チャーム・ケア・コーポレーションJP:6062

時価総額
¥457.3億
PER
10.7倍
介護付有料老人ホーム、住宅型有料老人ホームの運営、ヘルスケア物件を対象とした不動産開発、人材派遣・紹介、訪問看護事業を展開。

沿革

1984-08株式会社不二クリニックラボラトリーを大阪府松原市に設立(資本金3,000千円)
1994-09本社を奈良県生駒郡斑鳩町龍田北五丁目6番7号に移転
2000-02商号を株式会社愛ライフに変更、本社を奈良県奈良市北新町59番3に移転
2000-04奈良県指定居宅介護支援事業、奈良県指定居宅訪問介護事業、奈良県指定居宅訪問入浴介護事業、
奈良県指定福祉用具貸与事業を開始
2003-09下村建設株式会社の子会社となる
2004-12本社を大阪市西区京町堀二丁目10番2号に移転
2005-04奈良県大和郡山市に第1号となる介護付有料老人ホーム「チャームやまとこおりやま」を開設
2005-12奈良県指定居宅介護支援事業、奈良県指定居宅訪問介護事業、奈良県指定居宅訪問入浴介護事業、
奈良県指定福祉用具貸与事業を譲渡、他の介護事業者運営による不動産賃貸サービス事業を開始
2006-11大阪府豊中市に当社最大規模(居室数128室)となる介護付有料老人ホーム「チャームスイート緑地
公園」を開設
2007-02代表取締役社長下村隆彦が下村建設株式会社より当社の全株式を取得
2007-09介護付有料老人ホーム「ケーズグランド河内長野」の事業を譲り受け、ホーム名を「チャーム河内
長野」に変更
2007-12商号を株式会社チャーム・ケア・コーポレーションに変更
2008-09介護付有料老人ホーム「ルナハート千里 丘の街」「デイサービス ルナハート」を運営する
株式会社つばめ荘(2010年5月吸収合併)の全株式を取得し、子会社化
2009-09大阪府豊中市に住宅型有料老人ホーム「チャームヒルズ豊中旭ヶ丘」を開設
2010-05株式会社つばめ荘を吸収合併
2012-04大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)(現東京証券取引所JASDAQ(スタンダード))に株式を上場
2012-08京都市山科区に介護付有料老人ホーム「チャーム京都音羽」を開設、運営居室数が1,000室を突破
2013-10本社を大阪市北区中之島三丁目6番32号に移転
2014-09東京都練馬区に首都圏第1号となる介護付有料老人ホーム「チャームスイート石神井公園」を開設
2016-03東京都中野区に介護付有料老人ホーム「チャームスイート新井薬師 さくらの森 弐番館」を開設、運営居室数が2,000室を突破
2017-02東京都新宿区に高価格帯ブランド「チャームプレミア」の第1号となる介護付有料老人ホーム「チャームプレミア目白お留山」を開設
2018-02神戸市中央区に介護付有料老人ホーム「チャームスイート神戸北野」を開設、運営居室数が3,000室を突破
2018-03東京証券取引所市場第二部に上場市場を変更
2018-07東京支社を東京本社に改称、大阪本社と東京本社の二本社制に移行
2018-10介護付有料老人ホーム「チャーム守口おおくぼ」及び「チャーム河内長野」を事業譲渡
2018-12東京証券取引所市場第一部に指定
2020-05シップヘルスケアホールディングス株式会社と業務提携契約を締結
神奈川県逗子市に住宅型有料老人ホーム「チャームスイート東逗子」を開設、運営居室数が4,000室を突破
2020-07首都圏において介護施設等への人材派遣・人材紹介等を行う株式会社グッドパートナーズの全株式を取得し、子会社化
2021-11介護付有料老人ホーム4ホームを運営する株式会社ライクの全株式を取得し、子会社化
2022-04東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行

事業内容

チャーム・ケア・コーポレーションとそのグループ企業は、主に高齢者向けの介護サービスを提供する事業を展開しています。同社の事業セグメントは大きく分けて、介護事業、不動産事業、その他事業の三つに分類されます。

介護事業では、介護付有料老人ホーム及び住宅型有料老人ホームの運営を行っており、介護保険法に基づく要支援・要介護認定を受けた高齢者に対して、同法の適用を受ける介護サービスを提供しています。ブランドとしては、「チャームプレミア(グランを含む)」、「チャームスイート」、「チャーム」などがあり、首都圏と近畿圏を中心に多数のホームを運営しています。

不動産事業では、主にヘルスケア物件を対象とした不動産開発事業及びその他の不動産事業を展開しており、介護事業の基盤を支える重要な役割を担っています。

その他事業としては、人材派遣事業、人材紹介事業、訪問看護事業などを行っており、介護サービスの提供を支える多角的な事業を展開しています。これらの事業を通じて、チャーム・ケア・コーポレーションは高齢者の生活をサポートし、社会に貢献しています。

経営方針

チャーム・ケア・コーポレーションは、高齢者向け介護サービスを提供する企業として、社会に貢献することを使命としています。同社は、「豊かで実りある高齢社会」の実現に向けた経営方針のもと、介護事業を中心に不動産事業やその他事業を展開しています。経営基盤の強化と財務体質の改善を目指し、事業計画の着実な推進に努めています。

中期経営戦略として、チャーム・ケア・コーポレーションは、高齢者人口の増加と介護サービスへの需要拡大を背景に、首都圏及び近畿圏の都市部を中心に、アッパーミドルから富裕層をターゲットとした高価格帯ブランドの新規開設を進めています。これにより、規模の拡大を図りつつ、介護事業のさらなる展開を目指しています。また、介護事業にとどまらず、不動産事業の拡大や新規事業の創設を通じて、安定的な収益基盤の確立にも取り組んでいます。

同社は、連結売上高1,000億円、連結経常利益100億円を中期目標として掲げ、積極的な事業投資と安定した業績成長を両立し、増収増益を継続できる企業を目指しています。この目標達成に向けて、新規開設の加速、不動産事業の収益確保、新規事業の創設、労働力の確保、ホーム運営の効率化、コンプライアンス・内部統制の充実、財務体質の改善など、多角的な戦略を展開しています。

チャーム・ケア・コーポレーションは、高齢者一人ひとりの価値観を大切にし、魅力的な生活を提案することを企業理念として掲げ、介護サービスの提供を通じて競争優位性の確保に努めています。また、より良い人材の確保と定着に向けた取り組みや、IT機器の導入による業務効率化も進めており、質の高いサービス提供と働きやすい職場環境づくりに邁進しています。