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フロイント産業JP:6312
事業内容
フロイント産業は、機械装置と化成品の製造販売を主な事業としています。同社はフロイント産業株式会社を中心に、4つの子会社(うち3つは連結子会社)と1つの持分法適用関連会社で構成されています。事業セグメントは機械部門と化成品部門に分かれています。
機械部門では、粉粒体機械装置や粉粒体機械のプラント工事、搬送・プロセス装置、計器・部品の製造・販売を行っています。また、合成樹脂の微粉砕受託も手がけています。この部門にはフロイント産業株式会社、Freund Inc.、フロイント・ターボ株式会社、Parle Freund Machinery Pvt.Ltd.、Freund S.r.l.が関与しています。
化成品部門では、医薬品添加剤や栄養補助食品、食品品質保持剤の製造・販売を行っています。また、製薬・食品・化学等の開発研究や処方検討の受託も行っています。この部門にはフロイント産業株式会社とFreund-Chineway Pharmaceutical Technology Center Co.,Ltd.が関与しています。
経営方針
フロイント産業は、独自の成長戦略を掲げ、持続的な成長と経営基盤の強化を目指しています。同社は、医薬品用製剤の製造工程で使用される機械装置と添加剤を主力製品とし、造粒・コーティング技術をキーテクノロジーとしています。この技術を活かし、独創的な製品開発に注力しています。
同社の中期経営計画では、基盤事業の強化と拡大、新製品・新事業の開発、経営基盤の強化を基本方針としています。これにより、2027年までに連結売上高250億円、連結営業利益16億円を目指しています。これらの目標達成に向け、グローバル展開を積極的に推進し、各国での拠点活動を強化しています。
フロイント産業は、グローバル市場での「FREUND」ブランドのプレゼンス向上を目指し、グループ間の連携を強化しています。これにより、各事業の持続的な成長を図り、企業価値の向上に努めています。また、効率性と生産性の向上を図り、新たな製品や事業領域への投資を積極的に行っています。