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酉島製作所JP:6363
沿革
1919年8月 |
大阪市此花区酉島町にポンプ専門製作工場 酉島製作所を創設。 |
1928年4月 |
株式会社酉島製作所を設立。 |
1941年12月 |
現在地(大阪府高槻市宮田町)に本社及び工場全部を移転し、旧工場を閉鎖。 |
1949年5月 |
大阪証券取引所に株式上場。 |
1969年8月 |
サービス部門強化のため同部門を分離独立させ、酉島サービス株式会社(現 酉島エンジニアリング株式会社(現 連結子会社))を設立。 |
1980年9月 |
大阪証券取引所市場第一部上場。 |
1981年12月 |
東京証券取引所市場第一部上場。 |
1985年4月 |
インドネシアに代理店 株式会社グナ エレクトロと共同出資でポンプ及び部品製造の合弁会社PT.TORISHIMA GUNA INDONESIA(現 連結子会社)を設立。 |
1990年6月 |
佐賀県武雄市に小型ポンプの生産子会社 株式会社九州トリシマ(現 連結子会社)を設立。 |
1992年5月 |
インドネシアに鋳物工場の合弁会社 PT.GETEKA FOUNINDO(現 連結子会社)を設立。 |
1992年8月 |
佐賀県武雄市に九州工場完成。 |
1994年10月 |
香港に現地法人酉島ポンプ香港有限公司(現 連結子会社)を設立。 |
1999年5月 |
インドネシアにエンジニアリング業務及びアフタサービスを行う合弁会社 PT.TORISHIMA GUNA ENGINEERING(現 持分法関連会社)を設立。 |
2000年8月 |
株式会社風力エネルギー開発を設立。 |
2002年3月 |
株式会社立川シーエスセンターを設立。 |
2003年7月 |
株式会社玄海風力エネルギー開発を設立。 |
2003年12月 |
株式会社大星山風力エネルギー開発を設立。 |
2006年6月 |
執行役員制度を導入。 |
2007年11月 |
TORISHIMA EUROPE LTD.(現 連結子会社)を設立。 |
2009年3月 |
株式会社クリーンエネルギー五色(現 連結子会社)の株式を追加取得。 |
2009年4月 |
酉島エンジニアリング株式会社(現 連結子会社)の事業を当社が譲受。 |
2009年4月 |
株式会社風力エネルギー開発を存続会社として、株式会社玄海風力エネルギー開発と株式会社大星山風力エネルギー開発の計3社で合併。 |
2009年6月 |
酉島ポンプ(天津)有限公司(現 連結子会社)を設立。 |
2009年12月 |
TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS FZCO.(現 連結子会社)を設立。 |
2010年3月 |
TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS EUROPE LTD.(現 連結子会社)を設立。 |
2010年9月 |
イオスエンジニアリング アンド サービス株式会社(現 持分法関連会社)の株式を取得。 |
2011年1月 2011年5月 |
TORISHIMA PUMPS (INDIA) PRIVATE LTD.(現 連結子会社)を設立。 TORISHIMA EUROPE PROJECTS LTD. を設立。 |
2012年4月 |
TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS ASIA PRIVATE LTD.(現 連結子会社)を設立。 |
2012年6月 |
TORISHIMA (USA) CORPORATION(現 連結子会社)を設立。 |
2013年1月 |
TORISHIMA AUSTRALIA PTY LTD.(現 連結子会社)を設立。 |
2014年3月 |
株式会社風力エネルギー開発、株式会社立川シーエスセンター、株式会社牧之原風力エネルギー開発及び株式会社吉備風力エネルギー開発の合計4社を当社に合併。 |
2015年6月 2016年7月 2016年12月 2018年3月 2018年5月 2018年9月 2019年3月 2021年3月 |
