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バーチャレクス・ホールディングスJP:6193
沿革
1999年6月 |
東京都中央区築地に株式会社バーチャレクス(現:当社 資本金10百万円)を設立 |
1999年8月 |
コンタクトセンターを築地に開設 |
1999年10月 |
証券会社、先進通信会社等コンタクトセンター運営受託 |
2000年3月 |
コンタクトセンターにフォーカスしたITプラットフォームサービスを提供する株式会社ビッツテージを完全子会社として設立 |
2000年5月 |
株式会社ゼストと合併 |
2001年4月 |
コンタクトセンターを茅場町に移設 |
2003年1月 |
本社を東京都中央区日本橋茅場町に移転 |
2005年8月 |
財団法人日本情報処理開発協会(現:一般財団法人日本情報経済社会推進協会)認定のプライバシーマークを取得 |
2005年10月 |
本社を東京都港区六本木に移転 |
2006年8月 |
コンタクトセンターを新川に移設 |
2007年10月 |
ニューズライン・テクノロジー株式会社(2007年12月に株式会社バージェントへ商号変更)の全株式を取得し完全子会社化 |
2007年12月 |
株式会社シンプレクス・テクノロジー(現:シンプレクス株式会社)が当社株式を取得 |
2008年7月 |
完全子会社である株式会社ビッツテージと合併、商号をバーチャレクス・コンサルティング株式会社に変更 |
2008年12月 |
佐賀フュージョンサービス株式会社(バーチャレクス九州株式会社へ商号変更)の全株式を取得し完全子会社化、新たに九州拠点におけるコンタクトセンター運営事業を展開 |
2009年10月 |
バーチャレクス九州株式会社が株式会社バージェントを吸収合併 |
2010年8月 |
株式会社シンプレクス・テクノロジー(現:シンプレクス株式会社)が当社株式を追加取得し、同社の連結対象となる |
2011年5月 |
本社を東京都港区虎ノ門に移転 |
2016年6月 |
東京証券取引所マザーズ市場へ上場 |
2017年2月 2017年10月 |
株式会社タイムインターメディアの株式取得、子会社化 商号をバーチャレクス・ホールディングス株式会社に変更 事業のすべてを新設分割会社であるバーチャレクス・コンサルティング株式会社に承継し、持株会社体制がスタート |
2017年9月 |
タイ王国バンコクで現地法人の株式取得、Virtualex (Thailand) Co., Ltd.に社名変更 |
2017年10月 2018年10月 |
Virtualex U.S.A.,Inc.を新たにアメリカ合衆国サンノゼカリフォルニア州の拠点として設立 VXアクト株式会社が株式会社タイムインターメディアの新設分割により設立、子会社化 |
2021年6月 |
コンタクトセンターを石川県野々市に開設 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 |
事業内容
バーチャレクス・ホールディングスとそのグループ企業は、主に二つの事業セグメントに分かれています。第一に、IT&コンサルティング事業があります。このセグメントは、バーチャレクス・コンサルティング株式会社、株式会社タイムインターメディア、およびVXアクト株式会社が担当しています。彼らは、企業の事業戦略、CRM戦略、IT戦略、マーケティング戦略の立案から実現・導入に向けた業務やシステムの設計・構築の支援を行うコンサルティングサービスを提供しています。また、CRMパッケージ製品「inspirX(インスピーリ)」のライセンス販売や、デジタルトランスフォーメーション支援など、幅広いソリューションを展開しています。
第二のセグメントは、アウトソーシング事業です。この事業は、バーチャレクス・コンサルティング株式会社とバーチャレクス九州株式会社が担っています。創業以来、クライアント企業のCRM推進の中心的な役割を果たすコールセンター業務等の受託運営を行ってきました。サービス提供は、クライアントの要望に合わせて、同社グループセンターでの運営やクライアント企業のセンターでの共同運営など、柔軟に対応しています。また、デジタルマーケティングのバックオフィス業務のアウトソーシング受託など、新たなサービスも展開しています。
これらの事業を通じて、バーチャレクス・ホールディングスグループは、企業のデジタル化推進やCRM基盤の強化を支援し、成長を続けています。
経営方針
バーチャレクス・ホールディングスは、企業、組織、社会の成功を目指す企業理念のもと、中期経営計画において事業規模及び事業領域の積極的な拡大を図り、企業価値の最大化を追求しています。同社は、優秀な人材の確保・育成・定着、営業基盤の拡大、パッケージ製品力の強化・進化、デジタルマーケティングとカスタマーサクセス、AIの実践的な利活用、フロービジネスとストックビジネスの組み合わせ、情報管理体制の強化、内部管理体制の強化、新型コロナウイルス感染症への対応という9つの主要な課題に取り組んでいます。
特に、新規クライアントの獲得と既存クライアントへのサービス拡充を通じた営業基盤の拡大、CRM領域におけるパッケージ製品「inspirX」の機能拡充と市場競争力の維持、デジタルマーケティングとCRMの融合サービスの提供、進化計算エンジン「TENKEI」を核とした実践的AIソリューションの開発、クラウド型サービスとアウトソーシングビジネスの組み合わせによるサブスクリプション型サービスの提供など、多角的な成長戦略を推進しています。
これらの取り組みを通じて、バーチャレクス・ホールディングスは、事業の安定性と成長性のバランスを図りながら、企業価値の向上を目指しています。同社は、IT&コンサルティング事業とアウトソーシング事業の二つのセグメントを核に、企業のデジタル化推進やCRM基盤の強化を支援し、持続可能な成長を目指しています。