- 日本企業
- 明治機械
明治機械JP:6334
沿革
1899年 |
山越秀太郎個人経営の山越工場を東京市本芝3丁目8番地に創立。 |
1905年 |
我国最初の国産ロール式製粉プラントを製作納入。 |
1925年8月 |
㈱山越工場と改組。 |
1937年3月 |
本社(山越工場)を東京都蒲田区東六郷3丁目7番地に移転。 |
1938年11月 |
明治製糖㈱の資本と経営の参加をうる。 |
1943年5月 |
社名を山越機械㈱と改称、足利工場操業開始(両野工業より譲受)。 |
1945年5月 |
本社を東京都中央区京橋2丁目8番地明治製菓ビルに移転。 |
1948年3月 |
社名を明治機械㈱と改称。 |
1949年5月 |
東京証券取引所再開に際し株式を上場。 |
1960年3月 |
本社を東京都中央区京橋2丁目6番地京ビルに移転、直系会社㈱明治鉄工所を設立。 |
1970年5月 |
蒲田工場を廃止し、神奈川県に厚木工場開設。 |
1984年12月 |
子会社㈱メイキ設立。 |
1986年7月 |
厚木工場閉鎖。 |
1986年10月 |
子会社㈱メイテツ設立。 |
1986年11月 |
子会社㈱明治鉄工所解散。 |
1994年3月 |
子会社㈱メイテツを㈱明治企画へ商号変更。 |
1994年6月 |
株式取得により、シンヨー㈱を子会社とする。 |
1994年6月 |
本社を東京都千代田区神田多町2丁目1番地1神田進興ビルに移転。 |
1995年6月 |
子会社㈱カムズ設立。 |
1995年9月 |
子会社明治トレーディング㈱設立。 |
1996年1月 |
株式取得により、㈱テクノ河原を子会社とする。 |
1996年9月 |
本社を東京都千代田区神田多町2丁目2番地22千代田ビルに移転。(自社ビル) |
1996年9月 |
株式売却により、㈱カムズは子会社でなくなる。 |
1997年3月 |
株式取得により、㈱アルファジャパンを子会社とする。 |
1999年2月 |
株式売却により、㈱アルファジャパンは子会社でなくなる。 |
1999年3月 |
株式売却により、㈱メイキは子会社でなくなる。 |
2000年4月 |
株式取得により、内外マシーナリー㈱を子会社とする。 |
2001年3月 |
株式売却により、㈱テクノ河原は子会社でなくなる。 |
2004年7月 |
株式取得により、ラップマスターエスエフティ㈱を子会社とする。 |
2004年10月 |
聖翔㈱は、子会社シンヨー・サンワテクノス㈱の会社分割により新設。 |
2005年2月 |
子会社シンヨー・サンワテクノス㈱は、聖翔㈱の全株式を売却し、聖翔㈱は同社の子会社でなくなる。 |
2005年3月 |
中国現地法人子会社明治機械(徳州)有限公司設立。 |
2005年9月 |
子会社明治トレーディング㈱清算。 |
2006年1月 |
子会社シンヨー・サンワテクノス㈱は、シンヨー㈱へ商号変更。 |
2008年3月 |
株式取得により、㈱東京製粉機製作所を子会社とする。 |
2008年3月 2009年6月 2010年3月 2010年11月 2011年3月 2011年12月 2013年3月 2013年8月 2013年10月 2014年3月 2014年8月 2016年10月 2017年9月 2019年10月 2019年11月 2020年10月 2021年1月 2021年11月 2022年2月 2022年3月 〃 2022年4月 2022年5月 |
子会社ラップマスターエスエフティ㈱は、台湾に子会社台湾拉普麦斯特科技股份有限公司設立。 子会社㈱明治企画は休眠会社となる。 子会社内外マシーナリー㈱を吸収合併。 株式売却により、子会社シンヨー㈱は関連会社となる。 子会社ラップマスターエスエフティ㈱の半導体製造装置関連事業を事業譲渡。 株式売却により、シンヨー㈱は関連会社でなくなる。 明治ホールディングス㈱が保有する当社株式売却により、当社との資本と経営の提携が解消。 子会社㈱明治企画清算。 子会社ラップマスターエスエフティ㈱が、破産手続の開始決定がなされ子会社でなくなる。 TCSホールディングス㈱と資本業務提携契約を締結。 子会社㈱東京製粉機製作所を吸収合併。 越谷工場を足利工場へ統合し、越谷工場閉鎖。 株式取得により、㈱柳原製粉機を子会社とする。 沖縄営業所を開設。 札幌営業所を開設。 柳原事業所を開設。 東京事業所を開設。 札幌営業所を閉鎖。 Abalance㈱と資本業務提携契約を締結。 TCSホールディングス㈱との資本業務提携契約を解消。 資本金の額を1億円に減資。 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行 東京事業所を閉鎖、本社へ移転。 |
事業内容
明治機械は、産業機械関連事業と不動産関連事業を主軸に展開している企業です。産業機械関連事業では、プラント事業、産業機械メーカー事業、環境資材、バルクハンドリング、海外事業を手掛けています。具体的には、製粉工場や飼料工場の新設・増設・改修工事の請負、製粉製造設備や配合飼料製造設備、各種産業機械の製造販売、保守メンテナンスサービスを提供しています。また、環境資材(GAINA、光触媒)の施工・販売、バイオマス発電等のバルクハンドリングエンジニアリング設計・施工、海外でのプラント工場建設やロール製造・販売も行っています。
不動産関連事業では、ビルの賃貸などを行っており、多角的な事業展開をしています。同社は、これらの事業を通じて、産業機械分野での技術力と不動産分野での安定した収益基盤を構築しています。
明治機械(徳州)有限公司と株式会社柳原製粉機は、それぞれ製粉用ロールの製造販売、製粉機械等の製造販売を国内外で行っており、明治機械グループの一員として事業を支えています。これらの事業活動を通じて、明治機械は産業機械分野での幅広いニーズに応え、グローバルな事業展開を進めています。
経営方針
明治機械は、産業機械と不動産を軸に多角的な事業展開を行っている企業です。同社は、食品・飲料メーカーを主要顧客とし、製粉工場や飼料工場の新設・改修工事、製粉製造設備や配合飼料製造設備の製造販売、保守メンテナンスサービスを提供しています。また、環境資材の施工・販売やバイオマス発電のエンジニアリング設計・施工、海外でのプラント工場建設なども手掛けています。
同社の成長戦略は、顧客の課題解決に向けた提案営業力の強化、製造ラインの生産性・効率性の向上、多様化する顧客ニーズに応える商品開発力・研究開発力の向上、人材確保・育成、業務の改革・改善に焦点を当てています。2030年に向けて、日本の「食」「農」を支える企業として、伝統を守りつつ変革に挑む姿勢を示しています。
具体的な施策としては、競争優位の確立、Abalanceグループとの連携による差別化、製造・工事工程の効率化によるコスト競争力の強化、新製品・新分野への研究開発力強化、グローバル戦略におけるパートナー企業との連携強化、財務体質の強化、企業風土や人事制度の改革、技術・ノウハウの伝承、SDGs、ESGへの取り組みなどが挙げられます。これらの戦略・施策を通じて、明治機械は中長期的な企業価値の向上を目指しています。