より除外。 |
2021年3月 |
Sega Amusements International Ltd.株式の売却に伴い、同社を連結子会社より除外。 |
2021年4月 |
グループ内組織再編に伴って、株式会社セガが、株式会社セガグループを吸収合併。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場へ移行。 |
2022年6月 |
監査役会設置会社から監査等委員会設置会社に移行。 |
事業内容
セガサミーホールディングスは、エンタテインメントコンテンツ事業、遊技機事業、リゾート事業の3つの事業セグメントを持つ企業グループです。
エンタテインメントコンテンツ事業では、同社の子会社であるセガが中心となり、フルゲームやF2Pなどのコンシューマゲーム、アミューズメント機器の開発・販売、アニメーション映画の企画・制作・販売、玩具の開発・製造・販売などを手がけています。国内外に合わせて50社以上の関係会社が事業を展開しています。
遊技機事業では、サミーを中心に、パチスロ機やパチンコ機の開発・製造・販売を行っています。関係会社は20社以上に及びます。
リゾート事業では、国内外でホテルやゴルフ場などの統合型リゾート事業やその他施設事業の開発・運営を行っています。国内外に2社の関係会社が事業を展開しています。
同社は、これら3つの事業セグメントを通じて、エンターテインメントを中心としたさまざまなサービスを提供しています。特に、ゲームやアニメーション、遊技機などのコンテンツ事業を強みとしており、国内外で幅広い事業展開を行っています。
経営方針
セガサミーホールディングスは、「感動体験を創造し続ける~社会をもっと元気に、カラフルに。~」というミッション/パーパスのもと、エンタテインメントコンテンツ事業、遊技機事業、リゾート事業の3つの事業セグメントを展開しています。
同社は2030年を見据えた長期ビジョンを策定しており、エンタテインメントコンテンツ事業では「グローバルリーディングコンテンツプロバイダー」を、遊技機事業では「稼働・設置・販売シェア三冠王」および「安定収益体質の構築」を目指しています。また、全社の長期ビジョンとして「Environment」「Empathy」「Edge」「Economics」の4つの「E」を重視し、サステナブルな経営を目指しています。
2024年3月期までの中期計画では、エンタテインメントコンテンツ事業のコンシューマ分野を成長分野と位置づけ、既存IPのグローバルブランド化や、リメイク/リマスター、サブスクリプションサービスへの対応などに取り組んでいます。遊技機事業では、ヒットの創出と事業効率の向上に注力しています。リゾート事業では、国内外の施設における集客強化と、ゲーミング領域への投資実現を目指しています。
同社は、2022年3月期~2026年3月期の5年間で合計2,500億円の成長投資を行う計画です。コンシューマ分野に1,000億円、ゲーミング領域に1,000億円、その他に500億円を振り向け、事業成長を実現していきます。また、株主還元の基本方針として、DOE3%以上、総還元性向50%以上を掲げています。
以上のように、セガサミーホールディングスは、エンタテインメントを中心とした事業領域において、長期的な視点に立ちながら、成長分野への投資と株主還元のバランスを取りつつ、サステナブルな経営を目指しています。