ソディック (6143) 株価

時価総額
¥854.8億
PER
15.5倍
工作機械・産業機械の有力企業。放電加工機、マシニングセンタ、金属3Dプリンタ、射出成形機などを開発・製造・販売。食品機械事業では麺製造プラント、製麺機、包装米飯製造装置も展開。日本を拠点に米国、欧州、中国、東南アジアなど世界各地に製造・販売拠点を配置。

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事業内容

ソディックは、精密加工機械の開発・製造を主力事業とする工作機械メーカーです。同社は放電加工機、マシニングセンタ、金属3Dプリンタなどの工作機械を中心に、射出成形機や食品機械まで幅広い産業機械を手がけています。特に放電加工機の分野では高い技術力を誇り、精密な金型製作や部品加工に欠かせない設備を提供しています。

同社の収益は主に製造業向けの機械販売と保守サービスから生み出されています。顧客は自動車、航空宇宙、電子機器などの精密部品を製造する企業が中心で、グローバルに展開する販売網を通じて世界各地の製造業をサポートしています。日本国内はもちろん、アメリカ、ヨーロッパ、中国、東南アジアに販売・サービス拠点を構え、地域密着型の営業体制を構築しています。

事業は工作機械事業を中核に、産業機械事業、食品機械事業、その他事業の4つのセグメントで構成されています。工作機械事業では放電加工機やマシニングセンタ、金属3Dプリンタを、産業機械事業では射出成形機を、食品機械事業では製麺機や包装米飯製造装置などを展開しています。その他事業では精密金型の製造やリニアモータ応用製品、セラミックス製品なども手がけ、各事業が相互に連携して技術力を高めています。

経営方針

ソディックは2029年度に売上高1,000億円、営業利益100億円を目指す野心的な中期経営計画を発表しています。この計画では従来のローリング型からコミットメント型へと転換し、2025年度の売上高805億円から約25%の成長を目標に掲げています。同時に株主価値を重視した経営を強化し、現在0.5倍のPBRを1.0倍まで引き上げ、ROEも5.2%から8.0%への改善を図る計画です。

同社の成長戦略の中核となるのが、アドバンテッジパートナーズとの事業提携による経営改革です。両社は「販売力強化」「ソリューション強化」「在庫適正化」「M&A」の4つのプロジェクトを共同で推進し、単なる機械販売から高付加価値なソリューション提供への転換を目指しています。特に重点地域である米国、欧州、インド、メキシコでの販売強化や、顧客の生涯価値向上を通じて収益性の改善を図る方針です。

新市場開拓では、生成AIの普及に伴うデータセンター向けビジネスが有力な成長分野として期待されています。光通信デバイスや超精密光コネクタ関連の需要拡大を見込んでおり、工作機械事業では前年比約11%増の647億円の売上高を予想しています。産業機械事業では独自のV-LINE方式射出成形機による環境対応や、食品機械事業では東南アジアでの米飯製造装置の需要増加を追い風に事業拡大を進める計画です。

株主還元政策も大幅に刷新し、利益成長に応じた累進配当制度を導入しています。総還元性向40%以上を基本とし、中期経営計画期間中は70%以上の積極的な還元を実施する予定です。この方針により減配を行わないことを基本とし、投資家にとって予見性の高い株主還元を実現する考えです。同社は技術革新への継続的な投資と株主還元の充実を両立させながら、持続的な企業価値向上を目指しています。

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