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北越工業JP:6364
沿革
1938年5月 |
株式会社地蔵堂鋳物工業所を設立。 |
1939年1月 |
北越鋳物機械株式会社に商号変更。 |
1939年12月 |
北越工業株式会社に商号変更。 |
1940年10月 |
東京出張所を新設。 |
1944年5月 |
東京出張所を東京支社に改称。 |
1963年1月 |
大阪営業所を新設。 |
1964年6月 |
大阪営業所を大阪支店に改称。 |
1970年5月 |
現在地に大阪支店を移転。 |
1978年7月 |
東京支社を東京本社・東京支店に改称。 |
1980年2月 |
現在地に東京本社・東京支店を移転。 |
1980年3月 |
新潟本社(燕市下粟生津)に鋳造及び機械設備を新設。 |
1980年10月 |
新潟証券取引所に上場。 |
1990年7月 |
新潟本社(燕市下粟生津)に機械設備を増設。 |
1991年1月 |
オランダ国アムステルダム市に連結子会社、HOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.を |
設立。 |
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1993年4月 |
埼玉県八潮市に連結子会社、株式会社エーエスシーを設立。 |
1994年8月 |
新潟本社・工場が品質保証規格ISO9001の認証取得を受ける。 |
2000年3月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2000年3月 |
エアマン電子株式会社(現:イーエヌシステム株式会社)を連結子会社とする。 |
2001年3月 |
株式会社エーエスシー東北を連結子会社とする。 |
2001年4月 |
新潟県燕市に連結子会社、株式会社ファンドリーを設立。 |
2002年3月 |
小池産業株式会社を連結子会社とする。 |
2003年8月 |
東京本社機構を新潟本社(燕市下粟生津)に移転するとともに、新潟本社・工場を |
本社・工場に改称。 |
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2005年4月 |
本社・工場が品質保証規格ISO14001の認証取得を受ける。 |
2006年6月 |
現在地(燕市下粟生津)に本店を移転。 |
2009年7月 |
連結子会社、株式会社エーエスシー東北を連結子会社、株式会社エーエスシーに |
吸収合併。 |
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2011年3月 |
連結子会社、小池産業株式会社を清算結了。 |
2013年8月 |
本社・工場に塗装工場を建設。 |
2013年10月 |
マレーシア セランゴール州に子会社、HOKUETSU INDUSTRIES ASIA SDN.BHD. |
(現:AIRMAN ASIA SDN.BHD.)を設立。 |
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2014年3月 |
東京証券取引所市場第一部に上場。 |
2014年12月 |
米国 ジョージア州に子会社、AIRMAN USA CORPORATIONを設立。 |
2019年11月 |
大阪支店の社屋を建替えにより建設。 |
2019年12月 |
本社・工場敷地内に連結子会社、イーエヌシステム株式会社の燕工場を建設。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム |
市場に移行。 |
事業内容
北越工業とそのグループ企業(子会社6社および関連会社1社)は、建設機械・産業機械の製造及び販売を主軸に事業を展開しています。同社グループは、エンジンコンプレッサ、エンジン発電機、高所作業車などの建設機械事業と、モータコンプレッサや非常用発電機などの産業機械事業の2つの主要セグメントに分かれています。
建設機械事業では、北越工業をはじめ、子会社のイーエヌシステム株式会社、株式会社ファンドリー、AIRMAN USA CORPORATION、関連会社の上海復盛埃爾曼機電有限公司が製造・販売を手掛けています。また、子会社の株式会社エーエスシー、HOKUETSU INDUSTRIES EUROPE B.V.、AIRMAN ASIA SDN.BHD.が販売を担当しています。
一方、産業機械事業においては、北越工業と株式会社ファンドリーが製造・販売を行い、株式会社エーエスシーが販売を担っています。
これらの事業を通じて、北越工業グループは建設現場や産業分野で必要とされる機械の提供を行っており、幅広い製品ラインナップを通じて市場のニーズに応えています。
経営方針
北越工業は、そのグループ企業と共に、建設機械・産業機械の製造及び販売を主軸に事業を展開しています。同社は、2022年度から2024年度にかけての3年間を対象とした中期経営計画「中期ビジョン2024」を策定し、建設・産業機械のリーディングカンパニーを目指しています。この計画では、一段上の成長・拡大に向けた基盤固めに重点を置き、限られた経営資源を成長の一手に集中させることを基本方針としています。
具体的な成長戦略として、国内市場ではモータコンプレッサの拡販施策により国内シェア15%の達成を目指し、海外市場では北米の需要拡大に対応するための生産増強などにおける投資を実行します。また、安定収益基盤確保のため、国内市場におけるエンジンコンプレッサ、エンジン発電機、高所作業車の各事業において、国内シェアNo.1の維持や新商品開発、新規販路の開拓に注力します。
サステナビリティに関しては、脱炭素に向けた取り組みとして製品群の電動化、ハイブリッド化への対応や、持続可能な社会を見据えた代替燃料、次世代燃料への対応を進めています。これらの施策は、変化する市場環境に対応し、持続的な企業価値の向上を目指す北越工業の戦略の一環です。
経営上の目標達成状況の判断指標としては、売上高経常利益率と自己資本利益率(ROE)を用い、売上高経常利益率10.0%以上、ROE8.0%以上の維持確保を目指しています。これらの目標は、同社が中長期的な視点で持続的成長と収益性の向上を追求する上での重要な指標となっています。