ニッポンインシュアJP:5843株価

時価総額
¥74.4億
PER
11.9倍
家賃・介護・入院費の債務保証を中核とする保証事業の有力企業。契約管理クラウド「Cloud Insure」や孤独死対応など多彩な保証プランを展開。福岡県内でコインランドリー3店舗・フィットネス6店舗を運営。

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事業内容

ニッポンインシュアは、家賃や介護費、入院費などの債務を保証するサービスを主軸に事業を展開する会社です。同社は家賃債務保証を中核に据え、介護費債務保証や入院費債務保証を提供するとともに、契約管理を効率化するクラウドシステム「Cloud Insure(クラウドインシュア)」を運用しています。

主要な顧客は不動産管理会社、賃借人、介護施設や医療機関で、収益は入居者や入所者から受け取る初回保証料や更新保証料、医療機関等からの保証委託料などで成り立っています。保証を引き受けることで顧客の未収リスクを軽減し、継続的な手数料収入を確保するビジネスモデルです。

事業は大きく「保証事業」と「その他」に分かれ、保証事業は住居用・事業用・駐車場・コンテナ用など複数のプランを用意して入居者の属性や管理会社のニーズに応じて審査・保証を行っています。その他の事業では、コインランドリーと女性向け短時間フィットネスクラブのフランチャイズ運営も行っており、保証以外の収益源を確保しています。

経営方針

同社は連帯保証人制度に代わる機関保証の普及を目指しています。成長戦略の中核は家賃債務保証サービスの拡大であり、初回保証契約件数と初回保証契約単価の引き上げを主要な経営指標としています。更新保証料は標準プランで1万円/年として継続的な手数料収入を確保しつつ、求償債権発生率や求償債権回収率をモニタリングして貸倒れを抑制することで安定的な収益成長を目指しています。

重点投資分野は保証事業の深耕とIT投資で、特に家賃保証に加えて介護費・入院費の保証商品に注力します。具体的には管理会社のニーズに合わせた商品の改訂や新商品の開発、独自の契約管理システム「Cloud Insure」のリニューアルを進め、顧客にとって手続きが簡便で管理側のコストが下がる仕組みを整備することで他社との差別化を図っています。市場環境の追い風として、賃貸管理会社の約93%が機関保証を必須としている調査結果もあり、導入拡大を後押しします。

新市場開拓では、介護・医療分野を成長の柱に育てる計画です。同社は介護施設や医療機関とのパートナーシップを通じて介護費債務保証や入院費債務保証の販路を拡大し、家賃債務保証に匹敵する主力商品に育成することを目指しています。加えて既存商圏でのシェア拡大と新規商圏への展開を同時に進め、人口や世帯構成の変化(単独世帯比率の上昇など)を踏まえ需要増に対応していきます。

技術革新への取り組みとしては、IT化による業務効率化とリスク管理の高度化を推進しています。具体策として契約審査の自動化や顧客データの一元化、滞納回収プロセスのデジタル化を図り、回収率の改善や審査精度の向上を狙います。また、優秀な人材の採用・教育を強化してITや業務ノウハウを社内に定着させることで、技術と人材の両面から事業競争力を高める方針です。