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フクシマガリレイJP:6420
沿革
1951年12月 |
福島工業株式会社(現フクシマガリレイ株式会社)を大阪市旭区に設立し、業務用冷凍冷蔵庫を製造・発売。 |
1956年7月 |
本社及び本社工場(旧 大阪工場)を大阪市西淀川区御幣島に移転。 |
1974年1月 |
本社ビルを大阪市西淀川区御幣島3丁目に新設。 |
1984年4月 |
岡山工場新設。 |
1989年10月 |
香港に駐在事務所を開設。 |
1994年2月 |
日本証券業協会により店頭登録銘柄として登録され、株式を公開。 |
1995年9月 |
大阪証券取引所(市場第二部)に株式を上場。 |
1995年12月 |
滋賀県甲賀郡(現 甲賀市)水口町「近江水口テクノパーク」に滋賀(水口)工場を新設。 |
1997年5月 |
香港駐在員事務所を改組し、連結子会社福島国際(香港)有限公司を設立。 |
2000年9月 |
滋賀(水口)工場にてISO-14001認証取得。市場ニーズに応じた環境配慮型の工場へ移行。 |
2001年11月 |
連結子会社フクシマトレーディング株式会社設立。 |
2001年12月 |
本社・東京支社(現東日本支社)でISO-14001の認証取得。 |
2002年4月 |
岡山工場でISO-9001の認証取得。 |
東京証券取引所(市場第二部)に株式を上場。 |
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2002年12月 |
東京支社(現東日本支社)を東京都台東区に移転。 |
2003年1月 |
名古屋・福岡支店でISO-14001の認証取得。 |
2003年8月 |
連結子会社福島国際韓国株式会社設立。 |
2004年2月 |
持分法適用関連会社北京富連京製冷機電有限公司(現 北京二商福島機電有限公司)を連結子会社に再編。 |
2004年4月 |
連結子会社福島国際シンガポール株式会社(現フクシマガリレイシンガポール株式会社)設立。 |
2004年7月 |
滋賀(水口)工場でISO-9001の認証取得。 |
2004年8月 |
連結子会社台湾福島国際股份有限公司設立。 |
2005年9月 |
東京証券取引所(市場第一部)に株式を上場。 |
2005年11月 |
大阪証券取引所(市場第一部)に株式を上場。 |
2006年4月 |
岡山工場でISO-14001の認証取得。 |
2006年5月 |
岡山工場第二工場新設。 |
2008年10月 |
連結子会社福久島貿易(上海)有限公司設立。 |
2009年9月 |
有限会社ハイブリッジの全株式を取得し、その100%子会社である髙橋工業株式会社(現タカハシガリレイ株式会社)とともに連結子会社化。 |
2010年7月 |
髙橋工業株式会社(現タカハシガリレイ株式会社)を存続会社として有限会社ハイブリッジと髙橋工業株式会社を合併。 |
2012年7月 |
連結子会社福島国際マレーシア株式会社(現フクシマガリレイマレーシア株式会社)設立。 |
2013年1月 |
連結子会社FSP株式会社(現ガリレイパネルクリエイト株式会社)設立。 |
2013年4月 |
FSP株式会社(現ガリレイパネルクリエイト株式会社)が三洋昭和パネルシステム株式会社からパネル事業を譲受ける。 |
2013年7月 |
株式交換により株式会社省研(現ショウケンガリレイ株式会社)を連結子会社化。 |
2013年8月 |
連結子会社福島国際タイランド株式会社(現フクシマガリレイタイランド株式会社)設立。 |
2013年10月 |
連結子会社福島国際(ベトナム)有限会社(現フクシマガリレイベトナム有限会社)設立。 |
2014年4月 |
連結子会社福島工業(タイランド)株式会社(現ガリレイ(タイランド)株式会社)設立。 |
2016年8月 |
連結子会社福島国際(カンボジア)株式会社(現フクシマガリレイカンボジア株式会社)設立。 |
2017年2月 |
連結子会社福島工業ミャンマー株式会社(現フクシマガリレイミャンマー株式会社)設立。 |
2017年4月 |
連結子会社福島国際インドネシア株式会社(現フクシマガリレイインドネシア株式会社)設立。 |
2017年9月 |
連結子会社福島国際韓国株式会社清算結了。 |
2018年4月 |
連結子会社福島国際フィリピン株式会社(現フクシマガリレイフィリピン株式会社)設立。 |
2019年12月 |
本社を大阪市西淀川区竹島に移転。商号を「フクシマガリレイ株式会社」に変更。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。 |
事業内容
フクシマガリレイとそのグループ会社は、冷凍冷蔵庫、医療・理化学製品、冷凍冷蔵ショーケース、大型食品加工機械、および大型・小型冷蔵パネル設備の製造販売を主軸に事業を展開しています。また、これらの製品に関連するサービスメンテナンスも手がけており、総合的な冷凍冷蔵ソリューションを提供している点が特徴です。
同社グループは、国内外に18社の子会社を持ち、グローバルに事業を展開しています。主な関係会社には、福島国際(香港)有限公司、フクシマトレーディング株式会社、北京二商福島機電有限公司、フクシマガリレイシンガポール株式会社、台湾福島国際股份有限公司などがあり、アジア地域を中心に幅広いネットワークを構築しています。
これらの子会社を通じて、フクシマガリレイは、食品業界、医療業界、科学研究分野など、多岐にわたる顧客ニーズに応える製品とサービスを提供しています。特に、冷凍冷蔵技術に関する高い専門性と、それを支えるサービスメンテナンス体制が同社グループの強みとなっています。
経営方針
フクシマガリレイは、環境、安全、安心をテーマに、生活者の幸せに寄与することを企業理念として掲げています。同社は、お客様と協働し、食生活品質の向上を目指すことを最も重要と考えており、生活者、お客様、社員、株主や取引先に幸せを提供することに注力しています。
経営指標としては、連結売上高営業利益率10.0%を目標に掲げ、売上拡大とともに付加価値の高い製品の開発・販売やコスト力の強化を図っています。実際、当期の連結売上高営業利益率は10.9%となり、目標を上回る成果を達成しています。
中長期的な経営戦略では、ウクライナ情勢の長期化や円安の進行など不透明な環境下でも、社員の人間性や製品・サービス技術力の向上を通じてお客様との信頼関係を構築し、「食といのちの未来を拓く挑戦者」として社会に貢献することを目指しています。具体的には、冷凍冷蔵庫販売の多様化、医療・理化学製品の開発強化、冷凍冷蔵ショーケース販売の全国カバー率向上、大型食品加工機械の製品開発・提案強化、エンジニアリング事業の設計・施工力強化など、幅広い分野での取り組みを進めています。
また、サービス・工事事業では、人員増強やメンテナンス・施工体制の充実を図り、ビジネスモデルの転換やプレメンテナンス拡充などを通じて新しい付加価値を提供しています。海外事業では、販売力・工事施工力・メンテナンス力の強化を進め、食の安全・安心に貢献しています。
フクシマガリレイは、多様な人材が能力を発揮できる職場環境の整備や健康経営の実践、優秀な人材の確保・育成にも注力しており、「働き方改革」を推進しています。さらに、取引先との連携強化や環境先進企業としての取り組みも積極的に行っており、CO2排出削減に貢献しています。