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アイダエンジニアリングJP:6118
沿革
1917年3月 |
故会田陽啓が東京墨田区にプレス機械製造を業とする個人経営の「会田鉄工所」を興し創業。 |
1937年3月 |
「株式会社会田鉄工所」(資本金20万円)に改組。 |
1959年11月 |
神奈川県相模原市に工場を新設。(現本社・相模工場) |
1962年6月 |
東京証券取引所市場第二部に上場。 |
1964年9月 |
本社及び亀戸工場を相模原市に移転・統合し、加えて試作工場及びクラッチ工場を新設。 |
1969年9月 |
大阪証券取引所市場第二部に上場。 |
1970年7月 |
当社商号を「アイダエンジニアリング株式会社」に変更。 |
1971年8月 |
東京・大阪証券取引所市場第一部に昇格。 |
1972年10月 |
シカゴ出張所を分離して「アイダエンジニアリング(U.S.A.) ,INC.」を設立。 |
1974年8月 |
津久井工場(神奈川県津久井郡津久井町(現・相模原市))を新設。 |
1979年6月 |
「アイダエンジニアリング(U.S.A.) ,INC.」を吸収合併して「アイダエンジニアリング ,INC.」を設立。 |
1985年4月 |
カナダに「アイダカナダ ,INC.」を設立。(現・連結子会社) |
1989年5月 |
シンガポールに「アイダスタンピングテクノロジー PTE.LTD.」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年4月に「アイダグレイターアジア PTE.LTD.」に社名変更。) |
1992年4月 |
石川県金沢市に「株式会社アクセス」を設立。 |
1992年9月 |
神奈川県相模原市に「株式会社エービーシー」を設立。(現・連結子会社) |
1993年3月 |
香港に「アイダアジア LTD.」(のちに「アイダホンコン LTD.」に社名変更)を設立。 |
1995年4月 |
米国に「アイダデイトンテクノロジーズ CORP.」を設立。(現・連結子会社) (なお「アイダデイトンテクノロジーズ CORP.」は、1995年9月に「アイダエンジニアリング,INC.」を吸収合併。また、2004年10月に「アイダアメリカ CORP.」に社名変更。) |
1995年9月 |
マレーシアに「アイダマニュファクチャリング(マレーシア) SDN.BHD.」を設立。(現・連結子会社)(なお、2011年4月に「アイダエンジニアリング(M) SDN.BHD.」に社名変更。) |
1995年11月 |
石川県松任市(現・白山市)に松任工場を新設。 |
1997年5月 |
タイに「アイダスタンピングテクノロジー(タイランド) CO.,LTD.」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年6月に「アイダ(タイランド) CO.,LTD.」に社名変更。) |
2002年6月 |
中国に「会田工程技術(上海)有限公司」を設立。(現・連結子会社) (なお、2008年8月に「会田工程技術有限公司」に社名変更。) |
2004年6月 |
ドイツに「コプレス GmbH」を設立。(現・連結子会社) (なお、2013年5月に「アイダジャーマニー GmbH」に社名変更。) |
2004年7月 |
イタリアに「アイダ S.r.l.」を設立。(現・連結子会社) |
2004年10月 |
「アイダ S.r.l.」はイタリアのプレス機械メーカーであったMANZONI GROUP S.p.A.社のプレス機械製造・販売事業の一部を譲受。 |
2005年8月 |
ブラジルに「アイダdoブラジル」を設立。(現・連結子会社) |
2005年10月 |
インドネシアに「PT. アイダスタンピングテクノロジーインドネシア」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年6月に「PT. アイダインドネシア」に社名変更。) |
2007年11月 |
インドに「アイダスタンピングテクノロジー(インド) PVT.LTD.」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年6月に「アイダインディア PVT.LTD.」に社名変更。) |
2009年2月 |
メキシコに「アイダエンジニアリングDEメキシコ ,S.DE R.L.DE C.V.」を設立。(現・連結子会社) |
2010年8月 |
中国に「会田鍛圧机床(南通)有限公司」を設立。(現・連結子会社) (なお、2011年11月に「会田鍛圧机床有限公司」に社名変更。) |
