東プレJP:5975

時価総額
¥1332.7億
PER
6.9倍
プレス関連製品(部品、金型)、定温物流関連製品(冷凍・冷蔵車)、空調機器、電子機器の製造・販売、物流、研究サービスを展開。

沿革

1935年4月

東京都江東区大島町に東京プレス工業株式会社を設立し、プレス加工を主とし製罐・鈑金を併せ営む。

(資本金300千円)

1937年10月

城東工業株式会社を吸収合併。

1958年1月

東京ダイカスト株式会社を吸収合併。

1960年7月

神奈川県相模原市に金型工場を新設し、相模原工場とする。

1962年4月

神奈川県相模原市に東邦興産株式会社を設立。

(現・連結子会社 資本金1,000千円)

1962年6月

相模原工場にプレス工場を新設。

1962年8月

東京証券取引所市場第二部へ株式を上場。

1963年10月

相模原工場に組立工場を新設し、併せて金型工場、プレス工場を増設。

1964年3月

広島県賀茂郡八本松町(現・東広島市)にプレス・組立工場を新設し、広島工場とする。

1964年7月

本社を東京都江東区より中央区へ移転。

1965年7月

東京工場を相模原工場へ移転合併。

1967年6月

神奈川県相模原市に東京メタルパツク株式会社を設立。

(資本金50,000千円)

1968年1月

相模原工場にプレス工場・金型工場を増設。

1968年9月

冷凍、冷蔵車業界へ進出。

1970年1月

空調機器業界へ進出。

1971年9月

東京都中央区にトツプ工業株式会社を設立。

(資本金20,000千円)

1974年2月

東京証券取引所市場第一部へ指定。

1978年4月

東京都中央区に東プレ・コープランド株式会社を設立。

(資本金300,000千円)

1978年8月

アメリカ駐在員事務所開設。

1979年9月

岐阜県加茂郡川辺町に東プレ岐阜株式会社を設立。

(資本金20,000千円)

1983年10月

電子機器業界へ進出。

1985年5月

東プレ・コープランド株式会社を株式会社ティー・シー・コーポレイションに商号変更。

1985年10月

東プレ株式会社に商号変更。

1986年6月

事務機器業界へ進出。

1991年10月

株式会社ティー・シー・コーポレイションをトプレック株式会社へ商号変更。

(現・連結子会社)

トプレック株式会社へ冷凍・冷蔵車及び冷凍・冷蔵庫の販売に関する営業を譲渡。

1991年10月

トツプ工業株式会社から営業の全部を譲受。

1991年10月

相模原工場・広島工場をそれぞれ相模原事業所・広島事業所とし、栃木県河内郡上三川町に栃木事業所を開設。

1996年4月

センサー業界へ進出。

1999年11月

福岡県田主丸町(現・久留米市)に東プレ九州株式会社を設立。

(現・連結子会社 資本金100,000千円)

2002年6月

米国アラバマ州カルマン市にTopre America Corporationを設立。

(現・連結子会社 資本金25,000千米ドル)

2008年4月

埼玉県比企郡ときがわ町に東プレ埼玉株式会社を設立。

(資本金100,000千円)

2010年1月

中国広東省佛山市に東普雷(佛山)汽車部件有限公司を設立。

(現・連結子会社 資本金2,000,000千円)

2010年12月

タイ王国バンコク市にTOPRE (THAILAND) CO., LTD.を設立。

(現・連結子会社 資本金835,000千バーツ)

2012年2月

中国湖北省襄陽市に東普雷(襄陽)汽車部件有限公司を設立。

(現・連結子会社 資本金2,000,000千円)

2012年3月

メキシコ合衆国ケレタロ州サンファンデルリオ市にTopre Autoparts Mexico, S.A. de C.V.を設立。(現・連結子会社 資本金327,053.76千ペソ)

2014年1月

三重県鈴鹿市に自動車機器工場を新設し、鈴鹿工場とする。

2015年5月

インドネシア共和国バンテン州に合弁会社PT.TOPRE REFRIGERATOR INDONESIAを設立。

(資本金500千米ドル)

