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エスネットワークスJP:5867
沿革
1999年10月 |
東京都中央区銀座八丁目に会計コンサルティング会社として設立。記帳代行、給与計算、会計に関するアドバイザリーサービスを提供。 |
2000年5月 |
業容拡大に伴い、東京都港区赤坂二丁目(赤坂ツインタワー本館)に本社移転。 |
2000年12月 |
当社で初めて常駐型IPO支援案件を受託し、常駐支援形態で実務実行支援を実施。以降、ハンズオンスタイルの常駐型経営支援コンサルティングサービスの展開を開始。 |
2004年7月 |
コンサルティングのみならず顧客の広範なニーズにこたえるべく、税理士法人エスネットワークスと業務提携。 |
2007年9月 |
地域顧客へのサービスを充実させるため、大阪府大阪市北区に関西支社(現関西支店)を新設。 |
2008年2月 |
ベトナム社会主義共和国において海外進出支援事業を行うことを目的として、FLAGSHIP VIETNAM CO., LTD.(現ES NETWORKS VIETNAM CO., LTD.)を現地国内系最大の監査法人DTL(現RSM International Limited)と業務提携し設立。 |
2008年6月 |
コンサルティングのみならず顧客の広範なニーズにこたえるべく、社会保険労務士法人エスネットワークスと業務提携。 |
2010年2月 |
地域顧客へのサービスを充実させるため、北海道札幌市に札幌支店及び宮城県仙台市に仙台支店(2021年12月本店統合)を新設。 |
2012年5月 |
地域顧客へのサービスを充実させるため、愛知県名古屋市に名古屋支店を新設。(2020年12月本店統合) |
ベトナム社会主義共和国の首都ハノイ市に駐在員事務所を開設。 |
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2012年11月 |
中華人民共和国香港特別行政区において海外進出支援事業を行うことを目的として、ES NETWORKS HONG KONG CO., LTD.を設立。(2022年9月清算) |
2013年7月 |
業容拡大に伴い、東京都千代田区丸の内一丁目(丸の内トラストタワーN館)に本社移転。 |
2013年9月 |
地域顧客へのサービスを充実させるため福岡県福岡市に福岡支店を新設。(2023年4月本店統合) |
2015年2月 |
シンガポール共和国において海外進出支援を行うことを目的として、ES NETWORKS ASIA GLOBAL PTE. LTD.の株式を取得し、子会社とする。 |
2015年4月 |
M&A仲介事業の提供開始。 |
2015年4月 |
株式会社地域経済活性化支援機構とREVICパートナーズ株式会社を設立し、持分法適用関連会社化。地域中堅企業の潜在的成長力発掘及び加速度的な実行支援を目的とする、「地域中核企業活性化ファンド」の設立に参画。(2021年6月清算) |
2015年6月 |
あおぞら銀行株式会社、東京スター銀行株式会社、兼松株式会社と共にAZ-Star株式会社を設立出資し、アジア市場において成長機会を求める企業へのサポートを行うことを目的とする、「AZ-Starファンド」の設立に参画。 |
2017年3月 |
海外進出支援事業を行うことを目的として、タイ王国にES NETWORKS (THAILAND) CO., LTD.を設立。 |
2018年10月 |
ベトナムでの会計サービス展開を目的として、ES ACCOUNTING VIETNAM CO., LTD.を設立。 |
2018年11月 |
ベトナムでのコンサルティングサービス展開を目的として、ES CONSULTING VIETNAM CO., LTD.を設立。 |
2019年1月 |
フィリピン共和国において海外進出支援を行うことを目的として、Teradatrust Advisory Inc.(現ES NETWORKS PHILIPPINES INC.)の株式を取得し、子会社とする。合わせて、同社の子会社であるTTA Business Services Inc.(現ES NETWORKS PHILIPPINES BUSINESS SERVICES INC.)及びTTA Business Solutions Inc. (現ES NETWORKS PHILIPPINES BUSINESS SOLUTIONS INC.)が当社の孫会社となる。 |
