- 日本企業
- Gunosy
GunosyJP:6047
沿革
2012年11月 |
東京都港区六本木において株式会社Gunosy設立 |
2012年12月 |
本社を東京都港区虎ノ門に移転 |
2013年1月 |
「グノシー」iOS版のサービス提供開始 |
2013年2月 |
「グノシー」Android版のサービス提供開始 |
2013年11月 |
広告配信システムを構築し、広告代理店を介した広告営業及び広告配信を開始 |
2013年11月 |
本社を東京都港区芝に移転 |
2014年4月 |
「グノシー」海外版のサービス提供を開始 |
2014年6月 |
アドネットワークを構築し、サービス提供を開始 |
2014年12月 |
本社を東京都港区六本木に移転 |
2015年4月 |
東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2015年12月 |
株式会社ゲームエイトを子会社化 |
2016年6月 |
KDDI株式会社との協業サービスである「ニュースパス」サービス提供開始 |
2016年7月 |
株式会社Kumar(現 株式会社digwell)を子会社化 |
2017年5月 |
「LUCRA(ルクラ)」サービス提供開始 |
2017年12月 |
東京証券取引所市場第一部に市場変更 |
2018年1月 |
東京証券取引所貸借銘柄に指定 |
2018年7月 |
株式会社サイバーエージェントとの合弁会社、株式会社VIDPOOLを設立 |
2018年7月 |
シンガポールにて、子会社Gunosy Capital Pte. Ltd.を設立 |
2018年8月 |
AnyPay株式会社との合弁会社、株式会社LayerXを設立 |
2018年12月 |
「グノシースポーツ」サービス提供開始 |
2019年3月 |
「オトクル」iOS版のサービス提供開始 |
2019年7月 |
「オトクル」Android版のサービス提供開始 |
2019年8月 |
株式会社LayerXの株式の一部を売却により、同社を連結子会社から除外 |
2019年10月 |
本社を東京都港区赤坂に移転 |
2019年12月 |
株式会社サニーサイドアップとの合弁会社、株式会社Grillを設立 |
2019年12月 |
当社子会社の株式会社ゲームエイトが株式会社Smarpriseの全株式を取得し孫会社化 |
2020年11月 |
合同会社Gunosy Capitalを設立 |
2021年4月 |
KDDI株式会社との協業サービスである「auサービスToday」サービス提供開始 |
2021年5月 |
本社を東京都渋谷区渋谷に移転 |
2021年6月 |
「YOU IN」サービス提供開始 |
2021年7月 |
株式会社VIDPOOLの清算結了 |
2021年10月 |
株式会社Gunosy Capitalを設立 |
2022年4月 |
Gunosy投資事業組合を設立 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行 |
2022年4月 |
GaragePreneurs Internet Pvt. Ltd.を持分法適用関連会社化 |
2023年3月 |
Gunosy Capital Pte. Ltd.の清算結了 |
2023年3月 |
株式会社Grillの株式を売却により、同社を連結子会社から除外 |
事業内容
Gunosyは、「情報を世界中の人に最適に届ける」という企業理念のもと、インターネット上の膨大な情報からユーザーの興味・関心に合わせてパーソナライズされた情報を配信する情報キュレーションサービスを展開しています。同社は、情報キュレーションサービス「グノシー」、「ニュースパス」、「auサービスToday」を提供し、アルゴリズムによる機械学習を用いてユーザーの興味・関心を分析・学習し、求める情報を配信しています。また、子会社である株式会社ゲームエイトが運営する「Game8」など、他のメディアを通じた情報配信も行っています。
Gunosyは、メディアサービスを通じてユーザー数の拡大とともに、ユーザーの興味・関心に関するデータを蓄積しています。これらのデータを活用し、顧客の商品やサービスに興味・関心を持つターゲットユーザーの特定を可能にし、広告商品の提供を行っています。広告商品には、「Gunosy Ads」があり、CPC課金型やCPM課金型の課金形態を提供しており、広告主からの広告収入を得ています。
さらに、Gunosyはスマートフォンに特化したアドネットワークを構築し、複数の広告配信可能なメディアを束ねて広告を一括して配信する仕組みを提供しています。これにより、広告主の広告効果を高めることを目指しています。また、メディアサービス上で顧客の商品やサービス等の販売を促進するマーケティングソリューションサービスも提供しています。
これらの取り組みを通じて、Gunosyはユーザーに寄り添うサービスの提供と情報取得コストの最小化を追求し、広告収益の増加と新たな収益基盤の拡大に努めています。
経営方針
Gunosyは、情報キュレーションサービスを核とした成長戦略を推進しています。同社は「情報を世界中の人に最適に届ける」という企業理念の下、ユーザーの興味・関心に合わせたパーソナライズされた情報を提供することで、企業価値および株主価値の向上を目指しています。具体的には、「グノシー」、「ニュースパス」、「auサービスToday」などの情報キュレーションサービスの運営を通じて、ユーザーの利便性の向上と新規サービスの開発に注力しています。
経営指標としては、アクティブユーザー数の継続率の改善と拡大を重視し、全社売上高の拡大を目指しています。また、メディア事業の成長に向けて、メディア価値と広告商品価値の向上に取り組んでおり、MAU(Monthly Active User)などのアクティブユーザー数と継続率を重要な指標としています。
中長期的な経営戦略として、Gunosyはメディア事業、ゲームエイトグループ、投資事業、LLM領域などにおける新規事業を成長の柱と位置付けています。これらの事業を通じて、ユーザー獲得、広告収益の増加、新たな収益基盤の構築に取り組んでいます。また、新型コロナウイルス感染症の影響やマクロ環境の変化を踏まえ、広告宣伝投資を慎重に決定し、投資対効果が高いと判断される中で広告宣伝投資を行う方針です。
さらに、Gunosyは社外の有望なスタートアップ企業への投資やM&Aを推進し、大規模言語モデル(LLM)を基盤としたサービス開発にも積極的に取り組んでいます。これらの戦略を通じて、非連続的な成長を目指しています。