2015年10月

タイ王国サムットプラカーン県に新工場新設(TOPRE (THAILAND) CO., LTD.)。

2016年1月

三重県員弁郡東員町にて自動車機器工場を譲受けて東プレ東海株式会社を連結子会社化。

(現・連結子会社 資本金490,000千円)

2017年2月

インド共和国グジャラート州にTopre India private limitedを設立。

(現・連結子会社 資本金5,000千ルピー)

2017年4月

2017年4月

連結子会社である東プレ埼玉株式会社を吸収合併。

鈴鹿工場を連結子会社である東プレ東海株式会社へ事業譲渡。

2017年10月

連結子会社である東プレ岐阜株式会社を吸収合併。

2019年3月

中国湖北省武漢市に東普雷(武漢)汽車部件有限公司を設立。

(現・連結子会社 資本金500,000千円)

2019年3月

インドネシア共和国西ジャワ州にPT.Topre Indonesia Autopartsを設立。

(現・連結子会社 資本金13,640千米ドル)

2019年5月

2020年4月

2020年7月

神奈川県横浜市の三池工業株式会社と資本提携を行い連結子会社化。

(現・連結子会社 資本金400,000千円)

組織再編を契機として連結の範囲の見直しを行い、連結子会社である東京メタルパツク株式会社を連結除外。

連結子会社であるトツプ工業株式会社を吸収合併。

2021年4月

2022年4月

連結子会社である株式会社栃木三池を清算。

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からプライム市場に移行。

事業内容

東プレは、プレス関連製品、定温物流関連製品、空調機器、電子機器の製造・販売を主軸に事業を展開している企業です。同社グループは、東プレを含む19社(連結子会社14社、非連結子会社4社)と関連会社2社で構成されています。

プレス関連製品事業では、自動車部品のプレス部品とプレス部品用金型の製造・販売を行っています。国内では、東プレ九州、東プレ東海、三池工業が製造を担当し、東プレが販売を行っています。海外では、Topre America Corporation、Topre Autoparts Mexico、東普雷(佛山)汽車部件有限公司など複数の子会社が製造・販売を手掛けています。

定温物流関連事業では、冷凍・冷蔵車の製造を東プレが行い、トプレックを通じて販売しています。また、冷凍輸送は連結子会社の東邦興産が担当しています。

その他の事業として、空調機器(バブコン、クリーンルーム用機器、送風機、住宅用換気システム)と電子機器の製造・販売を東プレが行っています。これらの製品やサービスは、自動車産業や物流業界、さらには一般消費者向け市場にも提供されており、幅広いニーズに応える事業展開をしています。

東プレグループは、これらの事業を通じて、製造から販売、物流、研究開発に至るまで、一貫したサービスを提供しています。

経営方針

東プレは、技術力の向上と社会への貢献を目指し、2021年度から2023年度を対象とした中期経営計画を推進しています。同社は、お客様の課題解決を目的とした製品・サービスの創出に注力し、持続的な成長を目指しています。この計画の下、東プレは「ものづくり」の価値観を追求し、開発体制の強化、技術力の向上、品質の維持向上を図ります。また、新しい業務・組織体制の構築や、世界で活躍できる人材の育成にも力を入れています。

経営環境の変化に対応するため、東プレは自動車業界や冷凍車業界のニーズに応える製品開発に注力しています。特に、車両の電動化や環境問題への対応を重視し、技術力の向上を図っています。さらに、空調機器や電子機器の業界においても、高付加価値製品の開発や販売拡大に努めています。

事業上及び財務上の課題に対しては、コア技術の開発、コスト低減、生産体制の強化を進めています。プレス関連製品事業では、軽量化ニーズに応える技術の強化、定温物流関連事業では、社会の課題や顧客ニーズに対応した商品の提供に取り組んでいます。また、空調機器部門では、高付加価値換気システムの拡販や、電子機器部門では「REALFORCE」ブランドの強化を目指しています。

経営指標としては、「売上」、「営業利益率」、そして「自己資本比率」を重視し、事業の健全性を維持しています。これらの戦略と取り組みを通じて、東プレは社会から必要とされる企業を目指し、持続可能な成長を追求しています。