2011年6月 |
ベトナムに「アイダベトナム CO.,LTD.」を設立。(現・連結子会社) |
2011年12月 |
モロッコに「アイダモロッコ Sarl」を設立。(現・連結子会社) |
2012年2月 |
ロシアに「OOOアイダ」を設立。 |
2013年4月 |
マレーシアに「アイダマニュファクチャリング(アジア) SDN.BHD.」を設立。(現・連結子会社) |
2015年4月 |
フィリピンに「アイダグレイターアジアフィリピン ,INC.」を設立。(現・連結子会社) |
2016年8月 |
ドイツに「アイダヨーロッパ GmbH」を設立。(現・連結子会社) |
2017年11月 |
日本リライアンス株式会社の発行済株式を80%取得。(日本リライアンス株式会社の子会社である株式会社RASを含む)。2022年5月、株式取得により完全子会社。 |
2018年10月 |
日本リライアンス株式会社は子会社の株式会社RASを吸収合併。(現・連結子会社) (なお、2019年1月に「株式会社REJ」に社名変更。) |
2020年4月 |
株式会社アクセスを吸収合併。 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しに伴い、市場第一部からプライム市場へ移行。 |
事業内容
アイダエンジニアリング株式会社とそのグループ企業は、金属加工機械の製造、販売、サービスを主軸に事業を展開しています。特に、プレス機械を中心とした鍛圧機械、それに付随するプレス加工自動化のための各種自動装置、産業用ロボット、金型などの製造・販売・サービスが同社の主要事業です。アイダエンジニアリングは、国内外に20の連結子会社を持ち、国内製造・販売・サービス会社2社と海外製造・販売・サービス会社18社で構成されています。
同社グループは、日本国内においてはアイダエンジニアリング株式会社が中心となり、プレス機械およびサービスの提供を行っています。また、株式会社REJは産業機械用駆動装置の製造、販売、サービスを手掛けています。
海外では、中国において会田鍛圧机床有限公司が製造・販売を、会田工程技術有限公司が販売・サービスを提供しています。アジア地域では、アイダエンジニアリング(M) SDN.BHD.をはじめとする複数の子会社がプレス機械・サービスの製造、販売、サービスを展開。アイダマニュファクチャリング(アジア) SDN.BHD.は製造・販売を、アイダグレイターアジア PTE.LTD.やアイダ(タイランド) CO.,LTD.などは販売・サービスを担当しています。
米州では、アイダアメリカ CORP.が製造、販売、サービスを提供し、アイダカナダ ,INC.やアイダエンジニアリングDEメキシコ ,S.DE R.L.DE C.V.が販売・サービスを行っています。欧州においても、アイダ S.r.l.が製造、販売、サービスを、アイダジャーマニー GmbHやアイダモロッコ Sarl等が販売・サービスを提供しています。
これらの事業展開を通じて、アイダエンジニアリンググループは、グローバルな規模で金属加工機械の需要に応えています。
経営方針
アイダエンジニアリング株式会社は、2023年度から2025年度にかけての新たな中期経営計画をスタートさせ、2025年度の売上高750億円、営業利益62億円を目標に掲げています。同社は、成形システムビルダとしての地位を確立し、独創的な成形システムの開発・製造・販売・サービスを通じて、ステークホルダーとの長期的な信頼関係を構築し、社会への貢献を目指しています。
経営戦略として、自動車産業の「CASE」への取り組みを背景に、電動化、軽量化、自動運転化の流れを加速させることを目指しています。また、生産設備の自動化・デジタル化による生産性向上や、省エネ・脱CO2といった環境負荷低減に向けた取り組みを推進しています。
中期経営計画では、事業ポートフォリオの変革、新たな付加価値の創出、経営基盤の強化、環境対策・社会貢献、資本政策の5つの基本施策を展開しています。これには、EV化に伴う自動車部品構成の変化への対応、生産現場の省力化とデジタル化への対応、サービス事業の拡大、技術革新によるイノベーションの創出などが含まれます。
また、経営基盤の強化に向けて、事業ポートフォリオ変革に伴う体制見直し、人的投資、業務インフラのDX化推進、サプライチェーン・調達業務の見直しなどに取り組んでいます。環境対策としては、2050年のカーボンニュートラル達成に向けた取り組みや、環境に優しい製品の提供、地域貢献・市域活性化などを進めています。
アイダエンジニアリングは、これらの施策を通じて、社会課題の解決に貢献し、企業価値の向上と持続的成長を目指しています。