監査等委員会設置会社へ移行。 TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS (SAUDI ARABIA) LTD.(現 連結子会社)をTSSが設立。 TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS THAILAND LTD.(現 連結子会社)を設立。 TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS MALAYSIA SDN.BHD.(現 連結子会社)をTSSAが設立。 TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS FORMOSA LTD.(現 連結子会社)を設立。 TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS OF MICHIGAN LLC.(現 連結子会社)を設立。 THK ENGINEERING SOLUTIONS LTD.(現 連結子会社)を設立。 現在地(大阪府高槻市宮田町)に新本社工場ビル完成。 |
2021年3月 |
CRYO PUMP REPAIRS LTD.(現 連結子会社)の株式をTSSEが取得。 |
2021年12月 2022年2月 |
AUSTRALIAN FLUID HANDLING PTY LTD.(現 連結子会社)の株式を取得。 TORISHIMA AUSTRALIA PTY LTD.(現 連結子会社)の株式を追加取得。 |
2022年4月 2022年5月 2022年8月 |
東京証券取引所の市場区分見直しにより、新市場区分のプライム市場上場。 TORISHIMA EUROPE PROJECTS LTD. を清算。 TORISHIMA SERVICE SOLUTIONS (SAUDI ARABIA) LTD.(現 連結子会社)の株式をTSSが追加取得。 |
事業内容
酉島製作所グループは、酉島製作所とその子会社27社(連結子会社22社を含む)および関連会社4社から構成されています。同社グループは、ポンプ事業と環境・新エネルギー事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。
ポンプ事業では、各種ポンプ、ポンププラント、メカニカルシール、その他ポンプ関連機器の製造・販売、据付工事・サービスを行っています。この事業は、国内では酉島製作所、㈱九州トリシマ、その他3社、海外では酉島ポンプ香港有限公司、PT.TORISHIMA GUNA INDONESIAなど複数の国と地域において展開されています。
環境・新エネルギー事業では、環境装置の製造・販売、各種廃棄物の再利用品等の企画・製造・販売を行っています。また、風力発電設備、小水力発電設備の販売及び据付工事・サービス、さらには電気の供給事業も手掛けています。このセグメントにおいては、酉島製作所、㈱クリーンエネルギー五色、イオスエンジニアリング アンド サービス㈱、㈱肥前風力エネルギー開発が活動を行っています。
これらの事業を通じて、酉島製作所グループは、エネルギー、環境、インフラストラクチャー分野で幅広い製品とサービスを提供し、持続可能な社会の実現に貢献しています。
経営方針
酉島製作所グループは、1919年の創業以来、社会貢献と事業成長を目指してきました。同社は、「金銭の赤字は出しても信用の赤字は出すな」という社是のもと、人々の生活と産業発展に不可欠なポンプの提供を通じて、広く社会に貢献しています。2021年5月には、2050年のカーボンニュートラル社会実現に向けた「2050長期ビジョンと2024中期経営計画-Beyond 110-」を発表しました。この計画では、HOP、STEP、JUMPの3段階に分けて、様々な取り組みを実施し、社会貢献と事業成長の両立を目指しています。
同社グループは、コロナ禍によるパラダイムシフトや地球温暖化、異常気象、水・食料不足、エネルギー転換など、現代社会が直面する課題に対応するため、「ポンプの力で、暮らしと命と未来をつなぎ、サステナブルな社会を実現する」というパーパスを掲げています。このパーパスを実現するために、脱炭素社会実現、安全・安心な社会構築、データ・AIの活用による新しいモノづくりとサービスの構築を含む6つのマテリアリティ(重要課題)に取り組んでいます。
具体的には、ポンプの高効率化によるエネルギー消費とCO2排出量の削減、液化アンモニアや液化水素を扱うポンプの開発、海水淡水化プラント向けポンプやかんがい向けポンプの提供、気候変動対策向けポンプでの減災・防災貢献、回転機械モニタリングシステム「TR-COM」の開発によるスマートメンテナンスの実現など、多岐にわたる取り組みを進めています。これらの取り組みを通じて、酉島製作所グループは、社員活力の最大化、ガバナンスの向上、品質の継続的向上といった基盤となる重要課題にも注力し、継続的に企業価値を高めていく方針です。