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ユニバーサルエンターテインメントJP:6425
沿革
1969-12 | ジュークボックスのリース業を目的として栃木県小山市間々田2515番地にユニバーサルリース㈱を設立 |
1970-07 | 遊戯機械の製造を目的として同地に工場を建設し製造を開始 |
1971-10 | 商号を㈱ユニバーサルに変更 |
1972-06 | 工場隣接地に土地を購入し、工場を新設 |
1973-06 | ㈱ユニバーサルの販売部門を分離独立させ、ユニバーサル技研㈱を設立し、業務開始 |
1975-05 | 東京都台東区上野5丁目11番1号にユニバーサル技研㈱の本社を移転し、商号をユニバーサル販売㈱に変更 |
1975-09 | 大阪府吹田市に大阪営業所を開設 栃木県小山市に新工場を建設し、以後ここを拠点として本格的に各種のゲームマシンの製造を開始 |
1976-11 | 愛知県名古屋市中区に名古屋営業所を開設 |
1978-04 | 東京都中央区日本橋堀留町に、ユニバーサルビルを建設、ユニバーサル販売㈱の本社を移転 |
1979-12 | ㈱ユニバーサルの開発部門を分離独立させ、ユニバーサルテクノス㈱を設立し、業務開始 |
1980-03 | 栃木県小山市第三工業団地内に、新工場(小山第二工場)を建設、移転し、ゲームマシンの製造から風俗営業業界の回胴式マシーンへ進出 |
1981-01 | 福岡県福岡市博多区に福岡営業所を開設 |
1982-05 | 北海道札幌市白石区に北海道営業所を開設 |
1983-02 | 宮城県仙台市に仙台営業所を、鹿児島県鹿児島市に鹿児島営業所を開設 |
1983-08 | 新潟県新潟市に新潟営業所を開設 |
1985-06 | 青森県青森市に青森営業所を、香川県高松市に四国営業所を、兵庫県神戸市中央区に神戸営業所を開設 |
1985-07 | 広島県広島市中区に広島営業所を、岡山県岡山市に岡山出張所を開設 |
1985-10 | 栃木県宇都宮市に北関東営業所を開設 |
1986-07 | 東京都中央区日本橋浜町に、ユニバーサルテクノス㈱本社ビルを取得、移転 |
1988-04 | 東京都港区高輪にユニバーサル販売㈱本社ビルを建設 鳥取県米子市に新たな生産拠点として米子工場を取得、同工場にてアミューズメント機の生産を開始 |
1988-05 | 静岡県静岡市に静岡営業所を開設 |
1988-09 | 大分県大分市に大分出張所を開設 |
1990-07 | 石川県金沢市に金沢出張所を開設 |
1990-09 | 福島県郡山市に郡山出張所を開設 |
1992-04 | 熊本県熊本市に熊本出張所を開設 |
1992-07 | 埼玉県大宮市に埼玉営業所を、神奈川県横浜市港北区に神奈川営業所を、千葉県千葉市中央区に千葉営業所を開設 |
1992-08 | 京都府京都市下京区に京都営業所を開設 |
1993-04 | ユニバーサル販売㈱が㈱ユニバーサルを吸収合併 ユニバーサル販売㈱との合併により消滅 |
1993-07 | 東京都港区高輪のユニバーサル本社ビルに本社を移転 |
1994-04 | 茨城県水戸市に水戸営業所を開設 |
1998-04 | ユニバーサルテクノス㈱はユニバーサル販売㈱を吸収合併の上、商号をアルゼ㈱に変更し、東京都江東区有明に本社を移転 |
1998-09 | 日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1999-08 | 千葉県四街道市に新工場を建設(現パチスロ・パチンコ遊技機製造工場) |
2000-10 | Aruze USA, Inc.(現連結子会社)の株式取得 Aruze USA, Inc.がValvino Lamore, LLCへ出資 |
2000-11 | 日本アミューズメント放送㈱の株式取得 |
2001-02 | 千葉県四街道市に四街道テクノセンターを新設 |
2002-09 | Valvino Lamore, LLCの全保有株式をWynn Resorts, Limitedへ現物出資 |
2002-11 | ノーチラス㈱(アルゼグローバルトレーディング㈱へ商号変更)の株式取得 |
2003-10 | 北京アルゼ開発有限公司(現非連結子会社)設立 |
2004-06 | 米国ネバダ州にてゲーミング機器製造者ライセンスを取得し、Universal Distributing of Nevada, Inc.(現Aruze Gaming America, Inc.)の株式取得について承認を受ける |
2004-12 | 日本証券業協会への店頭登録を取消し、ジャスダック証券取引所に株式を上場 米国ミシシッピ州にてゲーミング機器製造者ライセンスを取得し、Universal Distributing of Nevada, Inc.の株式取得について承認を受ける |
2005-01 | 豪州子会社及び南アフリカ子会社を有するUniversal Distributing of Nevada, Inc.の株式を取得し、この3社を連結子会社とした |
2005-03 | Wynn Resorts, Limited及びその子会社が米国ネバダ州にてカジノ運営ライセンスを取得 |
2006-05 | アルゼ分割準備㈱を設立 |
2006-07 | 米国ネバダ州にてゲーミング機器製造者ライセンスを取得(無期限更新可能) |
2007-04 | 海外カジノ向けゲーミング機器事業をAruze Gaming America, Inc.に事業譲渡 |
2007-09 | 携帯サイト運営事業を会社分割し、アルゼメディアネット㈱を新設 |
2007-10 | ㈱ジャパン・レンタルサービス(アルゼレンタルサービス㈱へ商号変更)の株式取得 |
2008-02 | パチスロ・パチンコ事業の販売部門をアルゼマーケティングジャパン㈱(旧㈱システムスタッフ)に、同事業の開発部門を㈱セブンワークス(旧アルゼ分割準備㈱)に会社分割により承継 |
