アイ・アールジャパンホールディングスJP:6035

時価総額
¥218.7億
PER
30.2倍
IR・SRコンサルティング、ディスクロージャーコンサルティング、データベース・その他のサービス提供、M&Aアドバイザリー業務、バックオフィス業務受託。

沿革

2015年2月
 

アイ・アールジャパンが単独株式移転の方法により当社を設立
当社の普通株式を東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2015年6月

監査等委員会設置会社に移行

2017年6月

東京証券取引所市場第二部へ市場変更

2018年1月

東京都千代田区丸の内に「丸の内オフィス」を新設

2018年9月

東京証券取引所市場第一部へ銘柄指定

2021年2月

東京都千代田区丸の内に完全子会社株式会社JOIB(以下「JOIB」といいます。)を設立(現連結子会社)

2022年4月

東京証券取引所プライム市場へ移行

2022年5月

東京都千代田区霞が関に完全子会社アイ・アールジャパンの完全子会社として株式会社IRJビジネスコンサルティングスタッフ(以下「BCS」といいます。)を設立(現連結子会社)

2022年7月

アイ・アールジャパンからBCSに対しバックオフィス事業を会社分割の方法により承継

2007年10月

株式会社アイ・アール ジャパンホールディングス(現アイ・アールジャパン)を旧株式会社アイ・アール ジャパンのMBOを目的として、資本金10,000千円で東京都大田区に設立

2007年12月

本店所在地を東京都港区に置くことを臨時株主総会において決議

2008年2月

旧株式会社アイ・アール ジャパンを株式交換により完全子会社化

2008年4月

経営資源の効率化を目的とし、旧株式会社アイ・アール ジャパン(実質上の存続会社)と株式会社アイ・アールジャパンホールディングス(形式上の存続会社)が合併。形式上の存続会社が株式会社アイ・アールジャパンに商号変更

2011年3月

大阪証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2012年3月

第一種金融商品取引業者登録「関東財務局長(金商)第2624号」

2012年4月

証券代行事業を開始

2013年7月

大阪証券取引所現物市場の東京証券取引所への統合に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)に上場

2015年2月

完全親会社である当社の設立に伴い、アイ・アールジャパンが東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)の上場を廃止

2015年2月

本店所在地を東京都港区から現在の東京都千代田区霞が関に移転

2017年12月

TOKYO PRO Market J-Adviser資格を取得

2018年1月

東京都千代田区丸の内に「丸の内オフィス」を新設

2019年6月

第一種金融商品取引業者変更登録(金融商品取引業法第2条第8項第9号及び第2号に定める業務)

事業内容

アイ・アールジャパンホールディングスとその連結子会社(アイ・アールジャパン、JOIB、BCS)は、IR(Investor Relations)とSR(Shareholder Relations)活動に特化したコンサルティング業務を中心に展開しています。同社は、上場企業が投資家や株主との関係構築を行うための総合的なサポートを提供しており、「IR・SRコンサルティング」、「ディスクロージャーコンサルティング」、「データベース・その他」の3つの主要サービスを提供しています。

IR・SRコンサルティングでは、実質株主判明調査、議決権賛否シミュレーション、行使結果分析、コーポレートガバナンス・コンサルティング、プロキシー・アドバイザリー、投資銀行業務、証券代行事業などを行っています。これらのサービスは、上場企業が効率的かつ実効的なIR・SR活動を実施するために不可欠です。

ディスクロージャーコンサルティングでは、ツールコンサルティングとリーガルドキュメンテーションサービスを提供し、企業の情報開示資料の企画・作成支援や、企業再編やM&A時の英文開示書類の作成支援を行っています。

データベース・その他のサービスとしては、IR活動総合サポートシステム「IR-Pro」やアナリストネットワーク、個人株主向けアンケートサービス「株主ひろば」を提供しており、これらを通じて上場企業と投資家・株主との間のコミュニケーションを促進しています。

また、JOIBは、大再編時代に誕生する超大型のM&A市場に対応するために設立された独立系インベストメント・バンクであり、支配権争奪や企業再編・事業再編等のM&Aに特化した専門的なFA業務を提供しています。BCSは、アイ・アールジャパンのバックオフィス業務を受託し、業務の効率化とエクイティ・コンサルティング事業の基盤強化を目的として設立されました。

経営方針

アイ・アールジャパンホールディングスは、その企業使命として「お客様(株式公開企業、投資家、市場関係者)の公正な資本競争力の向上とグローバルな資本経済の発展に貢献する」ことを掲げています。この目標を達成するため、同社は独立性を重視し、上場企業と投資家を結ぶブリッジ役としての役割を果たしてきました。また、IR・SR活動における課題を迅速に察知し、具体的なアクションプランの提案と実践を行うことを行動規範としています。

中長期的な経営戦略として、同社はエクイティ・コンサルティング機能の強化と拡充に注力しています。これには、エクイティ・コンサルティングの普及、FA/PA業務の拡大、付加価値のある証券代行サービスの提供、そして人的資源の拡充が含まれます。特に、株主との対話の必要性が増している現在、同社は実質株主判明調査を基軸としたコンサルティングを強化しています。また、日本の資本市場の変化に対応し、支配権争奪や企業再編・事業再編等のM&Aに特化した専門的なFA業務を拡充しています。

さらに、証券代行業務においては、革新的なサービスを展開し、時代のニーズに応えることを目指しています。人的資源に関しては、専門性の高いコンサルティングサービスを提供するために、優秀な人材の確保と育成に力を入れています。

これらの戦略を通じて、アイ・アールジャパンホールディングスは、お客様の公正な資本競争力の向上とグローバルな資本経済の発展に貢献し、ステークホルダーからの信頼回復に努めています。