デザインワン・ジャパンJP:6048

時価総額
¥20億
PER
インターネットメディア事業「エキテン」、生活サービスマッチング「オコマリ」、DXソリューション提供、人材紹介サービスなど多岐にわたる。

沿革

2005年9月

東京都中央区日本橋において、インターネットを利用した各種情報提供サービスを事業目的として株式会社デザインワン・ジャパン(資本金1,000千円)を設立

2006年4月

本社を東京都品川区南大井に移転

2007年4月

第三者割当増資を実施、資本金4,000千円に増資

2007年6月

店舗情報口コミサイト「エキテン」の運営を開始

2007年9月

本社を東京都大田区蒲田に移転

2009年10月

利益剰余金の資本組入れを実施、資本金10,000千円に増資

2010年6月

本社を東京都港区芝に移転

2011年7月

利益剰余金の資本組入れを実施、資本金20,000千円に増資

2013年2月

プライバシーマーク取得

2014年4月

本社を東京都品川区西五反田に移転

2015年4月

東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場

2016年8月

東京証券取引所市場第一部に市場変更

2016年9月

求人情報提供サイト「エキテン求人」の運営を開始

2016年10月

士業情報提供サイト「エキテンプロ」の運営を開始

2017年10月

本社を東京都新宿区西新宿に移転

2019年7月

ベトナムのNitro Tech Asia Inc Co. Ltd.の出資持分を取得し子会社化

2020年5月

株式会社昼jobの株式を取得し子会社化

2020年7月

業務改善クラウドサービス「ZENO」の提供を開始

2021年5月

株式会社アマネクコミュニケーションズの株式を取得し子会社化

2021年6月

株式会社アマネクコミュニケーションズを株式会社DEECHに商号変更

2021年10月

株式会社イー・ネットワークスの株式を取得し子会社化

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行

2022年7月

株式会社modecasの株式を取得し子会社化

2022年8月

株式会社modecasをオコマリ株式会社に商号変更

事業内容

デザインワン・ジャパンは、中小事業者のアクセラレーターを目指し、様々なサービスを提供している企業です。同社の事業セグメントは大きく分けて、インターネットメディア事業、DXソリューション事業、その他の事業の三つに分類されます。

インターネットメディア事業では、主力として「エキテン」を展開しています。「エキテン」は、店舗情報と利用者の口コミを組み合わせたCGMサイトで、日本全国の店舗に対して集客支援サービスを、インターネットユーザーに対しては多業種に渡る店舗検索サービスを提供しています。また、オコマリ株式会社を通じて、遺品整理や不用品回収などの生活サービスを提供する事業者と消費者を繋ぐマッチングサービス「オコマリ」も運営しています。

DXソリューション事業では、Nitro Tech Asia Inc Co. Ltd.をはじめとする子会社を通じて、システム受託案件の拡大やオフショア開発を行っています。株式会社DEECHでは、エリアマーケティングに特化した広告事業や、SNS広告、ジオターゲティング広告などのWeb広告事業を展開。株式会社イー・ネットワークスでは、Web制作や受託開発、ホスティングサービスなどのIT関連サービスを提供しています。

その他の事業として、株式会社昼jobを通じて、ナイトワーク出身の求職者に特化した人材紹介サービスを提供しており、中小事業者の人材確保を支援しています。

これらの事業を通じて、デザインワン・ジャパンは中小事業者の成長を支援し、そのコーポレートミッション「世界を、活性化する。」を実現しています。

経営方針

デザインワン・ジャパンは、中小事業者の成長を加速させることを目指し、多角的な成長戦略を推進しています。同社は、情報技術の急速な進化を活用し、人々やビジネスの活動を促進することで、世界の活性化に貢献することをコーポレートミッションとして掲げています。このミッションを達成するため、同社はインターネットメディア事業、DXソリューション事業、その他の事業を展開しており、特に店舗情報口コミサイト「エキテン」を中心に据えています。

経営戦略の一環として、デザインワン・ジャパンは事業規模の拡大を最優先課題と位置づけ、2026年8月期には連結売上高34億円を目標に掲げています。この目標達成に向けて、同社は「エキテン」のサイト価値向上に努めるとともに、新オプションの提供によるサービスラインナップの拡大を図っています。また、M&Aを活用したグループ全体の規模拡大も積極的に進めており、既に5社を子会社化しています。

さらに、デザインワン・ジャパンは、新型コロナウイルス感染症の影響が緩和し、店舗や中小事業者の集客ニーズが回復傾向にある中、システムのリニューアルや新規事業の立ち上げを通じて、中小事業者のアクセラレーターとしての役割を強化しています。これにより、店舗や中小企業の幅広いニーズに対応できる体制を構築し、事業の拡大を目指しています。

このように、デザインワン・ジャパンは、既存事業の強化と新規事業の展開、M&Aを通じたグループの規模拡大を軸に、中期経営計画を推進しています。同社は、これらの戦略を通じて、中小事業者の成長を支援し、社会全体の活性化に貢献することを目指しています。