アルメタックスJP:5928

時価総額
¥36.7億
PER
51.8倍
住宅建材製品の製造販売を主事業とし、サッシ、ドア、エクステリア、サッシ部材等を手がける。

沿革

1969年11月

日本エコンアルミ㈱の原材料部門として日本砂鉄鋼業㈱との共同出資により「関西軽金属株式会社」(本店所在地 滋賀県栗東市、資本金30百万円)を設立。

11月24日に商号を「関西アルミ株式会社」に変更。

1970年10月

栗東工場(滋賀県栗東市)竣工。アルミビレットの生産開始。

1975年11月

本社を大阪市東区に移転。(登記上本店所在地は滋賀県栗東市)

1977年12月

本社を大阪市淀川区に移転。

1978年1月

ニッサアルミ販売㈱と合併し、関東地区における住宅用アルミ建材の販売を開始。
関東地区の営業拠点として東京営業所(東京都千代田区)を開設。

   3月

日本砂鉄鋼業㈱と合同製鉄㈱との合併を機に、前者のアルミ製品の製造販売を継承。

   5月

滋賀工場(滋賀県栗東市)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。

1980年4月

業容の拡大のため、東京営業所を東京都中央区に移転。

1985年11月

関東工場(茨城県古河市)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。

1986年4月

CIの導入を図り「アルメタックス株式会社」に商号変更。

1988年4月

関東地区の販路拡大を図り東京営業所を東京支店に昇格。

1989年3月

栗東工場の土地・建物等の生産設備を子会社、関西アルミ製造㈱(連結子会社)に営業譲渡。

   7月

山口工場(山口県山口市)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。

1990年6月

関東工場第2工場竣工。

1991年12月

大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄及び京都証券取引所に上場。

1993年7月

本社を大阪市北区大淀中1丁目1番93号に移転。

   9月

大阪証券取引所市場第二部特別指定銘柄の指定解除。

1995年7月

東京支店を東京都新宿区に移転。

1996年4月

静岡工場(静岡県掛川市)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。

1997年8月

東北工場(宮城県色麻町)を新設し、住宅用アルミ建材の生産を開始。

2001年4月

関西アルミ製造㈱(連結子会社)を吸収合併。

   6月

本店所在地を大阪市北区に移転。

2004年3月

2010年3月

本社及び本店所在地を現在地(大阪市北区大淀中1丁目1番30号)に移転。

アルミビレットの製造・販売を終了。

2010年10月

栗東資源循環センター(滋賀県栗東市)を竣工。

2013年7月

大阪証券取引所と東京証券取引所の現物市場統合に伴い、東京証券取引所市場第二部に上場。

2014年4月

山口工場、静岡工場、東北工場を山口センター、静岡センター、東北センターに改称。

2018年4月

山口センター、静岡センターを山口工場、静岡工場に改称。

2021年8月

本社及び本店所在地を現在地(大阪市北区大淀中1丁目1番30号)で20階から30階に移転。

   8月

東京支店を現在地(東京都新宿区岩戸町)に移転。

2022年4月

東京証券取引所の市場区分の見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。

事業内容

アルメタックスは、住宅関連市場に特化した事業を展開しています。同社の主力事業は、特定のニーズを持つ顧客向けに住宅建材製品の製造及び販売を行うことです。具体的には、サッシ、ドア、エクステリア、サッシ部材などの製造販売を手掛けており、これらの製品群を通じて住宅建設やリフォーム市場に貢献しています。

アルメタックスは、住宅建材部門を単一の事業セグメントとして位置づけています。これにより、同社は住宅建材の専門知識と技術を集中的に発展させ、市場の特定セグメントにおけるニーズに応える高品質な製品を提供しています。

事業の系統図によれば、アルメタックスの製品ラインナップは、住宅の構造や外観に関わる重要な要素をカバーしています。これにより、同社は住宅建材市場において、一貫したサービスと製品の提供を実現しています。

総じて、アルメタックスは住宅建材部門において、特定の市場ニーズに対応する製品とサービスを提供することで、住宅関連市場における重要なプレイヤーとしての地位を確立しています。同社の製品は、住宅の快適性、機能性、美観を高めることに貢献しており、これらの製品を通じて、より良い住環境の実現に貢献しています。

経営方針

アルメタックスは、住宅建材メーカーとして「健康」「快適」「環境共生」をキーワードに、質の高い住生活文化の創造を目指しています。同社は、顧客満足を通じて事業の成長と企業価値の最大化を目指し、技術と希望をもって新たな事業領域の拡大に挑戦しています。また、社会課題の解決と持続的な社会の発展に貢献することを目標に掲げています。

経営戦略として、アルメタックスは営業戦略において、新設住宅用建材及びリフォーム用住宅建材の販売を堅持しつつ、高性能で付加価値の高い製品の開発に取り組んでいます。リフォーム分野や新規着工住宅関連事業での新商品開発や新規販路開拓にも積極的です。技術戦略では、次世代高性能モデルの開発やオリジナル商品の開発に力を入れています。製造戦略では、多品種少量・短納期かつ特注対応力で顧客満足度向上を目指しています。

IT戦略としては、全社の情報システム・情報セキュリティを一元管理し、業務効率の向上を図っています。財務戦略では、持続的成長を支える強固な財務基盤の確立と成長投資への機動的な対応を目指しています。社会性向上戦略では、サステナビリティ基本方針に基づき、ゼロエネルギー住宅への関与やSBT認証での目標達成など、社会にやさしい会社づくりを目指しています。

これらの戦略を通じて、アルメタックスは住宅建材産業を取り巻く環境の変化に対応し、新たな成長を遂げるために、お客様志向の新製品の開発、販売体制の充実、コスト構造の変革に取り組んでいます。