2021年1月 |
顧客紹介や情報共有の促進による案件の創出を目的として、株式会社ストライク社と業務提携 |
2021年3月 |
株式会社ストライク社への事業譲渡により、M&A仲介事業から撤退。 |
2021年11月 |
中小企業を投資対象とした、ファンドの立ち上げを目的としてパラダイムシフトグループ株式会社を設立し、関連会社とする。 |
2022年4月 |
パラダイムシフトグループ株式会社の株式を追加取得し、完全子会社とする。 |
2022年8月 |
有価証券等への投資、保有、管理及び売買することを目的として、パラダイムシフトグループ株式会社の子会社として、イーエスピーシーワン株式会社を設立。 |
2022年10月 |
IPO志向会社向けサービスの共同支援、新規サービスの共同開発等を目的としてブリッジコンサルティンググループ株式会社と資本業務提携。 |
2023年6月 |
業容拡大に伴い、東京都千代田区丸の内二丁目(JPタワー)に本社移転。 |
2023年7月 |
海外事業の拡大に向けて株式会社フェニックス・アカウンティング・グループと業務提携。両社の重複拠点であるタイ王国及びシンガポール共和国の統合を図るべく、ES NETWORKS (THAILAND) CO., LTD.及びES NETWORKS ASIA GLOBAL PTE. LTD.の当社保有株式をPT. Phoenix Strategy Indonesia及びPhoenix Accounting Singapore Pte Ltd.へ譲渡。 |
事業内容
エスネットワークスとその連結子会社7社は、主にコンサルティング事業を展開しています。このグループは、変革フェーズにある企業に対してCFO機能をワンストップで提供し、経営課題の可視化から解決策の立案、実行までをサポートしています。コンサルティング事業は、経営支援、再生支援、海外進出支援、その他コンサルティングに区分されます。
経営支援コンサルティングでは、M&AやIPOを通じて成長フェーズの転換期を迎える企業を対象に、経営状況の可視化やオペレーションの仕組化を含む中長期的な企業価値向上の支援を行っており、同社グループの売上の約6割を占めています。
再生支援コンサルティングは、再生フェーズの企業に対し、過剰債務の解決や再生計画の策定と実行支援を提供しています。これには、財務デュー・ディリジェンスや事業デュー・ディリジェンスも含まれます。
海外進出支援コンサルティングでは、東南アジアへの進出を目指す企業に対し、意思決定サポートから現地での手続き、会計・税務・労務業務のセットアップまでをサポートしています。
その他のコンサルティングでは、経営者の高齢化に伴う事業承継のプランニングや実行支援を提供しています。
加えて、成長可能性のある企業への投資や経営人材の派遣、経営支援を通じて企業価値の向上を図る投資事業も行っています。これらの事業を通じて、エスネットワークスグループは企業の成長と変革を支援しています。
経営方針
エスネットワークスは、経営者の支援と輩出を通じて日本国経済に貢献することをミッションに掲げ、挑戦者たちとパートナーとなり、相互の成長と広がりを実現する場を目指しています。同社は、「経営に科学を、組織に熱量を、企業に変革を」というバリューを通じて企業価値の最大化を図ることを基本方針としています。
同社グループは、コンサルティング市場の拡大傾向を背景に、経営支援コンサルティング、再生支援コンサルティング、海外進出支援の各領域でニーズが高まっていると認識しています。特に、プライベート・エクイティ投資市場や企業再生市場、海外進出支援市場において、同社の提供するサービスに対する需要が増加しています。
中長期的な経営戦略として、エスネットワークスはサービスの深化と提供先の拡大を成長の軸に据えています。具体的には、財務会計領域に加え、人事・労務領域やDX領域における実務実行支援サービスを拡大し、複合的なサービス提供を通じて付加価値の高いソリューションを提供していく方針です。また、再生支援コンサルティングでは、スポット型から常駐型の支援への拡大を図り、コンサルティング提供先に対する出資を通じたレバレッジの利いた収益確保も目指しています。
さらに、アジアを中心に日本企業の海外進出支援を強化し、業務提携を通じたネットワーク拡大や、より付加価値の高いコンサルティングサービスの提供に注力することで、事業の拡大を進めています。これらの戦略を通じて、エスネットワークスは持続的な成長を目指しています。