ファーストロジックJP:6037

時価総額
¥119.9億
PER
15.1倍
不動産投資専門のポータルサイト「楽待」運営、物件掲載、提案、広告掲載、査定・一括見積、楽待プレミアムサービス提供。

沿革

2005年8月

 東京都渋谷区広尾において、資本金1,000万円で株式会社ファーストロジックを設立

2006年3月

 不動産投資のポータルサイト「楽待」サービスの開始

 「提案」サービス、「広告掲載」サービスの開始

2007年1月

 東京都港区芝に本社移転

2008年3月

 住宅用不動産のポータルサイト「楽待」サービスの開始

2009年9月

 東京都港区浜松町二丁目に本社移転

2010年3月

 大阪オフィスを開設

2010年4月

 賃貸用不動産のポータルサイト「楽待」サービスの開始

2010年8月

 取引情報の仲介システムに関する国内特許を取得

2011年7月

 賃貸用不動産のポータルサイト「楽待」サービスの終了

2012年1月

 住宅用不動産のポータルサイト「楽待」サービスの終了

2012年7月

 「物件掲載」サービスの開始

2012年10月

 「査定」サービスの開始

2013年1月

 取引情報の仲介システムに関する米国特許を取得

2013年12月

 東京都港区浜松町一丁目に本社移転

2015年2月

2015年3月

2015年6月

 東京証券取引所マザーズに株式を上場

 不動産投資の楽待公式アプリをリリース

 東京都千代田区丸の内二丁目に本社移転

2015年7月

2015年12月

2016年2月

2016年3月

2018年12月

2018年3月

2019年2月

2020年6月

2021年2月

2021年11月

2022年4月

2022年6月

2023年6月

 「大家さんの味方」サービスの開始

 「大家さんの味方」の「賃貸管理」「建築」の一括見積りサービス及び「事例掲載」サービスの開始

 東京証券取引所市場第一部に市場変更

 「大家さんの味方」の「内装」の一括見積りサービスの開始

 不動産投資の楽待公式アプリをリニューアル

 東京都千代田区有楽町一丁目に本社移転

 不動産会社向け顧客対応アプリをリリース

 不動産会社・投資家向けビデオ通話機能をリリース

 投資家向け楽待不動産投資相談室をリリース

 東京都中央区八丁堀三丁目に本社移転

 東京証券取引所スタンダード市場に移行

 投資家向け有料会員サービス「楽待プレミアム」をリリース

 不動産会社向けChatGPTを活用した物件PRの自動生成機能をリリース

事業内容

ファーストロジックは、不動産投資に特化したポータルサイト「楽待」を運営しています。このサイトは、主に個人の不動産投資家を対象に、マンション、アパート、戸建住宅などの収益不動産に関する情報を提供しています。ファーストロジックの事業は、投資用不動産関連情報を求める会員と不動産会社やリフォーム会社などのマッチング機能を提供するサービスです。会員登録は無料で、登録者にはメールマガジンを通じて不動産投資に関する情報が提供されます。

ファーストロジックは、不動産会社に対して物件掲載サービス、提案サービス、広告掲載サービスなどを提供し、これらが主たる収益源となっています。物件掲載サービスでは、不動産会社がサイトに物件情報を掲載し、投資家からの問い合わせを獲得できます。提案サービスでは、会員の購入希望物件情報に基づき、不動産会社が特定の会員に対して物件を提案できます。広告掲載サービスでは、サイト上の広告枠を販売しています。

さらに、査定・一括見積サービスを通じて、会員が不動産会社に売却査定を依頼したり、リフォーム会社に見積もりを依頼できるサービスも提供しています。これらのサービスにより、不動産会社やリフォーム会社は新たな顧客を獲得し、ファーストロジックはサービス対価を受領しています。

また、楽待プレミアムサービスを提供しており、これは有料で専門的な記事や動画、便利な機能を無制限に利用できるサービスです。これにより、ファーストロジックは定額の料金を受け取っています。

経営方針

ファーストロジックは、不動産投資ポータルサイト「楽待」を通じて、不動産投資市場における公正な取引の促進と社会貢献を目指しています。同社は、不動産投資家と不動産会社やリフォーム会社とのマッチングを強化し、利用者にとって価値ある情報提供とサービスの提供に努めています。

経営方針として、ファーストロジックは「楽待」の認知度向上と市場シェアの拡大、加盟店及びプレミアム会員の獲得を通じた売上の増加、サービスの拡充を目指しています。これらの目標達成のために、積極的な採用活動を行い、組織体制の強化にも注力しています。

経営環境においては、賃貸用不動産市場とインターネット広告市場の拡大を背景に、事業の成長機会を見出しています。特に、賃貸用不動産の新設住宅着工数の増加やインターネット広告市場の拡大は、ファーストロジックの事業展開にとって有利な環境を提供しています。

経営戦略としては、「楽待」の物件掲載数と利用社数の増加、サイト訪問者数の増加を重視しています。これにより、不動産投資家と不動産関連企業の双方にとって価値あるプラットフォームの提供を目指しています。また、システムの安定性確保や経営管理体制の強化にも取り組んでおり、企業価値の持続的な拡大を図っています。

新型コロナウイルス感染症の影響に対しては、在宅勤務やオンライン商談の実施など、柔軟な対応を行いながら事業の継続と業績の拡大を目指しています。これらの取り組みを通じて、ファーストロジックは不動産投資市場におけるリーディングカンパニーとしての地位を確固たるものにし、さらなる成長を目指しています。