M&AキャピタルパートナーズJP:6080

時価総額
¥661.5億
PER
28.9倍
M&A関連サービス(仲介、アドバイザリー、オンラインマッチング、データベース提供、メディア運営)を展開。

沿革

2005年10月

東京都新宿区西新宿三丁目において、M&A仲介業務を事業目的とした、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社を設立(資本金3,000千円)

2006年3月

本社を東京都新宿区西新宿一丁目に移転

2007年2月

本社を東京都千代田区麹町三丁目に移転

2013年11月

東京証券取引所マザーズに新規上場

2014年3月

本社を東京都千代田区丸の内一丁目に移転

2014年12月

東京証券取引所の市場第一部銘柄に指定

2016年10月

株式会社レコフ(現 連結子会社)及び株式会社レコフデータ(現 連結子会社)の発行済株式の全てを取得

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

2022年12月

本社を東京都中央区八重洲二丁目に移転

事業内容

M&Aキャピタルパートナーズ及びその連結子会社5社(株式会社レコフ、株式会社レコフデータなど)は、M&A関連サービスを主軸に事業を展開しています。同社グループは、国内M&A案件を中心に、上場企業のTOB(株式公開買収)、カーブアウト案件、クロスボーダーM&Aなど、幅広いM&A支援サービスを提供しています。

中堅・中小企業の後継者不在問題に対応し、事業承継やシナジー創出、成長支援を通じて社会的責任を果たすことを重要な使命としています。M&Aキャピタルパートナーズは、特に中堅・中小企業を対象に、事業承継や企業価値向上のためのM&A仲介サービスを提供。高い成約実績を背景に、業容拡大を目指しています。

株式会社レコフは、30年以上の実績を持ち、中小企業から大手企業の経営統合、TOB、MBOなど、幅広いアドバイザリー業務を展開。積極的な若手コンサルタントの採用により、組織の若返りと案件受注増加を図っています。

株式会社レコフデータは、1985年以降のM&A事例をデータベース化し、幅広いユーザーに情報提供を行っています。M&A情報専門誌『MARR(マール)』の運営や、セミナー、教育研修プログラムを通じた人材育成サービス、人材紹介サービスも手がけています。これらの活動を通じ、M&A市場の活性化と人材育成に貢献しています。

経営方針

M&Aキャピタルパートナーズは、中堅・中小企業を中心にM&A支援サービスを提供することで、業容拡大を目指しています。同社グループは、特に事業承継問題に対応し、企業価値向上を通じて社会的責任を果たすことを重要な使命として掲げています。そのため、高い成約実績を背景に、M&A仲介サービスの提供を強化しています。

また、同社は優秀な人材の確保・教育と組織体制の強化にも力を入れています。競合他社との優秀なM&A人材の獲得競争が激化する中、業績評価型のインセンティブ制度や人事考課の導入、独自の教育研修体制の整備により、コンサルタントの早期戦力化とスキルアップに取り組んでいます。これにより、高品質なサービス提供と従業員が働きやすい環境の整備を目指しています。

事業承継マーケットのシェア拡大と新規参入の増加にも注力しています。中堅・中小企業のM&A市場には潜在的なニーズが豊富にあり、同社はこれまでに蓄積された豊富な事例や知見を背景に、サービスレベルの向上と他社との差別化を図っています。

株式会社レコフでは、収益体制の安定化と業績の拡大を目指し、専任の事業承継チームを発足させ、独自の顧客ネットワークやファイナンシャル・アドバイザリー能力を活用した案件の創出に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、M&Aキャピタルパートナーズは中堅・中小企業のM&A市場におけるリーダーとしての地位を確固たるものにし、持続的な成長を目指しています。