ブランジスタJP:6176

時価総額
¥89.9億
PER
13.7倍
プロモーション支援事業では「アクセルジャパン」、メディア事業では電子雑誌「旅色」、ソリューション事業ではECサイト一元管理ASP「まとまるEC店長」を提供。

沿革

2000年11月

親会社である㈱ネクシィーズ(現㈱ネクシィーズグループ)のメールマガジン会員の運営を目的として、東京都渋谷区桜丘町にイデアキューブ㈱(当社)を設立

2003年4月

販売促進支援サービスを提供するソリューション業務の開始

2005年3月

プロ野球球団「福岡ソフトバンクホークス」のファンクラブ運営業務を受託し、会員へのメール配信業務の代行を開始

2006年9月

全国旅館生活衛生同業組合連合会と業務提携し、同会のオフィシャルウェブサイト「宿ネット」のサービス強化に向けた全面的サポートを開始

2007年12月

大人の女性の旅をナビゲートするトラベルマガジン 電子雑誌「旅色(たびいろ)」創刊に伴い、「旅色」掲載施設の広告取次業務を開始

2011年4月

商号を「㈱ブランジスタ」に変更

2011年9月

大人男の“ドラマチック”を演出するライフスタイルマガジン 電子雑誌「GOODA(グーダ)」創刊

2013年4月

次代を創る情熱リーダーのための電子雑誌「SUPER CEO(スーパー・シーイーオー)」創刊

2013年9月

電子雑誌における業務提携強化を目的として、楽天㈱(現 楽天グループ㈱)から出資を受ける

2013年11月

政治・経済を武器にする“解説”メディア 電子雑誌「政経電論(セイケイデンロン)」創刊

2015年4月

不動産・住宅情報サイト「HOME'S」を運営する㈱ネクスト(現 ㈱LIFULL)と共同発行する、“自分らしさ”をデザインする暮らしスタイルマガジン 電子雑誌「マドリーム」創刊

2015年9月

東京証券取引所マザーズに株式を上場

2015年11月

旅行系ニュースメディア「旅色プラス」開始

2015年12月

海外販売に必要な、リサーチ、翻訳、集客、決済、配送などの環境整備からカスタマーサポートまでワンストップで提供する「越境ECサポートサービス」を開始

2017年10月

台湾に海外現地法人 博設技股份有限公司(Brangista Taiwan Inc.連結子会社)を設立

国分グループ本社㈱と共同で、お酒とおつまみを楽しむ旅“飲み旅”にフォーカスした「旅色」の別冊「飲み旅本。Powered by 旅色」を創刊

2018年8月

グルメ情報に特化した「旅色」の別冊として、“おいしいもの”が目的地「タベサキ」を創刊

2018年12月

国内・海外の旅行・観光スポット・グルメ・ホテルなどの情報発信メディア「TravelNote」を運営する㈱Dugong(現㈱CrowdLab(クラウドラボ))を子会社化

2020年4月

㈱ブランジスタメディア(連結子会社)を東京都渋谷区に設立

連結子会社㈱ブランジスタメディア、㈱ブランジスタソリューション、博設技股份有限公司、㈱CrowdLabを傘下とする持株会社体制へ移行

2021年11月

SBCメディカルグループとの共同メディア「1-ONE-」を公開

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行

2022年10月

㈱ブランジスタエール(連結子会社)を東京都渋谷区に設立し、新プロジェクト「ACCEL JAPAN(アクセルジャパン)」のサービスの提供を開始

事業内容

ブランジスタとそのグループ会社は、複数の事業セグメントを展開しています。これには「プロモーション支援事業」「メディア事業」「ソリューション事業」が含まれます。

プロモーション支援事業では、ブランジスタエール、ブランジスタメディア、ブランジスタソリューションが主に活動しています。このセグメントでは、著名タレントの写真や動画を使用したプロモーションツールや、経営者向けの学びと交流の場「アクセルジャパン」を提供しており、主な収益源は契約企業からの利用料金です。

メディア事業は、ブランジスタメディアが担当しており、雑誌の良さとウェブの表現力を融合した電子雑誌を制作・発行しています。旅行電子雑誌「旅色」をはじめ、様々なジャンルの電子雑誌を提供し、広告掲載や制作受託を通じて企業のブランド価値向上をサポートしています。収益は主に広告掲載料から得られます。

ソリューション事業は、ブランジスタソリューションが中心となっており、ウェブサイトの制作・運営からECサイト一元管理ASP「まとまるEC店長」の提供まで、クライアント企業のニーズに合わせた多岐にわたるサービスをワンストップで提供しています。このセグメントの収益は、業務受託費用や利用料金によって成り立っています。

その他の事業として、台湾の博設技股份有限公司が日系企業や現地企業にソリューションサービスを提供し、㈱CrowdLabがウェブメディア「TravelNote」を運営しており、旅行やグルメに関する情報を発信しています。これらの事業を通じて、ブランジスタグループは多角的なビジネスモデルを構築しています。

経営方針

ブランジスタは、「CONNECT with COMMUNITY」を企業理念に掲げ、地域社会の発展に貢献することを目指しています。同社は、プロモーション支援事業、メディア事業、ソリューション事業を通じて、企業や地域と人・もの・情報をつなぐ独自のサービスを提供しています。これらの事業をワンストップで提供することで、企業の生産活動を支援し、社会に多面的かつ有益な情報を提供することを目標としています。

中期経営計画「2024-2026」では、プロモーション支援事業が好調に推移し、事業拡大が見込まれることから、2025年9月期に予定していた計画を1年前倒しで2024年9月期に達成する見込みです。同社は、2025年9月期に営業利益10億円、2026年9月期には営業利益13億円を目指し、4期連続で創業以来の過去最高売上高、営業利益の更新を目標としています。

プロモーション支援事業では、「アクセルジャパン」の販路拡大と顧客満足度の向上を図ります。メディア事業では、電子雑誌「旅色」を通じて地域観光振興に貢献し、地域活性化を目指します。ソリューション事業では、ECサポート関連のサービス拡充と優秀な人材の確保、育成に注力します。

これらの成長戦略を推進することで、ブランジスタは地域や企業に活力を与える地方創生に貢献し、企業価値の向上を図ることを目標としています。