2008-06 | ARUZE Investment Co.,Ltd.(現連結子会社)を設立 |
2008-08 | 委員会設置会社へ移行 |
2009-02 | フィリピンにおいてカジノリゾートを運営するためのプロビジョナルライセンスを取得 |
2009-03 | Aruze Gaming America, Inc. が第三者割当増資を実施。また、当社所有の Aruze Gaming America, Inc. 株式の一部を譲渡 |
2009-06 | アルゼマーケティングジャパン㈱を存続会社としてアルゼグローバルトレーディング㈱、アルゼレンタルサービス㈱、㈱セブンワークスを吸収合併 |
2009-11 | 当社所有の Aruze Gaming America, Inc. 全株式を譲渡 |
2010-03 | 当社を存続会社として、アルゼマーケティングジャパン㈱を吸収合併 商号を㈱ユニバーサルエンターテインメントへと変更 フィリピンにおいて、当社グループのカジノプロジェクト(マニラ ベイ リゾーツ)が経済特区認定を受けるとともに、カジノ事業の外資規制が解除された |
2010-04 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQに上場 |
2010-06 | 監査役会設置会社へ移行 |
2011-10 | 当社を存続会社として、アルゼメディアネット㈱を吸収合併 |
2012-01 | マニラベイリゾーツプロジェクト着工式を開催 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場 |
2013-10 | 箱根に岡田美術館を開設 |
2014-06 | 中国国立劉海粟美術館と岡田美術館が姉妹提携 |
2016-03 | サミー株式会社と合弁会社「株式会社ZEEG」設立 |
2016-07 | フィリピンにおけるカジノリゾートプロジェクトの正式名称を「OKADA MANILA」に決定 |
2016-12 | フィリピンにおけるカジノリゾート施設「オカダ・マニラ」のカジノ運営許可証を取得 カジノ運営を開始 |
2017-03 | オカダ・マニラに世界最大級のマルチカラー噴水「ザ・ファウンテン」完成 |
2017-12 | オカダ・マニラに巨大ガラスドーム施設「Cove Manila」オープン |
2018-12 | オカダ・マニラのタワーA完成 |
2019-07 | カジノ関連機器による自動為替交換システム「Multi Currency System」およびカジノスロットマシン専用顧客優遇システム「Slot Program Play System」をリリース |
2021-11 | オカダ・マニラのタワーB完成 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)から東京証券取引所スタンダード市場へ移行 |
事業内容
ユニバーサルエンターテインメントとそのグループ企業は、遊技機事業、統合型リゾート(IR)事業、メディアコンテンツ事業を主要な事業セグメントとしています。遊技機事業では、パチスロ・パチンコ機の開発・製造および販売を行っており、このセグメントにはユニバーサルエンターテインメントを含む複数の子会社が関与しています。具体的には、㈱メーシー、㈱エレコ、㈱ミズホ、㈱アクロス、㈱ユニバーサルブロスがこのセグメントに属しています。
統合型リゾート(IR)事業では、カジノリゾート事業を展開しており、このセグメントはTIGER RESORT, LEISURE AND ENTERTAINMENT, INC.が担当しています。この事業は、リゾート施設の運営を通じて、エンターテインメントの提供を目指しています。
メディアコンテンツ事業は、ユニバーサルエンターテインメントが直接手がけており、このセグメントでは、様々なメディアコンテンツの開発や提供を行っています。これにより、同社はエンターテインメント業界の多角的なニーズに応える事業展開をしています。
加えて、ユニバーサルエンターテインメントグループには、連結子会社が10社、非連結子会社が12社、持分法適用の関連会社が2社、持分法非適用の関連会社が1社あり、これらの企業もグループ全体の事業展開に貢献しています。これらの事業セグメントと企業群により、ユニバーサルエンターテインメントは幅広いエンターテインメントサービスを提供しています。
経営方針
ユニバーサルエンターテインメントは、グローバルエンターテインメント企業として、遊技機事業と統合型リゾート(IR)事業を中心に展開しています。同社は「楽しさ」を創造し、「夢のある社会」創りに貢献することを経営の基本方針として掲げています。具体的には、パチスロ・パチンコ機の研究・開発・製造・販売を行い、ユーザーに新たなエンターテインメント体験を提供しています。また、フィリピン・マニラにおける統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の展開を通じて、カジノリゾート事業の拡大を推進しています。
遊技機業界の縮小傾向や新型コロナウイルス感染症の影響に対応するため、同社はコンテンツの強みや高い技術力を活かした製品開発に注力しています。特に、新基準6.5号機やスマートパチスロの市場導入を通じて、業績の維持拡大を目指しています。さらに、特許戦略を強化し、知的財産の創出と保護に努めています。
統合型リゾート事業では、「オカダ・マニラ」を通じて、最高級のホテルサービスや多様なエンターテインメントの提供を目指しています。顧客層に合わせた施設の拡充やサービスの向上により、来場者数や宿泊者数の増大を図っています。
ユニバーサルエンターテインメントは、これらの戦略を通じて、遊技機事業と統合型リゾート事業の両軸で成長を目指しています。同社は、市場ニーズにマッチした製品の提供や、エンターテインメント体験の充実を図ることで、業界内での競争力を高め、持続可能な成長を追求しています。