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オカダアイヨンJP:6294
沿革
1960-09 | 大阪市東区においてオカダ鑿岩機(サクガンキ)株式会社を設立、空圧鑿岩機をはじめとする建設機械の販売修理及び組立業を開始 |
1962-04 | 岐阜県大垣市に大垣支店を開設 |
1968-07 | 東京都北区に東京支店を開設 |
1969-03 | 大阪市城東区に鴫野工場を設置 |
1972-03 | 仙台市に仙台営業所を開設 |
1973-02 | 大阪府東大阪市に東大阪工場を設置し、鴫野工場を移設 |
1977-04 | 油圧ブレーカーの販売を開始 |
1978-03 | 名古屋市西区に名古屋営業所を開設 |
1980-05 | 東京都板橋区に東京支店(現 東京本店)を移転 |
1980-09 | 岩手県盛岡市に盛岡営業所を開設 |
1983-03 | 石川県金沢市に金沢営業所を開設 |
1983-09 | オカダアイヨン株式会社に社名変更 |
1986-03 | 福岡市博多区に九州営業所を開設 |
1986-09 | 岩手県紫波郡都南村に盛岡営業所を移転 |
1986-11 | 岐阜県大垣市に中部営業所を開設し、大垣営業所と名古屋営業所を統合 |
1987-02 | 本社と東大阪工場を統合し、大阪市港区に新設移転 |
1987-04 | 油圧ブレーカー全機種を「OUBシリーズ」にモデルチェンジ開始 |
1987-10 | 油圧式高速圧砕機の新製品「コワリクン」の製造及び販売を開始 |
1988-04 | 福岡県大野城市に九州営業所を移転 |
1989-04 | 札幌市西区に札幌出張所を開設 |
1990-04 | 金沢営業所を北陸営業所と改称 |
1990-07 | 広島市安佐南区に広島出張所を開設 |
1992-04 | 札幌出張所を営業所に昇格 |
1992-08 | 大阪証券取引所市場第二部に上場 |
1993-04 | 大阪本店海外事業課を分離、「海外事業所」として独立 広島出張所を営業所に昇格 |
1996-04 | 横浜市都筑区に横浜営業所を開設 |
1996-09 | 関連会社BOA,INC.を設立 |
1997-04 | 愛媛県松山市に四国営業所を開設 |
1999-05 | 関連会社エー・エム・シー株式会社設立 |
2002-02 | 子会社株式会社アイヨンテック設立 |
2002-12 | 関連会社BOA,INC.の株式を追加取得し子会社化(現 Okada America,Inc.) |
2003-07 | 関連会社エー・エム・シー株式会社の株式を追加取得し子会社化 |
2003-10 | 子会社エー・エム・シー株式会社を吸収合併 |
2005-10 | 埼玉県朝霞市に子会社株式会社アイヨンテックを新設移転 |
2007-10 | 福岡県大野城市に九州営業所を新設移転 |
2008-01 | 岩手県紫波郡矢巾町に盛岡営業所を新設移転 |
2009-03 | 東京都板橋区の東京本店を新社屋に建替 |
2011-04 | 横浜市都筑区の横浜営業所を東京本店と統合 |
2012-09 | 宮城県仙台市の仙台営業所を新社屋へ建替 |
2013-07 | 東京証券取引所と大阪証券取引所との現物市場の統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場 |
2013-11 | 本社部品センター・関西支店を新築 |
2015-04 | 横浜市都筑区に横浜営業所を開設 |
2015-08 | 東京都千代田区に東京オフィス開設 |
2016-01 | Okada America,Inc. テキサス支店開設 |
2016-02 | 子会社株式会社アイヨンテック新工場完成 |
2016-03 | 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2016-10 | 石川県金沢市に北陸営業所を新設移転 |
2017-08 | オランダ・ロッテルダムに欧州駐在員事務所設立 |
2017-10 | 株式会社南星機械、株式会社南星ウインテック、暁機工株式会社の株式を取得し子会社化 |
2019-04 | 株式会社南星機械、株式会社南星ウインテックおよび暁機工株式会社が、株式会社南星機械を存続会社、株式会社南星ウインテックおよび暁機工株式会社を消滅会社とする吸収合併 |
