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プラコーJP:6347
沿革
1955年7月 |
東京都中央区において、プラスチックス貿易株式会社を創立。 |
1958年2月 |
東京都北区において、関口機械工業株式会社を創立。 |
1960年8月 |
東京都中央区において、プラスチックス貿易株式会社及び関口機械工業株式会社が合併の前提として両社の共同出資により、プラスチックス工業株式会社を創立。 |
1961年8月 |
埼玉県川口市に新工場を建設、押出機及びブロー成形機を本格的に生産開始。 |
1962年1月 |
プラスチックス貿易株式会社及び関口機械工業株式会社を吸収合併。 |
1967年10月 |
東京都港区に本店移転。 |
1970年5月 |
埼玉県岩槻市(現・埼玉県さいたま市岩槻区)に浦和工場を新設。 |
1972年1月 |
商号を株式会社プラコーと改称。 |
1972年11月 |
埼玉県川口市に本店を移転。 |
1973年2月 |
日本証券業協会東京地区協会に店頭売買銘柄として登録。 |
1973年11月 |
株式額面変更の為江東機工株式会社と合併。 |
1987年7月 |
静岡県掛川市に工場用地を取得。 |
1988年7月 |
埼玉県岩槻市(現・埼玉県さいたま市岩槻区)に本店を移転。 |
1991年5月 |
静岡県掛川市に掛川工場を新設。 |
2001年3月 |
埼玉県の彩の国指定工場に指定。 |
2004年12月 |
株式会社ジャスダック証券取引所へ上場。 |
2006年4月 |
連結子会社であったプラコーエンジニアリング株式会社及び株式会社プラコーテクノサービスの2社を吸収合併。 |
2010年4月 |
ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所(JASDAQ市場)に株式を上場。 |
2010年10月 |
大阪証券取引所ヘラクレス市場、同取引所JASDAQ市場及び同取引所NEO市場の各市場の統合に伴い、大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
2010年10月 |
電動ブロー成形機の開発・製造及び販売の事業の取り組みにおいて埼玉県の「経営革新計画」の承認を受ける。 |
2012年6月 |
会社創立50周年記念式典を開催。 |
2013年7月 |
東京証券取引所と大阪証券取引所の現物市場の統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。 |
2017年8月 |
資本金の額を509百万円に減資。 |
2018年6月 |
剰余金の配当(復配)を実施。 |
2020年1月 |
掛川工場を売却。 |
2021年5月 |
第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ149百万円増加。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所JASDAQ市場からスタンダード市場へ移行。 |
2022年11月 |
第三者割当増資により資本金及び資本準備金がそれぞれ49百万円増加。 |
事業内容
プラコーは、プラスチック成形機事業を中心に展開している企業で、その事業セグメントは主に4つに分かれています。まず、インフレーション成形機事業では、医療や食品包装用のフィルム製品を成形するための機械を製造、販売しています。次に、ブロー成形機事業では、自動車部品や工業用部品、日用雑貨品などの中空製品を成形するための機械を手掛けています。
さらに、リサイクル装置事業では、環境保護の一環として、破砕機や再生機、再製品成型などのリサイクル装置を製造、販売しており、この分野では自社技術と海外メーカーとの技術提携を活かしています。最後に、メンテナンス事業では、機械のメンテナンスサービスや部品の販売を行っており、顧客の機械が最適な状態で稼働し続けられるよう支援しています。
これらの事業を通じて、プラコーはプラスチック成形機業界において、製品の製造からアフターサービスまで幅広いニーズに応える総合的なサービスを提供しています。プラコーの事業は、製品の生産効率向上や環境保護といった現代社会の要求に応えるものであり、その技術力とサービスは多くの産業分野で高く評価されています。
経営方針
プラコーは、プラスチック成形機業界において、インフレーションフィルム成形機、ブロー成形機、リサイクル装置の製造販売を中心に事業を展開しています。同社は、市場の成熟化や原油価格の高騰、世界経済の混乱などの不透明な状況に直面しながらも、成長戦略を推進しています。
インフレーションフィルム成形機事業では、生分解フィルムなど新たな用途に対応する製品開発と特許取得に注力しています。また、マイクロプラスチックや廃プラスチック問題への対応として、生分解性樹脂やバイオプラスチックを用いた製品の製造を強化しています。
ブロー成形機事業では、自動車産業の技術革新に対応するため、電気自動車や燃料電池車向けの高機能かつ高効率化製品の開発に力を入れています。この分野では、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)との連携も進めています。
リサイクル事業部を中心に、プラスチック資源の循環に取り組む戦略も重要な柱です。プラスチックリサイクル機器の製造販売や廃プラスチックのリサイクル活用を通じて、環境省が主導するプラスチックリサイクルに沿った事業展開を行っています。さらに、関連企業のM&Aを推進し、安定した事業運営体制の構築を目指しています。
これらの取り組みを通じて、プラコーは技術革新と環境保護の両面で社会的ニーズに応える製品とサービスの提供を目指しています。同社の成長戦略は、製品の生産効率向上や環境問題への対応といった現代社会の要請に対応することで、持続可能な成長を追求しています。