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瀧上工業JP:5918
沿革
1937年1月 |
瀧上鐵骨鐵筋工業株式会社を設立。 |
1939年11月 |
瀧上工業株式会社と改称し、本店を東京市日本橋区兜町に移転。 |
1941年5月 |
株式会社瀧上工作所を設立(現・連結子会社)。 |
1948年11月 |
本店を東京都中央区日本橋小伝馬町に移転。 |
1950年5月 |
静岡営業所(静岡市葵区)を開設。 |
1952年5月 |
札幌営業所(札幌市中央区)を開設。 |
1953年6月 |
丸定産業株式会社を設立(現・連結子会社)。 |
1954年10月 |
福岡営業所(福岡市中央区)を開設。 |
1955年12月 |
本店を東京都中央区湊町に移転。 |
1960年5月 |
大阪営業所(大阪市福島区⇒1984年4月大阪市西区に移転)を開設。 |
1960年6月 |
瀧上精機工業株式会社を設立。 |
1961年2月 |
丸定運輸株式会社を設立(現・連結子会社)。 |
1961年10月 |
東京、名古屋証券取引所市場第二部上場。 |
1963年5月 |
半田工場(愛知県半田市)を新設。 |
1965年4月 |
瀧上建設興業株式会社を設立(現・連結子会社)。 |
1968年9月 |
丸定鋼業株式会社を設立。 |
1969年12月 |
中部レベラー鋼業株式会社を設立。 |
1971年1月 |
本店の所在地が東京都中央区湊一丁目に表示変更される。 |
1975年6月 |
富川鉄工株式会社を設立。 |
1978年4月 |
仙台営業所(仙台市青葉区)を設立。 |
1985年3月 |
半田第二工場専用岸壁及びクレーン設置。 |
1988年2月 |
半田第二工場建屋新設。 |
1988年3月 |
決算期を11月30日から3月31日に変更。 |
1994年9月 |
大阪営業所を大阪支店に昇格。 |
1995年8月 |
広島営業所(広島市中区)を開設。 |
2001年11月 |
岐阜営業所(岐阜県岐阜市)を開設。 |
2007年10月 |
半田第二工場の一部を賃貸不動産として貸与。 |
2010年6月 |
本店を東京都中央区湊一丁目から名古屋市中川区清川町に移転し、東京本店を東京支店に変更。 |
2012年4月 |
本店を名古屋市中川区清川町から愛知県半田市神明町に移転。 |
2013年3月 |
瀧上精機工業株式会社を株式の売却により連結の範囲から除外。 |
2013年4月 |
瀧上精機工業株式会社がその他の関係会社となる。 |
2014年9月 |
丸定産業株式会社、丸定鋼業株式会社、株式会社瀧上工作所、丸定運輸株式会社、瀧上建設興業株式会社及び中部レベラー鋼業株式会社の6社が、2014年9月1日の株式交換により当社の完全子会社となる。 |
2014年10月 |
フィリピン共和国にマニラ駐在員事務所(マカティ市)を開設。 |
2015年4月 |
名古屋営業所(名古屋市昭和区)を開設。 |
2016年4月 |
丸定産業株式会社が丸定鋼業株式会社と中部レベラー鋼業株式会社を吸収合併する。 |
2017年3月 |
富川鉄工株式会社が当社の完全子会社となる。 |
2017年6月 |
監査等委員会設置会社へ移行。 |
2017年10月 |
普通株式10株につき1株とする株式併合を実施。 |
2018年9月 |
株式会社ケイシステックニジューサンを子会社化。 |
2019年9月 |
富川鉄工株式会社より全事業を譲り受け、非連結子会社とする(同社は2022年3月15日清算結了)。 |
2021年4月 |
株式会社瀧上工作所と吸収分割を実施。 |
2021年10月 |
瀧上不動産株式会社を連結子会社化。 |
2022年4月 |
市場区分の見直しに伴い東京証券取引所第二部をスタンダード市場へ移行。 |
名古屋証券取引所市場第二部をメイン市場へ移行。 |
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2022年9月 |
東京フラッグ株式会社を子会社化。 |
事業内容
瀧上工業とそのグループ企業は、橋梁、鉄骨、その他鉄構物の設計、製作、販売を主軸に事業を展開しています。同社グループは、鋼構造物製造事業、不動産賃貸事業、材料販売事業、運送事業、工作機械製造事業、太陽光発電事業という幅広いセグメントを有しています。
鋼構造物製造事業では、瀧上工業が設計から施工までを手掛け、子会社の瀧上建設興業は土木建築や橋梁の施工、東京フラッグは土木、建築工事の請負や鉄骨鋼材の製造を行っています。また、海外ではUniversal Steel Fabrication Vina-Japan Co.,LTD.が鉄骨加工製品の製造を担当しています。
不動産賃貸事業では、瀧上工業及びその子会社が不動産の賃貸および管理業務を提供しています。材料販売事業では、丸定産業が鋼板の切断・加工販売や鉄筋・建材の販売を行い、瀧上精機工業はボルト・ナット類の製造販売を手掛けています。
運送事業は、丸定運輸が橋梁や鉄骨製品の輸送を担当。工作機械製造事業では、ケイシステックニジューサンが工作機械の設計、製作を行っています。さらに、瀧上工業は太陽光発電事業も展開し、太陽光発電設備による発電を行っています。
これらの事業を通じて、瀧上工業グループは多岐にわたる分野で事業を展開し、幅広いニーズに応えています。
経営方針
瀧上工業及びそのグループ企業は、橋梁、鉄骨、その他鉄構物の設計、製作、販売を中心に、不動産賃貸、材料販売、運送、工作機械製造、太陽光発電といった多様な事業を展開しています。同社は、品質の確かさで顧客との信頼関係を築く企業理念のもと、経営環境の変化に柔軟かつ強靭に対応する企業体質の実現を目指しています。このため、主力事業の基盤強化と多角化戦略を重視し、安定した経営と持続的な成長を追求しています。
瀧上工業グループは、3年ごとに中期経営計画を策定し、各事業セグメント及びグループ各社の目標と活動計画を設定しています。2022年3月期から2024年3月期を対象とした新中期経営計画では、「柔軟で強靭」な企業体質の実現をスローガンに掲げ、橋梁事業の拡充強化、保全事業への対応、鉄骨事業の体制構築を図ります。また、海外事業と不動産事業にも力を入れ、入札だけに頼らない企業体づくりを目指しています。
同社は、働き方改革やデジタル技術の活用促進にも注力しており、技能労働者の減少に対応するための担い手確保や生産性向上に努めています。2023年3月期の実績では、計画値を上回る業績を達成し、特に鋼構造物製造事業での橋梁受注量の増加や工場稼働率の改善が寄与しました。
瀧上工業グループは、経営目標達成と企業価値向上を目指し、中期経営計画に掲げる施策の着実な取り組みを通じて、売上高及び営業利益の向上を目標としています。