東洋エンジニアリングJP:6330

時価総額
¥1030.7億
PER
31.3倍
EPC事業を中心に、石油、ガス、化学、水、発電、医薬、バイオ、環境、資源開発、AIなど多岐にわたるプラントの設計・建設を手がける総合エンジニアリングビジネス。

事業内容

東洋エンジニアリングは、EPC(設計・調達・建設)事業を中心に展開している企業です。この事業は、石油、ガス、石油化学、一般化学、水、発電、高度生産システム、医薬、ファインケミカル、バイオ、環境、資源開発、人工知能など、多岐にわたる産業分野のプラントに関わるものです。

具体的には、プラントの研究・開発協力、企画、設計、機器調達、建設、試運転、技術指導などを行っています。東洋エンジニアリングとそのグループ会社は、グローバルな体制で顧客の多様なニーズに応える総合エンジニアリングビジネスを展開しています。

同社は、EPC事業およびその付帯事業を単一の事業セグメントとして運営しています。これにより、各産業分野における専門的な技術とノウハウを活かし、効率的かつ柔軟にプロジェクトを進めることが可能です。

経営方針

東洋エンジニアリングは、変化する事業環境に対応し、グローバルな一体感を高めるために、Mission、Vision、Values(MVV)を制定しています。これにより、全従業員が共通の使命感と価値観を持ち、持続可能な地球社会の実現に貢献することを目指しています。

同社の成長戦略は、「EPC強靭化」と「新技術・事業開拓」を軸にしています。EPC強靭化では、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活用し、プロジェクトの効率化とリスク管理を強化しています。また、新技術の開発を通じて、環境負荷の低減に貢献しています。

中期経営計画では、2025年度を最終年度とし、KGIの達成を目指しています。特に、技術革新の継続、人財育成、事業ポートフォリオの転換を重点課題とし、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを強化しています。

東洋エンジニアリングは、カーボンニュートラル事業やFPSO事業など、成長が期待される分野でのプロジェクトを推進しています。これにより、安定的な収益基盤の構築と持続的な成長を実現し、企業価値の向上を図っています。