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日本ギア工業JP:6356
沿革
1923年1月 |
晴山自動車機械工場として発足 |
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1938年12月 |
株式会社に改組 晴山自動車工業株式会社を設立 東京都港区白金三光町 資本金 80万円 |
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1950年12月 |
東京都品川区東品川へ移転 |
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1954年12月 |
商号を現社名、日本ギア工業株式会社に変更 |
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1958年4月 |
商標を |
に制定 |
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1960年7月 |
蒲田工場を新設 減速機部門を強化 |
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1961年9月 |
大阪支店を開設 |
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10月 |
東京及び大阪証券取引所市場第二部に上場 |
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1963年6月 |
米国フィラデルフィア・ギア社と「リミトルク」バルブ・コントロールに関する技術援助契約締結 |
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1968年3月 |
資本金を6億円に増資 |
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6月 |
米国フィラデルフィア・ギア社とP.T.E.ミキサーに関する技術援助契約締結 |
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10月 |
神奈川県藤沢市桐原町に藤沢本社・工場完成 品川・蒲田・六郷の三工場を集約するため移転 |
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東京支店を開設 |
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1971年12月 |
福岡営業所を開設 |
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1972年5月 |
名古屋営業所、広島営業所を開設 |
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1973年4月 |
米国フィラデルフィア・ギア社と、ポンプドライブ及びハイスピード・ギアドライブに関する技術援助契約締結 |
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1976年6月 |
㈱ニチギ・エンジニアリングを設立 |
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米国フィラデルフィア・ギア社とシンクロドライブ及びギアパックに関する技術援助契約締結 |
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リミトルク、カナダ「CSA規格」(電気機器安全国家規格)を取得 |
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1979年8月 |
建設大臣より、一般建設業(電気工事業及び機械器具設置工事業)の許可を受ける |
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12月 |
ニチギ整備㈱を設立 |
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1980年5月 |
リミトルク、米国規格IEEE382の原子力関連検証試験に合格 |
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8月 |
リミトルク、「CENELEC」(欧州電気機械統一規格)の防爆規格に合格 |
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1985年4月 |
RCエンコーダの生産販売を開始 |
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1988年1月 |
MAC(リミトルク診断業務)のサービスを開始 |
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8月 |
ストリングスクリューの生産販売を開始 |
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1990年3月 |
第三者割当増資を実施 払込資本金13億8,880万円となる |
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1991年1月 |
高精度歯車研削工場増設 |
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9月 |
ベルギーハンセン・インターナショナル社のハンセン減速機の組立・販売を開始 |
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1994年9月 |
英国オーガストシステムズ社とCS300コントロールシステムに関する販売代理店契約締結 |
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1995年3月 |
品質保証の国際規格ISO9001の認証を取得 |
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1996年3月 |
ニチギ整備㈱が㈱エム・オー・ブイ・サービス(資本金750万円)を吸収合併 |
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7月 |
ニチギ整備㈱ 商号を㈱ギアシステムズに変更 |
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2000年8月 |
東京支店を閉店し、横浜支店を開設 |
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2001年12月 |
MOVDAS(電動弁運転中診断装置)の販売を開始 |
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2002年4月 |
㈱ニチギ・エンジニアリング及び㈱ギアシステムズを吸収合併 |
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2005年2月 |
米国原子力発電所にトルクセンサー納入 |
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2007年2月 |
環境ISO14001の認証を取得 |
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8月 |
リミトルク、国際規格整合の水素防爆検定を取得 |
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2010年1月 |
電動アクチュエータの生産累計台数30万台を達成 |
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2月 |
ハイスピードジャッキの生産販売を開始 |
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2013年3月 |
電子式アクチュエータの生産販売を開始 |
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2018年4月 |
商標を |
へ変更 |
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2019年6月 2020年12月 |
東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 横浜支店を閉店し、東京本社を開設 |
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2021年7月 |
本店所在地を東京都港区西新橋に移転 |
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2022年4月 |
東京証券取引所の再編に伴い、スタンダード市場に移行 |
事業内容
日本ギア工業は、主に二つの事業セグメントを展開しています。第一のセグメントは「歯車及び歯車装置事業」で、これにはバルブ・アクチュエータ、ジャッキ、ミキサー、その他の増減速機、自動車用歯車、建設機械用歯車、鉄道・船舶用歯車、その他各種歯車の製造と販売が含まれます。これらの製品は、産業機械や自動車、建設機械、鉄道・船舶など、幅広い分野で使用されています。
第二のセグメントは「工事事業」で、こちらはバルブ・アクチュエータ、ジャッキ、ミキサー、その他の増減速機に関連するメンテナンスサービスや、これらの設備の設置工事を手掛けています。同社はこれらの製品やサービスを通じて、顧客のニーズに応えるための技術的なサポートも提供しています。
日本ギア工業は、これらの事業を通じて、産業界全体に対して重要な役割を果たしており、製品の品質とアフターサービスにおいて高い評価を受けています。同社の製品は、その耐久性と信頼性から、多くの産業分野で広く採用されています。
経営方針
日本ギア工業は、その企業理念「人と暮らしをつなぐ歯車となり、豊かな未来を創造する」を軸に、歯車装置メーカーとしての固有技術の高度化と技術革新に挑戦し、社会への貢献を目指しています。同社は、中長期的な安定した配当を可能とするため、経常利益と当期純利益の確保に注力しており、これらを重要な経営指標としています。
2022年度からの3年間の中期経営計画では、「他社との競争に打ち勝ち、着実な成長をする企業を目指す」という基本方針のもと、品質、コスト、納期、アフターサービスの競争力を強化し、収益の拡大を図っています。また、社会的責任を重視した内部統制の構築と運用、コンプライアンスの徹底による企業ガバナンスの強化にも取り組んでいます。
具体的な事業上の課題としては、バルブ・アクチュエータの新製品開発、電子式アクチュエータの販売強化、海外市場への販売推進、コストダウン及び機能特化型ジャッキの投入検討、大型高精度歯車顧客の開拓、発電所の元請からの受注拡大などが挙げられます。これらの取り組みを通じて、日本ギア工業は、歯車及び歯車装置事業、工事事業の両セグメントにおいて、幅広い産業分野でのニーズに応え、技術的サポートを提供し続けることで、産業界全体に対して重要な役割を果たしています。同社の製品は、その耐久性と信頼性から多くの産業分野で広く採用されており、品質とアフターサービスにおいて高い評価を受けています。