2019-06 | タイ駐在員事務所を開設 |
2019-11 | 愛媛県伊予郡に四国営業所を新設移転 |
2020-01 | 欧州駐在員事務所を現地法人化(現 Okada Europe B.V.) |
2020-10 | 神奈川県平塚市に湘南営業所を新設移転(旧横浜営業所) |
2021-05 | 関連会社Okada Aiyon (Thailand) Co.,Ltd.を設立 |
2021-10 | 広島市西区に広島営業所を新設移転 |
2022-01 | 中部営業所を新設建替 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 仙台市宮城野区に仙台営業所を新設移転 |
2022-12 | Okada Midwest,Inc.を設立し、Thoesen Tractor&Equipment Co.,Inc.、Chicago Machinery Co.およびThoesen Tractor of Indiana,Inc.より事業譲受 |
2023-06 | Okada America, Inc. 本社をオレゴン州キャンビーへ新設移転 札幌営業所を札幌市白石区に新設移転 |
2024-04 | 株式会社南星機械の営業部門をオカダアイヨン株式会社へ統合 熊本県菊池市に熊本営業所を開設 九州営業所を福岡営業所へ改称 |
事業内容
オカダアイヨン株式会社とそのグループ企業は、建設機械のアタッチメント、環境関連機器、林業機械、金属リサイクル機械の製造および販売を主な事業としています。同社グループは、オカダアイヨン株式会社を中心に、子会社7社と関連会社1社で構成されています。
国内においては、オカダアイヨンが圧砕機や油圧ブレーカなどの建機アタッチメント、廃木材処理機などの環境関連機器の製造と販売を行っています。また、子会社の株式会社南星機械は、林業・金属リサイクル機械、ケーブルクレーン、その部品・機材および付属品の製造と販売を手掛けています。さらに、株式会社アイヨンテックは圧砕機の製造を行っています。
海外では、オカダアイヨンとその子会社であるOkada America, Inc.、Okada Europe B.V.、Okada International Co., Ltd.、そして新たに設立されたOkada Midwest, Inc.が、破砕機をディーラーや海外ユーザーに販売しています。
これらの事業活動は、建設、環境保全、林業、リサイクルといった多岐にわたる分野でのニーズに応えるものであり、オカダアイヨングループはこれらのセグメントを通じて、国内外の市場で事業を展開しています。
経営方針
オカダアイヨンは、中長期経営計画「VISION 30」を軸に、国内外での事業拡大を目指しています。この計画では、毎年、実績と事業環境の変化を踏まえた3ヵ年の中期経営計画の見直しを行い、増産と原価低減に向けた生産体制強化に重点を置いています。また、米国でのM&Aや国内外各拠点の体制整備を通じて、事業の拡大を図っています。
国内市場では、都市インフラの老朽化や都市再開発、災害復興工事などにより、建機・林業機械の需要が底堅く推移すると見込まれています。特に、解体市場や林業市場においては、オカダアイヨンが有利な状況にあると考えられています。海外市場においては、インフラ投資の拡大に伴い、特に米国、欧州、アジアでの市場開拓に注力しています。これらの市場では、オカダアイヨンの主力商材である油圧ブレーカや圧砕機の需要が見込まれており、ブランド確立とシェア獲得に向けた取り組みが進められています。
オカダアイヨンは、人材戦略、マーケット戦略、経営基盤強化の3つの戦略を計画しています。人材戦略では、社員の働き方改革やダイバーシティの実現に注力し、マーケット戦略では、国内外での需要拡大に対応するための積極的な投資を行っています。経営基盤強化では、持続的成長を支えるガバナンス体制の構築やシステムインフラの整備に取り組んでいます。
これらの戦略により、オカダアイヨンは「VISION 30」の業績評価指標(KPI)である「トリプル3」と「トリプル10」の達成を目指しています。これには、売上高300億円以上、営業利益30億円以上、時価総額300億円以上、売上高伸び率10%以上、売上高営業利益率10%以上、ROE10%以上を含みます。オカダアイヨンは、これらの目標を達成するために、国内外での市場開拓や新規事業の推進、経営基盤の強化に取り組んでいます。