不二精機 (6400) 株価

時価総額
¥25.4億
PER
7.8倍
プラスチック射出成形用精密金型及び成形システムの製造・販売を手がける有力企業。精密成形品の製造・販売も展開。連結子会社5社で構成。日本、中国、タイ、インドネシアに展開し、アジア地域での製造・販売体制を構築。

株価・出来高の推移

時価総額の推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
時価総額の推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PERの推移

プレミアム会員にご登録いただくと、
PERの推移にアクセスできます。

有料プランをチェック

PBRの推移

事業内容

不二精機は、プラスチック製品を作るための射出成形用精密金型と成形システムの製造・販売を主力事業とする製造業です。同社は連結子会社5社とともに、高精度な金型技術を活用してプラスチック部品の製造に必要な設備や製品を提供しています。国内外の幅広い製造業向けに事業を展開している企業です。

同社の事業展開は日本、中国、タイ、インドネシアの各拠点で行っており、グローバルな製造・販売体制を構築しています。各国の子会社を通じて現地のプラスチック製造業者や電子機器メーカー、自動車部品メーカーなどに製品を供給することで、安定した収益基盤を確保しています。海外展開により為替リスクもありますが、地域分散によってリスクを軽減している構造です。

同社の事業は大きく2つのセグメントに分かれており、「射出成形用精密金型及び成形システム事業」が主力となっています。もう一つの「精密成形品その他事業」では、金型技術を活用した精密なプラスチック部品そのものの製造・販売も手がけており、川上から川下まで一貫したサービスを提供できる体制を整えています。

経営方針

不二精機は、精密金型のコア技術を基盤として、中期的に連結営業利益率10%以上の達成を目標に掲げています。同社は「安心をお届けする不二精機グループ」というスローガンのもと、高付加価値製品の拡大と生産性改善を通じた収益向上を図っています。特に品質管理体制の徹底強化により、グループ一体となった顧客満足の追求を重要な成長戦略として位置づけています。

国内事業では、縮小が予想される日本市場において安定的な受注確保に向けた戦略的な取り組みを進めています。精密金型事業では松山工場をサービス拠点として、医療用品分野と食品容器分野の顧客開拓に重点的に取り組んでいます。一方、精密成形品事業では2023年に操業開始した鈴鹿工場と2019年に連結子会社化した秋元精機工業との連携を活用し、自動車部品分野を中心とした収益拡大を目指しています。

海外市場では、成長性の高いアジア地域での事業拡大を積極的に推進しています。同社は2013年に操業開始したインドネシア子会社に加え、従来のタイ・中国の製造子会社を活用して自動車部品分野の拡充を図っています。これらの拠点の稼働率向上により、精密成形品事業を中心とした収益拡大を計画しており、地域分散によるリスク軽減効果も期待されています。

技術革新への取り組みでは、電気自動車化の急速な進展に対応した戦略を展開しています。パワーユニットに左右されない精密部品の受注活動を計画的に進めるとともに、医療関連製品分野への技術集中と新技術提案による差別化を図っています。また、アジア市場での人件費上昇に対処するため、海外工場での生産工程の自動化・半自動化を推進し、全拠点での改善活動によるグループ全体の生産性向上に取り組んでいます。

AIチャット