Japan Eyewear Holdings (5889) 株価

時価総額
¥540.4億
PER
12.3倍
眼鏡の製造・販売を手がける有力企業。金子眼鏡とフォーナインズの2ブランドで高級アイウェア市場に展開。24年5月に鯖江の眼鏡フレーム事業者タイホウを買収し内製化を推進。国内外で直営店113店舗を運営、海外は中国・香港・台湾・シンガポールに展開。

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事業内容

Japan Eyewear Holdingsは、高品質な眼鏡の製造・販売を主力事業とする持株会社です。同社は「金子眼鏡グループ」と「フォーナインズグループ」という2つの事業ブランドを展開しており、眼鏡の世界的産地である福井・鯖江の熟練したクラフツマンシップを活かした製品作りを行っています。世界トップクラスの高価格アイウェアブランドとしての地位確立を目指し、国内外での直営店展開を積極的に進めています。

同社の収益構造は、金子眼鏡グループが全体売上の約65%、フォーナインズグループが約35%を占めています。金子眼鏡事業では売上の約9割が直営店での小売販売となっており、国内外に94店舗を展開しています。一方、フォーナインズ事業は卸売と小売のバランス型で、約45%が取引先への卸販売、約55%が直営店販売となっており、国内外で約1,000店舗の販売網を持っています。

金子眼鏡事業は1958年創業で、クラシックなデザインを中心に幅広い年齢層に支持される製品を展開しています。同事業の特徴は企画から製造、販売までの一貫生産体制(SPA)にあり、鯖江の自社工場5拠点で年間約11万本を生産しています。フォーナインズ事業は1995年創業の高級ブランドで、「眼鏡は道具である」をコンセプトに機能性とモダンデザインを重視した製品作りを行い、主に40代~50代男性を中心顧客としています。

経営方針

Japan Eyewear Holdingsは、金子眼鏡とフォーナインズという二つの高級眼鏡ブランドを擁する持株会社として、日本発の世界トップクラスの高価格アイウェアブランドを目指しています。同社は持続的な成長と高い収益性の実現に向け、EBITDA(営業利益+減価償却費+識別可能資産償却費)を重要な経営指標として位置づけ、継続的な単価向上と着実な店舗網拡大を成長戦略の柱としています。単価については、金子眼鏡が2022年の約6万9千円から2026年には約8万2千円へ、フォーナインズも約7万3千円から約8万7千円への向上を計画しています。

同社の差別化戦略は、ブランド価値向上を背景とした戦略的な価格設定と、高品質なフレームに合う高機能・高単価レンズの積極的な提案にあります。カスタマーロイヤリティの構築を前提として、高品質なものづくりの追求に加え、ブランドイメージを高める店舗立地や店舗デザインの実現、店舗スタッフの専門性向上に注力しています。金子眼鏡では厳選した立地への年間数店舗程度の新規出店を継続し、フォーナインズでは従来の卸売事業に加えて、金子眼鏡の出店ノウハウを活かした直営店展開を強化する方針です。

新市場開拓では、「海外直営店」「国内インバウンド」「海外卸売」の3つのチャネルを連携させた循環型の成長モデルを確立しています。同社は国内インバウンドによるブランド認知向上を海外直営店・卸売の集客に繋げ、海外卸売での市場知見を直営店の出店戦略に活用する相互補完型の事業展開を推進しています。特に成長性の高い中国を中心としたアジア圏では、積極的な店舗展開と現地有力パートナーとの提携も視野に入れ、グローバルブランドとしての地位確立を目指しています。

内部管理体制の強化では、業務の標準化と効率化による事業基盤の確立を重要課題として認識し、適切な業務運営のために従業員への業務フローやコンプライアンスの周知徹底を図っています。2025年に発生したインサイダー取引規制違反事案を受け、外部専門家の提言に基づく再発防止策の厳格な実行と、全役職員への継続的な教育・啓蒙を通じたコンプライアンス意識の向上に取り組んでいます。弁護士を含む社外取締役による監督機能を最大限に活用し、経営の透明性と公正性を担保することで、市場およびステークホルダーからの信頼回復を目指しています。

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