平和JP:6412

時価総額
¥2137.9億
PER
1131.2倍
遊技機の開発、製造及び販売、ゴルフ場の運営及び運営受託、不動産賃貸管理業務等を手がける。

沿革

1960-09㈲コミック商会と平和物産㈱を統合し東和工業㈱を設立
東京出張所(現東京営業所)、大阪出張所(現大阪営業所)を開設
1964-03仙台出張所(現仙台営業所)を開設
北海道出張所(現北海道営業所)を開設
1964-04商号を平和工業㈱に変更
1965-03名古屋支社(現名古屋営業所)を開設
1968-03北関東支社(現高崎営業所)を開設
1971-03「着脱分離方式」による分離型パチンコ機の製造販売を開始
1973-09電動式役物の開発
1979-07九州支社(現福岡営業所)を開設
1984-03金沢営業所を開設
1984-06静岡営業所を開設
1985-01広島営業所、横浜営業所、水戸営業所(現茨城営業所)を開設
1986-04四国営業所、神戸営業所を開設
1988-01単位株制度の導入等のため、旧㈱中島ビルディング及び旧睦興業㈱と合併
1988-07商号を㈱平和に変更
1988-08(社)日本証券業協会に株式を店頭売買銘柄として登録
1991-01群馬県赤堀町(現伊勢崎市)に赤堀工場を新設
1991-03㈱アイキョー(同年同月㈱アムテックスに社名変更、現連結子会社)を取得
1991-12東京証券取引所市場第二部に上場
1995-08大阪市浪速区に大阪支社(現大阪営業所)ビルを新設
1996-01東京支社(現東京営業所)より埼玉営業所及び千葉営業所、大阪支社(現大阪営業所)より京都営業所、九州支社(現福岡営業所)より南九州営業所が独立
1996-07東京都台東区に東京本部ビル(現管理本部ビル)を新設
1997-06東京証券取引所市場第一部銘柄に指定
1997-09群馬県高崎市に北関東支社(現高崎営業所)ビルを新設
2002-04業界初の分離型パチスロ機を㈱オリンピア(現連結子会社)と共同開発
2004-11㈱オリンピア(現連結子会社)の株式を追加取得し、持分法適用関連会社化
2005-01群馬県伊勢崎市にパチスロ工場を新設
2005-03決算期変更(12月31日から3月31日)
2005-04自社開発・生産パチスロ機の販売を開始
2005-11群馬県伊勢崎市にパチンコ工場を新設
2007-07本店を東京都台東区に移転
2007-08株式交換により、㈱オリンピア(現連結子会社)を取得
2008-04東北支社(現仙台営業所)より青森営業所が独立
2009-12会社分割により、㈱オリンピア(現連結子会社)の一部事業を承継
2011-12公開買付けにより、PGMホールディングス㈱を取得
2014-07本店を平和本社ビル(東京都台東区)に移転
2015-08株式交換により、PGMホールディングス㈱を完全子会社化
2018-10PGMホールディングス㈱は、パシフィックゴルフマネージメント㈱(現連結子会社)を存続会社とする吸収合併により消滅
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

平和は、主に遊技機事業とゴルフ事業を展開している企業で、連結子会社10社、関連会社1社、および平和を関連会社とする会社1社で構成されています。遊技機事業では、平和自身が遊技機の開発、製造、販売を手掛けています。また、100%出資の子会社である株式会社オリンピア、株式会社アムテックス、株式会社オリンピアエステートも同様に遊技機の開発及び製造を行っており、株式会社オリンピアエステートは不動産賃貸管理業務も担っています。

ゴルフ事業においては、パシフィックゴルフマネージメント株式会社がゴルフ事業の経営管理、ゴルフ事業に係る子会社の株式保有、ゴルフ場の運営及び運営受託を行っています。また、PGMプロパティーズ株式会社はゴルフ場の保有を主な事業としています。これらの事業を通じて、平和グループはレジャー産業における多角的な事業活動を展開しています。

さらに、平和を関連会社とする株式会社石原ホールディングスは、39%の議決権を持ち、一般投資事業を主要事業としています。これにより、平和グループは遊技機とゴルフの二大柱に加え、投資事業を通じた事業の多様化を図っています。

経営方針

平和は、遊技機事業とゴルフ事業を中心に展開する総合レジャー企業です。同社は、これらの事業を通じて、収益基盤の強化と企業価値の向上を目指しています。遊技機事業では、プレーヤーのニーズに応える魅力的な商品の提供を通じて、市場での販売シェアの拡大と業績の向上に努めています。一方、ゴルフ事業では、質の高いサービス提供と顧客ロイヤルティーの向上を目指しています。

中期経営計画では、売上高営業利益率22%を目標に掲げ、高収益体質の実現を最重要課題としています。遊技機業界の厳しい状況の中、スマートパチンコやスマートパチスロの市場投入による活性化を図り、ゴルフ業界では、日本人選手の活躍や感染リスクの少ないレジャーとしての関心の高まりを背景に、需要の好調な推移を見込んでいます。

具体的な成長戦略として、遊技機事業では、若年層プレーヤーのニーズに応える機種開発、市場導入の迅速化、企業価値向上施策の実行、筋肉質な企業体質の確立を推進します。ゴルフ事業では、売上の拡大、業務改革の実行、良質なゴルフ場の継続的な取得、持続的な成長を支える組織・体制の構築に取り組んでいます。

平和は、これらの戦略を通じて、遊技機とゴルフの二大柱をさらに強化し、レジャー産業におけるリーダーとしての地位を確固たるものにしていく方針です。