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ロココJP:5868
沿革
1994年 6月 |
「情報と通信と人材」をより合理的かつ効果的にマネジメントし、企業に新しい価値を見出してもらうことを目的として、株式会社ロココを大阪府大阪市西区阿波座に設立 |
1994年 12月 |
一般労働者派遣事業許可取得 |
1995年 4月 |
本社を大阪府大阪市北区梅田に移転 |
1997年 8月 |
24時間サポートデスク事業を開始 |
1998年 4月 |
東京営業所を東京都中央区日本橋に開設 |
1999年 7月 |
本社を大阪府大阪市中央区博労町に移転 |
2000年 9月 |
東京営業所を東京都港区芝に移転し、東京支店へ名称変更 |
2001年 6月 |
本社を大阪府大阪市中央区西心斎橋(現住所)に移転 |
2005年 2月 |
東京支店を東京都港区芝(現住所)に移転 |
2005年 7月 |
製品「METAWORKS」発表 |
2005年 8月 |
子会社「上海楽科科軟件有限公司」を中国上海市に設立 |
2006年 6月 |
経済産業省「システムインテグレータ企業」に認定 |
2006年 12月 |
プライバシーマーク取得 |
2009年 3月 |
情報セキュリティマネジメントシステム(ISO27001)認証取得 |
2010年 1月 |
子会社「寧波楽科科信息技術有限公司」を中国浙江省に設立 |
2010年 3月 |
品質マネジメントシステム(ISO9001)認証取得 |
2010年 7月 |
グローバルテクニカルセンターを大阪府大阪市西区靱本町に開設 |
2011年 7月 |
子会社「Rococo Global Technologies Corporation」をフィリピンマカティ市に設立 |
2012年 5月 |
北九州営業所を福岡県北九州市若松区ひびきのに開設 |
2012年 9月 |
東京支店を東京支社へ名称変更 |
2012年 10月 |
Rococo Global Technologies Corporation セブ支店を開設 |
2014年 11月 |
朝日ソフトセンター株式会社並びにその子会社株式会社アイ・シー・ティー、その孫会社株式会社エス・エス・イー及びウイッシュ株式会社を取得(株式の取得によるグループの全持分の取得) |
2015年 4月 |
開発センターを東京都文京区千石に開設 |
2015年 10月 |
株式会社アイ・シー・ティーが子会社のウイッシュ株式会社を吸収合併 |
2015年 12月 |
東京本社を東京都港区芝に開設 |
開発センターを東京支社へ併合 |
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2016年 7月 |
株式会社アイ・シー・ティーが株式会社ジー・インサイト及びその子会社株式会社リ・ボーンを取得(株式の取得によるグループの全持分の取得) |
2016年 9月 |
株式会社エス・エス・イーが子会社「Global Support and Service for Entertainment」を設立 |
2017年 7月 |
子会社「朝日ソフトセンター株式会社」を「株式会社ロココビジネスソリューション」へ社名変更 |
2018年 1月 |
株式会社アイ・シー・ティーが子会社の株式会社ジー・インサイトを吸収合併 |
2019年 1月 |
子会社4社(株式会社アイ・シー・ティー、株式会社エス・エス・イー、株式会社ロココビジネスソリューション、株式会社リ・ボーン)を吸収合併 |
2019年 4月 |
子会社「Global Support and Service for Entertainment」を「Rococo Global Solutions Corporation」へ社名変更(現在清算手続中) |
2020年 5月 |
福岡営業所を福岡県福岡市中央区西中洲に開設 |
2021年 8月 |
寧波楽科科信息技術有限公司が上海楽科科軟件有限公司を吸収合併 |
事業内容
ロココ株式会社とその海外連結子会社3社(寧波楽科科信息技術有限公司、Rococo Global Technologies Corporation、Rococo Global Solutions Corporation)は、幅広い事業セグメントを展開しています。同社グループは、ITO&BPO事業、クラウドソリューション事業、および海外事業の3つの主要セグメントに分かれており、それぞれが複数のサービスを提供しています。
ITO&BPO事業では、ITサービスマネジメント、カスタマーコミュニケーション、イベントサービスといったアウトソーシングサービスを提供しています。これらのサービスは、顧客企業のオペレーションの一部を担い、顧客との信頼関係を構築することで、継続性の高い取引を実現しています。
クラウドソリューション事業では、ServiceNow事業、HRソリューション事業、システムソリューション事業、ソリューション事業を展開しています。ServiceNow事業では、米国ServiceNow社のプラットフォームシステムの導入支援・運用保守を行い、HRソリューション事業では、勤怠管理システム「RocoTime(ロコタイム)」の開発・販売を手がけています。また、システムソリューション事業では、顧客のニーズに沿ったシステムの設計・製造・テストを行い、「Microsoft Dynamics365/Power Platform」の導入支援・運用保守を提供しています。ソリューション事業では、顔認証システム「AUTH(オース)」シリーズの開発・販売・保守を行っています。
海外事業としては、中国・寧波及びフィリピン・セブをオフショア開発の拠点とし、コスト面とスピード面での優位性を高めています。これらの拠点では、システム開発を一部委託し、日本と中国の語学及びITスキルを兼ね備えたシステムエンジニアを配置しています。
ロココ株式会社は、これらの事業を通じて、顧客企業の課題解決やニーズ抽出に注力し、一次請けにこだわることで顧客との良好な関係構築を可能にしています。また、新卒・中途の採用を積極的に行い、教育・研修を通じて経営理念・経営姿勢の浸透やITスキルの習得に注力しています。
経営方針
ロココ株式会社は、創業以来、「人を大切にする心のこもったサービス提供」、「最先端技術による創造的なソリューションサービス提供」、「事業の安定化に向けた基盤構築」を基本方針として掲げています。同社は、情報と通信、人材を効果的にマネジメントし、取引先企業に新しい価値を提供することで、信頼されるビジネスパートナーとなることを目指しています。
中長期的な経営戦略として、ロココは既存事業の強化、新サービスの開発、成長と育成の両立を重点領域としています。既存事業の強化では、各事業間のシナジーを生み出し、選択と集中により事業の量質の向上を目指しています。新サービスの開発では、AI等の先端技術を用いた創造的なソリューションの開発に注力しています。また、人材育成にも力を入れ、継続的な成長の原資としています。
経営上の目標達成のため、売上高及び営業利益を重要な経営指標としており、高収益事業の開発及びビジネスモデルの確立により、これらの指標の向上を図っています。経営環境においては、アウトソーシングの需要が高止まりすることが予測され、IT人材の不足が恒常化する中、優秀な人材の確保及び育成が重要な課題となっています。
ロココは、営業力の強化、技術力・サービス力の向上、認知度・ブランドイメージの向上、コーポレート・ガバナンス体制及び内部管理体制の強化、財務基盤の強化を優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題としています。これらの戦略を通じて、ロココは持続可能な成長を目指しています。