セガサミーホールディングスJP:6460

時価総額
¥6437.2億
PER
15.2倍
エンタテインメントコンテンツ事業ではフルゲームやF2Pの開発・販売、遊技機事業ではパチスロ機の製造・販売、ゲーミング事業では統合型リゾートの運営を手がける。

事業内容

セガサミーホールディングスは、エンタテインメントコンテンツ事業、遊技機事業、ゲーミング事業の3つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業は、国内外で多岐にわたるサービスや製品を提供しています。

エンタテインメントコンテンツ事業では、フルゲームやF2P(Free-to-Play)などのコンシューマゲーム、アミューズメント機器の開発・販売を行っています。また、アニメーション映画の企画・制作・販売、玩具の開発・製造・販売も手がけています。国内では株式会社セガや株式会社アトラス、海外ではSega of America, Inc.やRovio Entertainment Corporationなどが関与しています。

遊技機事業は、パチスロ機やパチンコ機の開発・製造・販売を行っています。この分野では、サミー株式会社や株式会社ロデオなどが主要な役割を担っています。これらの企業は、国内市場を中心に活動しています。

ゲーミング事業は、海外におけるオンラインゲーミング関連事業や統合型リゾートの運営、ゲーミング機器の開発・製造を行っています。国内ではセガサミークリエイション株式会社が、海外ではPARADISE SEGASAMMY Co., Ltd.などが事業を展開しています。

経営方針

セガサミーホールディングスは、企業価値の最大化を目指し、エンタテインメントコンテンツ、遊技機、ゲーミングの3つの事業を展開しています。これらの事業を通じて、全世界をターゲットに、幅広い世代に向けた製品とサービスを提供しています。

同社は2030年に向けた長期ビジョンを掲げ、「感動体験を創造し続ける」というミッションを持ち、社会に彩りを提供することを目指しています。変化の激しい時代において、革新を続けることで「Be a Game Changer」としての役割を果たすことを目指しています。

中期経営計画では、「WELCOME TO THE NEXT LEVEL!」というスローガンのもと、2025年から2027年にかけて調整後EBITDA2,300億円超、ROE10%超を目指しています。成長投資を進める領域として、エンタテインメントコンテンツ事業のコンシューマ分野とゲーミング事業に注力しています。

エンタテインメントコンテンツ事業では、ゲーム以外にも映像やライセンスによるマーチャンダイズの展開を強化し、グローバル展開を進めています。特に、モバイルを中心としたGaaSの展開や、Super Gameへの投資を進めています。

遊技機事業では、効率的な体制を整備し、シェア拡大とプラットフォーム戦略の推進を通じて収益基盤の強化を図っています。市場の縮小に対応するため、コスト構造の変革やユーザー数の増加に取り組んでいます。

ゲーミング事業では、米国iGaming市場への進出を目指し、StakelogicとGANの買収を完了しました。これにより、総合的なカジノソリューションプロバイダーとしての地位を確立し、事業の第3の柱としての成長を目指しています。

セガサミーホールディングスは、持続可能な社会の実現と企業価値向上を目指し、5つのマテリアリティに基づくサステナビリティビジョンを掲げています。これにより、社会に貢献し続ける企業としての役割を果たすことを目指しています。