DMG森精機 (6141) 株価

時価総額
¥5315.9億
PER
40.9倍
工作機械の大手。5軸加工機、複合加工機、マシニングセンタ等の製造販売に加え、ソフトウエア、計測装置、メンテナンス等のトータルソリューションを提供。連結子会社127社、持分法適用関連会社8社で構成。日本、欧州、米国、中国等でグローバル展開。

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事業内容

DMG森精機は、工作機械の製造・販売を主力事業とする総合機械メーカーです。同社は5軸加工機、複合加工機、マシニングセンタ、ターニングセンタなどの高精度工作機械を製造し、世界各地の製造業向けに提供しています。機械の販売だけでなく、制御ソフトウェア、計測装置、保守サービス、部品供給まで含めたトータルソリューションを展開している点が特徴です。

同社の顧客は自動車、航空宇宙、エネルギー、医療機器などの分野で高精度な部品加工を必要とする製造業が中心となっています。収益構造は工作機械本体の販売に加え、アフターサービスや部品交換による継続的な収入が重要な柱となっており、長期にわたって安定した関係を築いています。

事業セグメントは「マシンツール」と「インダストリアル・サービス」の2部門で構成されています。マシンツール部門では日本、ドイツ、アメリカ、中国などの生産拠点で工作機械を製造し、インダストリアル・サービス部門では世界各地の販売・サービス拠点を通じて機械の販売、保守、ソフトウェア開発、計測装置の提供を行っています。

経営方針

DMG森精機は、2026年度に向けて連結受注額5,400億円、売上収益5,350億円を目指す成長戦略を展開しています。2030年度をめどに自己資本利益率15%以上の達成を中長期目標として掲げており、工作機械業界におけるグローバル市場での地位確立を目指しています。同社独自のMX(マシニングトランスフォーメーション)戦略により、工程集約と自動化を推進し、機械の受注平均単価を79.6百万円まで向上させました。この戦略により、顧客の生産性向上と自社の収益性改善を同時に実現しています。

重点投資分野では、航空・宇宙・防衛、データ処理、エネルギー関連といった成長産業における顧客開拓を積極的に進めています。差別化戦略として、5軸加工機や複合加工機による工程集約機能と自動化システムの提供に注力し、従来の3倍となる年間6,000時間の稼働を可能にする無人運転システムを開発しています。また、基幹ユニットの内製化を2030年までに完了させ、高品質かつ適正コストでの製品供給体制を構築する計画です。

新市場開拓では、EMEA(欧州・中東・アフリカ)、米州、インド市場での受注拡大を見込んでおり、半導体・通信関連向けの需要回復も期待しています。メンテナンス・修理・オーバーホール事業やエンジニアリング事業の拡充により、継続的な収益源の強化を図っています。機械受注残高は2,400億円に増加し、2026年度の増収に向けた基盤を整えています。

技術革新への取り組みでは、2026年第4四半期からグローバル携帯モジュールを全世界の工作機械に搭載し、遠隔監視と予知保全サービスを開始します。新しいヒューマンマシンインターフェース「ERGOline X with CELOS X」の搭載を進め、操作性の向上と省エネ性能の強化を実現しています。生産現場向けIoTプラットフォーム「TULIP」の活用や生成AI技術の導入により、間接業務とメンテナンスプロセスの効率化を推進し、全社レベルでの生産性向上を目指しています。

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