石井表記 (6336) 株価

時価総額
¥103億
PER
10.6倍
プリント基板製造装置の有力企業。研磨機・ジェットスクラブ機・超音波洗浄機などの電子機器部品製造装置を主力に、メンブレンスイッチパネルやプリント基板などの電子部品も展開。日本・中国・米国で事業を展開。

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事業内容

株式会社石井表記は、電子機器の製造に欠かせない装置や部品の開発・製造を手がける企業です。同社は主力事業として、プリント基板製造装置とディスプレイ・電子部品の製造を展開しており、電子機器メーカーの生産工程を支える重要な役割を担っています。連結子会社6社とともに、国内外で幅広い事業活動を行っています。

同社の顧客基盤は電子機器メーカーが中心となっており、特にプリント基板の製造工程で使用される各種装置や、電子機器に組み込まれる部品類を提供しています。中国や米国にも子会社を展開することで、グローバルな顧客ニーズに対応した収益構造を構築しています。

同社の事業は3つのセグメントに分かれています。電子機器部品製造装置部門では、プリント基板製造に必要な研磨機や洗浄機、メッキラインなどの産業用装置を製造しています。ディスプレイ及び電子部品部門では、メンブレンスイッチパネルやプリント基板、車載部品向け印刷など多様な電子部品を手がけており、その他部門として関連事業も展開しています。

経営方針

石井表記は、技術革新を経営の中核に据えた成長戦略を推進しています。同社は売上高経常利益率を重要な経営指標として掲げ、コア技術の深掘りと横展開による新製品開発を通じて、安定的な収益確保と永続的成長を目指しています。経営理念として「独創的な製品作りに情熱を持って挑戦し、会社と社員の永遠の幸福を目指す」を掲げ、世界一の技術集団として永遠の成長を追求する方針を明確にしています。

同社の重点投資分野は、プリント基板製造装置とディスプレイ関連技術の二本柱となっています。特にAI関連向けパッケージ基板の設備投資増加を捉えた高機能材料向けメッキ設備の展開や、塗布技術に優れた大型液晶パネル向けインクジェットコーターの開発に注力しています。また、自動車業界向けには印刷技術を活用した加飾部品など意匠性の高い車載部品の提案を強化し、市場シェア拡大を図っています。

新市場開拓では、液晶関連事業の依存度低減を重要課題として位置づけ、中国以外の海外市場へのアプローチを積極的に進めています。同社が持つインクジェット塗布技術は環境負荷低減の観点から様々な分野で注目されており、液晶関連以外の市場展開を通じて事業の多様化を推進しています。フィリピンや中国の子会社では新規顧客開拓や既存顧客の新規量産品獲得に取り組み、グローバル展開を加速させています。

技術革新への取り組みでは、成長見込みの高い分野への開発力強化を最優先課題としています。顧客に高い生産性の装置を提供するオンデマンド製品供給体制の構築や、業務効率改善による在庫削減、歩留り向上による短納期・低コスト化の実現に挑戦しています。同社は2025年6月に企業価値向上に向けた取り組みをアップデートし、収益性向上、IR活動拡充、株主還元推進の三つの柱で資本効率の改善を図る方針を示しています。

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