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アトラエJP:6194
沿革
2003年10月 |
東京都目黒区中目黒において株式会社ユビキタスコミュニケーションズを設立(資本金10,000千円) |
2003年11月 |
本社を東京都渋谷区神宮前に移転 |
2005年4月 |
商号を株式会社I&Gパートナーズに変更 |
2005年5月 |
本社を東京都中央区銀座に移転 |
2006年2月 |
本社を東京都港区虎ノ門に移転 |
2006年7月 |
成功報酬型求人メディア「green」のサービス提供を開始 |
2007年2月 |
「green」のウェブサイトを全面リニューアル |
2008年1月 |
「green」のモバイルサイトの提供を開始 |
2010年10月 |
本社を東京都港区南麻布に移転 |
2011年9月 |
「green」のウェブサイトの全面リニューアルに伴い、サービス名称を「Green」に変更 |
2012年12月 |
ソーシャルリクルーティングサービス「JobShare」のサービス提供を開始(注2) |
2013年4月 |
「JobShare」のウェブサイトにおいて全雇用形態の求人掲載を開始(注3) |
2014年7月 |
商号を株式会社アトラエに変更 本社を東京都港区三田に移転 |
2015年12月 |
ビジネス版マッチングアプリ「Yenta」のクローズドベータ版をリリース(注4) |
2016年1月 |
「Yenta」のサービス提供を開始 |
2016年6月 2016年9月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 組織力向上プラットフォーム「Wevox」の立ち上げを意思決定(注5) |
2017年3月 2017年5月 |
「Yenta」の有料プランをリリース 「Wevox」を正式リリース |
2018年6月 2020年5月 2020年7月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 本社を東京都港区麻布十番に移転 子会社「株式会社アルティーリ」を設立 |
2021年2月 2021年9月 |
「Green」がAndroid版アプリをリリース 「Yenta」がYenta Web版をリリース |
2021年10月 2022年4月 2022年5月 2023年10月 |
プロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」Bリーグに新規参入 東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 組織のカルチャーを可視化する新サービス「Wevox組織カルチャー」の提供を開始 株式会社三井住友フィナンシャルグループとの合弁会社「SMBC Wevox株式会社」を設立 |
事業内容
アトラエは、「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンのもと、複数の事業セグメントを展開しています。主に、インターネットを通じた求職者と求人企業のマッチングサービス「Green」、組織力向上プラットフォーム「Wevox」の運営を行っており、さらに新規事業としてビジネス版マッチングアプリ「Yenta」を展開しています。これらのサービスは、テクノロジーを活用して人の可能性を拡げることを目指しており、同社は自らを「People Tech Company」と再定義しています。
「Green」は、ビッグデータ解析を駆使して求職者と求人企業の最適なマッチングを実現する成功報酬型の求人メディアです。アクティブユーザー数は66,099人、掲載求人数は29,891求人(2023年9月単月)に上ります。このプラットフォームは、成功報酬型の料金体系を採用し、広告掲載料金が掛け捨てになるリスクを軽減しています。
「Wevox」は、エンゲージメントを可視化し、組織を活性化させることで人材の活用と定着化を促進するサービスです。利用組織は3,040社を超え、組織に対する自発的な貢献意欲や主体的に仕事に取り組む心理状態を評価する指標として、エンゲージメントを定量的かつ多角的に把握します。
新規事業として展開する「Yenta」は、人工知能を活用したビジネス版マッチングアプリで、採用、出資、営業、情報交換、転職など様々な目的に基づくマッチングを創造しています。
また、アトラエは2020年7月に100%子会社の株式会社アルティーリを設立し、「Sports Tech事業」に進出しました。プロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」の運営を通じて、スポーツビジネスにおける新たな価値の創造に挑戦しています。
これらの事業を通じて、アトラエグループはテクノロジーによって人の可能性を拡げ、多くの人が楽しく活き活きと働く世の中を実現することを目指しています。
経営方針
アトラエは、「世界中の人々を魅了する会社を創る」というビジョンの下、テクノロジーを活用して人の可能性を拡げる事業を展開しています。同社は自らを「People Tech Company」と位置付け、主に求職者と求人企業のマッチングサービス「Green」、組織力向上プラットフォーム「Wevox」、ビジネス版マッチングアプリ「Yenta」を運営しており、2020年にはスポーツビジネスへの進出も果たしました。
アトラエの成長戦略は、既存サービスの成長加速と新規事業の創造・収益化に焦点を当てています。「Green」では、従来の人材紹介サービスをテクノロジーを駆使して置き換え、求職者と求人企業の最適なマッチングを実現。一方で、「Wevox」を通じて、エンゲージメントの可視化による組織活性化と人材の定着化を促進しています。さらに、「Yenta」では、人工知能を活用したビジネスマッチングを提供し、新たな市場の創造を目指しています。
また、スポーツビジネスへの進出やグローバル市場への展開も同社の重要な戦略です。特に、スポーツビジネスでは、プロバスケットボールクラブ「アルティーリ千葉」の運営を通じて新たな価値の創造に挑戦しています。グローバル市場においては、欧米やアジアなどの大きな市場でのサービス提供を段階的に推進し、海外進出を意識した経営を行っています。
これらの戦略を支えるため、アトラエは組織運営の強化にも注力しています。フラットな組織形態とプロジェクト単位での柔軟な働き方を推進し、意欲ある社員が「働きがい」を感じられる組織創りを追求しています。また、情報管理体制の強化や多様な採用手法を用いた人材獲得にも努めています。
アトラエは、これらの戦略を通じて、テクノロジーによって人の可能性を拡げ、多くの人が楽しく活き活きと働く世の中を実現することを目指しています。