フジマックJP:5965

時価総額
¥173.5億
PER
10.4倍
業務用厨房機器の製造・販売、保守修理、輸入・販売、食器・什器備品の販売、保管・管理及び配送、原材料・部品の販売を手がける。

沿革

1950年3月
 

業務用厨房機器の販売、厨房及び付帯設備の設計並びに工事請負等を目的として富士厨房設備株式会社を払込資本金20万円をもって設立、東京都港区芝南佐久間町に本社を設置。

1950年10月

東京都港区芝田村町に本社を移転。

1951年11月

東京都港区に東京工場を新築し、操業を開始。

1952年12月

東京都港区芝新橋に本社を新築移転。

1962年5月

福岡県糟屋郡新宮町に福岡工場を新築し、操業を開始。

1962年10月

東京都港区に富士厨房サービス株式会社を設立。

1966年2月

東京都大田区に東京工場を新築移転し、操業を開始。

1973年5月

福岡県糟屋郡古賀町に福岡工場を新築移転し、操業を開始。

1981年2月

埼玉県入間郡鶴ヶ島町に東京工場を新築移転し、本社工場に名称を変更。

1981年10月

シンガポールに駐在員事務所を開設。

1982年10月

シンガポール駐在員事務所を廃止し、新たに販売現地法人FUJIMAK FOOD SERVICE EQUIPMENT(S)
PTE.,LTD.を設立。(100%出資)

1990年3月

グアムに販売現地法人FUJIMAK GUAM CORPORATIONを設立。(100%出資)

1990年10月
 

株式会社フジマックに社名変更。
富士厨房サービス株式会社を株式会社フジマックサービスに社名変更。

1992年1月

株式会社フジマックサービスを吸収合併。

1992年3月
 

株式会社ノヴァックスよりコンビオーブン(独ラショナル社製)の輸出入及び国内販売、同関連事業を譲受。

1996年8月

日本証券業協会に株式を店頭登録。

1998年2月

東京証券取引所市場第二部に株式を上場。

2000年7月
 

福岡工場を分社化し、株式会社ネオシスを設立。(100%出資)
本社工場を分社化し、株式会社エクステインを設立。(100%出資)

2001年3月
 

東京都港区に株式会社エピックを設立し、輸入販売業務を開始。(100%出資)

2003年5月

台湾に販売現地法人富士瑪克股有限公司を設立。(100%出資)

2003年9月

中国上海に販売現地法人福喜瑪克貿易(上海)有限公司を設立。(100%出資)

2004年4月

中国上海に製造現地法人福喜厨房設備(上海)有限公司を設立。(100%出資)

2004年5月

東京都港区に株式会社トライアンスを設立し、物流業務を開始。(100%出資)

2007年3月

株式会社ネオシスを株式会社エクステインに吸収合併。合併後の商号を株式会社ネオシスに変更。

2012年2月

中国香港に販売現地法人福喜瑪克香港有限公司を設立。(100%出資)

2012年11月

ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に駐在員事務所を開設。

2013年1月

タイ王国に販売現地法人FUJIMAK (THAILAND) CO.,LTD.を設立。(49%出資)

2013年3月
 

ベトナム社会主義共和国ドンナイ省に製造現地法人NEOSYS VIETNAM CO.,LTD.を設立。(2013年6月に100%出資)

2014年1月

カンボジア王国に販売現地法人FUJIMAK (CAMBODIA) CO.,LTD.を設立。(100%出資)

2015年9月

株式会社ネオシスの本社工場と福岡工場を統合し、同社拠点を福岡県古賀市に集約。
株式会社トライアンス首都圏物流センターを株式会社ネオシス本社工場跡地(埼玉県鶴ヶ島市)に移転。

2016年6月

福岡県古賀市に株式会社トライアンスの福岡物流センターを新築移転。

2019年5月

株式会社ネオシスを株式会社フジマックネオに社名変更。

2019年7月

福喜厨房設備(上海)有限公司を福喜瑪克厨房設備(上海)有限公司に社名変更。

2020年1月

ベトナム社会主義共和国ホーチミン市に販売現地法人FUJIMAK VIETNAM COMPANY LIMITEDを設立。(100%出資)

2020年4月

NEOSYS VIETNAM CO.,LTD.をFUJIMAK VIETNAM MANUFACTURING CO., LTD.に社名変更。

2020年7月

東京都港区南麻布に本社を新築移転。

2021年9月

太洋エース株式会社の株式を買取り、100%子会社化。

2021年12月

マレーシアに販売現地法人FJK FOOD SERVICE MALAYSIA SDN. BHD.を設立。(100%出資)

フィリピン共和国に販売現地法人FUJIMAK PHILIPPINES CORPORATIONを設立。(100%出資)

2022年3月

太洋エース株式会社を株式会社エピックに吸収合併。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。

2022年12月

アメリカ合衆国に販売現地法人FUJIMAK USA INC.を設立。(100%出資)

事業内容

フジマック及びその子会社18社から構成されるフジマックグループは、業務用厨房機器の製造、販売、および保守修理を主な事業としています。これらの事業は単一のセグメントに分類されており、フジマックグループの事業内容は幅広い地域にわたって展開されています。

具体的には、フジマック自体が業務用厨房機器の製造、販売、保守修理を手掛けています。また、シンガポールのFUJIMAK FOOD SERVICE EQUIPMENT(S)PTE.,LTD.や中国の福喜瑪克貿易(上海)有限公司など、海外の子会社も同様のサービスを提供しています。これらの子会社は、地域に根ざしたサービスを通じて、フジマックグループのグローバルな事業展開を支えています。

さらに、フジマックネオや福喜瑪克厨房設備(上海)有限公司、FUJIMAK VIETNAM MANUFACTURING CO., LTD.などの子会社は、業務用厨房機器の製造に特化しており、高品質な製品の供給を担っています。

また、株式会社エピックは業務用厨房機器の輸入・販売、食器や業務用厨房に関わる什器備品の販売を行っており、株式会社トライアンスは業務用厨房機器の保管・管理及び配送を、株式会社ジーシーエスは業務用厨房機器の原材料・部品等の販売をそれぞれ担当しています。

これらの事業を通じて、フジマックグループは業務用厨房機器の一貫したサービスを提供し、飲食業界のニーズに応えています。

経営方針

フジマックは、業務用厨房機器のリーディングカンパニーとして、食に関わる産業の多様なニーズに対応し、「フードビジネスのトータルサポート」と「お客様満足の創造」を企業理念に掲げています。同社は、グループ各社の連携を強化し、一貫体制を一層強固にすることで、業界の高度化する要求に応えています。地域に密着した営業とアフターメンテナンスの徹底、マーケットの拡大、優れた製品の開発、海外部門の強化、そしてESG経営の推進を中心に施策を展開しています。

フジマックは、国内外での受注と売上の拡大を目指し、グローバルでフレキシブルな生産・供給体制の強化、コスト競争力の向上、品質や安全性、衛生性、機能性の一層の向上に取り組んでいます。また、コスト管理と業務効率化を推進し、適正に経費を削減することで、強靭な且つ健全な経営体質の構築を目指しています。

内部管理面では、内部統制システムの効果的な運営、コンプライアンスとリスク管理の徹底、労務管理と安全管理への注力を進め、高い倫理観を有した企業グループづくりを目指しています。これらの取り組みを通じて、フジマックはグループ売上高400億円達成を中長期的な目標として掲げています。