ストライクJP:6196

時価総額
¥897.1億
PER
23.2倍
公認会計士及び税理士が経営、M&A仲介を主事業とし、事業承継、ノンコア事業処分、投資資金回収、新スポンサー探索、スタートアップ支援等に対応。

沿革

1997-07東京都足立区において、M&A仲介業務を事業目的として設立(当時の商号は株式会社天会計社)
1998-10社名を株式会社ストライクに変更
1999-01国内初、インターネット上でのM&Aマッチングサイト「M&A市場SMART(Strike M&A Rapid Trading system)」を開設
2001-05本社を東京都渋谷区に移転
2002-08本社を東京都千代田区三番町に移転
2009-06本社を東京都千代田区六番町に移転
2012-01大阪オフィスを新設
2012-03札幌オフィス、仙台オフィスを新設
2012-05福岡オフィスを新設
2012-07高松オフィスを新設
2013-01名古屋オフィスを新設
2013-11大阪オフィスを大阪府大阪市中央区本町に移転
2014-02札幌オフィスを北海道札幌市中央区北一条に移転
2015-07M&A専門の情報サイト「M&A Online」を公開
2016-05高松オフィスを香川県高松市紺屋町に移転
2016-06東京証券取引所マザーズに株式を上場
2016-08本社を東京都千代田区大手町に移転
2017-06東京証券取引所市場第一部に市場変更
2017-09福岡オフィスを福岡県福岡市博多区博多駅前に移転
2018-01名古屋オフィスを愛知県名古屋市中村区名駅に移転
2019-03大阪オフィスを大阪府大阪市中央区北久宝寺町に移転
2019-12仙台オフィスを宮城県仙台市青葉区中央に移転
2020-04プレマーケティングサービスの提供開始
2020-05札幌オフィスを北海道札幌市中央区北三条西に移転
2021-05本社を東京都千代田区大手町内に移転
2021-11広島オフィスを新設
福岡オフィスを福岡県福岡市博多区博多駅中央街に移転
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、市場第一部からプライム市場へ移行

事業内容

ストライクは、公認会計士及び税理士が経営主体となり、創業以来、M&A(企業合併、企業買収、企業間の資本提携等)の仲介を主たる事業としています。同社はM&A仲介事業を単一セグメントとしており、オーナー経営者の高齢化、ノンコア事業の処分、投資資金の回収、事業再生、スタートアップ企業の資金調達など、様々な理由から企業や事業の譲渡ニーズが存在します。また、スケールメリットやシナジー効果の追求、事業リスクの回避などの目的で、企業や事業の買収ニーズも広がっています。

ストライクは、本社(東京)以外にも、全国7拠点に営業所を開設し、中堅・中小企業のM&Aを仲介しています。特定業種に偏ることなく、多様な業種・事業体のM&Aに携わり、インターネット上でのマッチングサイト「M&A市場SMART」を通じて、効率的に相手先を探索しています。このサービスは、不特定多数から希望条件に適う相手先を探すことを可能にし、匿名性を確保しながら利用できる点が特徴です。

さらに、ストライクは特定の資本グループに属さず、独立性と公平性を保ちながら、譲渡先と買収先の中立的な立場でM&Aをサポートしています。仲介業務だけでなく、買収側または譲渡側の利益を優先したアドバイザリー業務、デューディリジェンス業務、企業評価業務、コンサルティング業務なども行っており、M&Aに関連する幅広いサービスを提供しています。

経営方針

ストライクは、M&Aを通じて企業の成長や事業承継を支援することを主たる事業としています。同社は、「世界を変える仲間をつくる。」をミッションに掲げ、中堅・中小企業を中心に、M&A仲介事業を展開しています。特に、オーナー経営者の高齢化や後継者不在など、企業が直面する様々な課題に対応するためのM&Aを積極的に推進しています。

同社は、専門性の高いサービス提供を通じて、顧客が安心して満足できるM&Aを創出することを方針としています。また、より多くの買収候補先を探索し、譲渡希望者に提案できるよう、データベースの活用や提携金融機関からの紹介、インターネットを通じたマッチング手法の強化に取り組んでいます。さらに、M&Aの利便性や問題解決策を広く社会に認知させるための情報発信も積極的に行っています。

中期経営計画では、成約組数及び売上高の増加を目標としており、これを達成するためにM&Aコンサルタントの増員も計画しています。同社は、M&A市場の活性化に伴い、事業承継だけでなく、選択と集中のためのM&A、グループ企業のM&A、大企業とスタートアップ企業のM&A、事業再生のためのM&Aなど、多様なM&Aニーズに対応していく方針です。

また、人材の確保・育成や働きやすい環境づくりにも注力しており、専門的な知識やスキルの向上のための社内研修の充実や、チーム制を導入して多様な案件に対応することで、個人の経験を高める施策を推進しています。これらの取り組みを通じて、ストライクはM&A市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を確立し、持続的な成長を目指しています。