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エクストリームJP:6033
沿革
2005年5月 |
東京都豊島区において会社設立(資本金15,000千円) |
2005年12月 |
ソリューション事業(現 デジタル人材事業)受託開発サービス開始 |
2006年4月 |
特定労働者派遣事業届出 |
2006年5月 |
東京都豊島区池袋四丁目27番5号に本社移転 ソリューション事業(現 デジタル人材事業)人材ソリューションサービス開始 |
2007年2月 |
コンテンツプロパティ事業ライセンスサービスとして 任天堂Wii「バーチャルコンソール」にてメサイヤゲームス配信開始 |
2007年5月 |
有料職業紹介事業認可取得(13-ユ-302189) 一般労働者派遣事業認可取得(般13-302724) |
2008年9月 |
コンテンツプロパティ事業ゲームサービスとして PCオンラインゲーム「桃色大戦ぱいろん」課金サービス開始 |
2010年9月 |
東京都豊島区池袋二丁目51番13号に本社移転 |
2011年4月 |
ニコニコアプリ「桃色大戦ぱいろん・生」サービス開始 |
2014年6月 |
本社に人材インキュベーション・技術交流施設「Co-CORE(ここあ)」を設置 愛知県名古屋市に名古屋オフィス開設 |
2014年11月 |
日本コンピュータシステム株式会社とメサイヤブランドに関する譲渡契約を締結 |
2014年12月 |
東京証券取引所マザーズ市場に株式を上場 |
2016年4月 |
株式会社ウィットネストを子会社化 |
2016年9月 |
東京都豊島区西池袋一丁目11番1号に本社移転 |
2018年4月 |
株式会社ウィットネストを吸収合併 |
2018年5月 |
株式会社EPARKテクノロジーズを子会社化 イーペットライフ株式会社(現 株式会社EPARKペットライフ)を持分法適用関連会社化 資本金を410,991千円に増資 |
2018年8月 |
中国にてスマートフォンゲームアプリ『ラングリッサー』を天津紫龍奇点互動娯楽有限公司を通じてサービス開始 |
2019年4月 |
日本にてスマートフォンゲームアプリ『ラングリッサー モバイル』を香港紫龍互娯有限公司を通じてサービス開始 |
2019年6月 |
株式会社オルトプラスとベトナムオフショアを開発拠点とした合弁会社株式会社エクスラボを設立 |
2019年7月 |
株式会社エクスラボがALTPLUS VIETNAM Co.,LTD.(現 EXTREME VIETNAM Co.,LTD.)を子会社化 |
2020年4月 |
株式会社エクスラボを完全子会社化 |
2020年7月 |
ALTPLUS VIETNAM Co.,LTD.の社名をEXTREME VIETNAM Co.,LTD.へ変更 |
2021年8月 |
フリーランス向けエージェント事業『エクストリームフリーランス』サービス開始 株式会社ネクストンを持分法適用関連会社化 |
2022年4月 |
東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所のマザーズ市場からグロース市場に移行 |
2022年6月 |
株式会社Dragami Gamesを子会社化 |
2022年11月 |
エス・エー・エス株式会社を子会社化 |
事業内容
エクストリームとそのグループ会社は、主に3つの事業セグメントに分かれています。第一に「デジタル人材事業」では、ゲーム、スマートフォンアプリ、WEB、IT企業向けに、プログラミングやグラフィック開発スキルを持つ社員が顧客企業に常駐し、開発業務を提供しています。次に「受託開発事業」では、スマートフォンアプリ開発、クラウドプラットフォーム構築、CRMの構築から導入、運用まで、顧客からの案件を受託し、納品するサービスを行っています。この事業には、エクスラボ、EXTREME VIETNAM Co.,LTD.、Eパークテクノロジーズ、エス・エー・エス株式会社、酒田エス・エー・エス株式会社が含まれます。
最後に「コンテンツプロパティ事業」では、エクストリームグループが保有するゲームやキャラクターの知的財産を活用し、ゲームの開発、販売、運営のほか、ライセンス事業を通じて様々な商材への使用許諾を行っています。このセグメントには、ドラガミゲームズが含まれます。これらの事業を通じて、エクストリームグループは幅広いデジタル関連サービスを提供し、多様な顧客ニーズに応えています。
経営方針
エクストリームは、ゲームやデジタルコンテンツの開発を核とした事業を展開しており、その成長戦略は、デジタル人材事業、受託開発事業、コンテンツプロパティ事業の3つのセグメントに分けられます。同社は、これらの事業を通じて、独自の技術力とクリエイティブな能力を活かし、顧客に高品質なサービスを提供することを目指しています。
デジタル人材事業では、技術者のクラスター集団化を推進し、デジタルクリエイターという新しい職能ポジションの確立を目指しています。また、国内外のIT人材不足に対応するため、ベトナムオフショア事業を含むグローバルな人材確保戦略を展開しています。
受託開発事業では、エクストリームグループ内での案件のキャッチアップや技術力の共有を図りながら、新規開発から運用保守まで全方位的な提案を行い、安定的な受注と利益実現を目指しています。この事業では、クラウド環境への移行支援や大規模プラットフォームの構築など、技術面での優位性を確立することを重視しています。
コンテンツプロパティ事業では、エクストリームが保有する知的財産を活用し、自社製品の開発や他社とのライセンス契約を通じて、日本発のコンテンツ文化のグローバルな浸透を図っています。特に、アジア市場での成長が見込まれるゲームコンテンツ市場において、日本由来のコンテンツへのニーズが高まっていることから、海外展開を積極的に推進しています。
これらの戦略を通じて、エクストリームは、デジタル人材事業を安定的な事業基盤としつつ、受託開発事業とコンテンツプロパティ事業を新たな収益基盤として位置づけ、中長期的に売上高規模100億円超、売上高営業利益率20%の達成を目標に掲げています。同社は、これらの事業を通じて、クリエイティブカンパニーとしての地位を確立し、持続的な成長を目指しています。