ゲームカード・ジョイコホールディングスJP:6249

時価総額
¥324.3億
PER
3.9倍
パチンコプリペイドカードシステム関連事業を展開、主に第三者発行型プリペイドカードシステム、機器(カードユニット、券売入金機、精算機)、カード、システム使用料、工事・保守サービスを提供。

沿革

2010年12月

日本ゲームカード株式会社及び株式会社ジョイコシステムズは、両社の株主総会による承認を前提として、当社を設立することを合意する共同株式移転契約を締結した。

2011年1月

日本ゲームカード株式会社及び株式会社ジョイコシステムズの臨時株主総会において当社設立が承認可決された。

2011年4月

当社設立。

大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場。

2013年7月

大阪証券取引所の現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に株式を上場。

2016年12月

本社を東京都台東区に移転。

2021年4月

日本ゲームカード株式会社を吸収合併存続子会社、株式会社ジョイコシステムズを吸収合併消滅子会社とする連結子会社間の吸収合併を行った。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、JASDAQ(スタンダード)からスタンダード市場へ移行。

事業内容

ゲームカード・ジョイコホールディングスとその連結子会社、特に日本ゲームカード株式会社は、パチンコプリペイドカードシステム関連事業を展開しています。同社の事業は、プリペイドカードシステムの提供に大別され、その中でも第三者発行型システムが主力事業となっています。このシステムは、販売者と購入者間の決済をカード発行会社が担うもので、自家発行型システムも一部取り扱っています。

事業内容は、機器、カード、システム使用料、工事・保守の4品目に分類されます。機器には、ICカード対応のカードユニット、券売入金機、精算機などがあり、これらは代理店経由で販売されています。カード部門では、ICカード及びICコインが提供され、これらはリサイクル可能で、加盟店からは情報管理料が徴収されます。システム使用料は、プリペイドカードシステムの運用に必要な費用として徴収されています。工事・保守部門では、機器の設置工事や保守が代理店を通じて行われ、店内通信設備の工事は委託業者によって実施されます。

ゲームカード・ジョイコホールディングスは、特定上場会社等に該当し、インサイダー取引規制の適用を受けています。同社の事業は、パチンコ業界に特化したプリペイドカードシステムの提供により、遊技場の運営効率化と顧客サービスの向上に貢献しています。

経営方針

ゲームカード・ジョイコホールディングスは、レジャー産業の健全な発展に貢献することを使命とし、プリペイドカードシステム事業を通じて、遊技業界の透明性と健全性の向上に努めています。同社は、社会や市場のニーズに応える新しいサービスや製品の提供、社会貢献活動への注力を基本方針として掲げています。中長期的な経営戦略としては、新たな商品やサービスの提供により、パチンコホール及びファンから信頼されるブランドへの進化と、遊技業界の発展への貢献を目指しています。また、新規事業分野への進出を通じて、企業価値の継続的な向上を図ることを計画しています。

対処すべき課題としては、遊技業界の規制環境や市場規模の変化に対応するため、コーポレートガバナンスの強化やサステナビリティの推進が挙げられます。具体的には、調達プロセスの見直しや生産体制の強化、市場の変化に合わせた体質改善、開発投資の選択と集中、新規事業領域への挑戦、人的資本への投資などが計画されています。これらの取り組みを通じて、同社は中長期的な成長を維持し、経営基盤を強化していく方針です。

ゲームカード・ジョイコホールディングスの事業内容は、プリペイドカードシステムの提供に大別され、パチンコ業界に特化したサービスを展開しています。同社は、遊技場の運営効率化と顧客サービスの向上に貢献し、レジャー産業の健全な発展を目指しています。