オーナンバ (5816) 株価

時価総額
¥237.5億
PER
12.1倍
電線・ケーブル、ワイヤーハーネス製造の有力企業。自動車向けワイヤーハーネスやハーネス加工用機械・部品を展開。連結子会社16社、持分法適用関連会社1社で構成。日本、米国、チェコ、中国、香港に展開。

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事業内容

オーナンバは、自動車産業を中心とした電線・ケーブルおよびワイヤーハーネスの製造販売を主力事業とする企業です。同社は国内外に16の連結子会社を展開し、新エネルギー関連製品やハーネス加工用機械・部品の製造販売も手がけています。自動車の電装系統に欠かせない電線類の専門メーカーとして事業を展開しています。

同社の収益構造は、製造と販売の機能を分離した独特のビジネスモデルが特徴です。本社や一部の子会社は製品の加工を国内外の子会社に委託し、完成品を仕入れて顧客に販売する商社機能を担っています。一方で製造機能を持つ国内外の子会社は、自社製造品と他の子会社からの仕入れ品を組み合わせて販売しており、グループ内での効率的な分業体制を構築しています。

同社の事業は主に電線・ケーブル事業、ワイヤーハーネス事業、新エネルギー関連事業、そしてハーネス加工機械事業の4つの分野に分かれています。特に自動車の電動化や環境対応車の普及を背景に、新エネルギー関連製品の需要拡大に対応した製品開発に力を入れており、従来の自動車部品事業に加えて成長分野への展開を図っています。

経営方針

オーナンバは中期経営計画「PROGRESS 2026」のもと、2041年の創業100周年に向けた成長基盤の確立を目指しています。同社は「グローバルな総合配線システムメーカー」の実現を掲げ、エネルギー新時代に対応した事業構造の変革を推進しています。この戦略実現のため、総額51億円の設備投資と20億円の研究開発投資を計画しており、売上高、営業利益率、ROE、配当性向の4つの指標を重要な経営目標として位置付けています。

同社の重点投資分野は、各部門での成長戦略の推進と脱炭素社会への貢献を柱としています。特に「グローバル同一品質」を掲げ、品質を差別化要因とする戦略を展開しており、日本、中国、アメリカなど8か国21社のグローバルネットワークの強化拡充を進めています。民生機器用・産業機械用・車載用ワイヤーハーネスや太陽光発電配線ユニット・監視システムなど、既存技術の応用範囲を拡大しながら新エネルギー関連製品の開発に注力しています。

新市場開拓では、従来の電線製造技術とワイヤーハーネス事業で培ったグローバル生産・販売体制を活用し、総合的な配線システムメーカーとしての地位確立を目指しています。国内生産拠点の強化と並行してグローバル生産拠点戦略を実践し、世界各地の顧客ニーズに迅速に対応できる体制を構築しています。また、ハーネス加工用機械・部品事業を通じて、製造装置分野への事業領域拡大も図っています。

技術革新への取り組みでは、グローバル情報基盤の構築と社内デジタル変革の推進を重要課題として掲げています。同社は資本コストを意識した経営を実践し、事業成長と収益性向上、株主還元の強化、IR活動の充実を通じて企業価値の向上を図っています。グローバル人材の育成にも力を入れ、世界各拠点での技術力向上と品質管理体制の統一化を進めることで、競争力の強化を目指しています。

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