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オーナンバJP:5816
沿革
1942-11 | 当社元社長故小野岩雄が株式会社大阪スピンドル製作所(大阪市東成区、1941年9月15日設立)を買収し、商号を継承、航空機用警報機及び電装部品(切断器、ブザーなど)の製造を開始。 |
1943-03 | 株式会社大阪航空電機製作所と商号変更。 |
1948-06 | オーナンバ歯冠製造株式会社と商号変更。アクリル樹脂製義歯その他の歯科材料の製造開始。 |
1952-01 | オーナンバ化工株式会社と商号変更。 ビニルチューブ、ビニル電線及びビニル被覆品の製造開始。 |
1971-11 | 通信ケーブルの製造開始。 |
1972-04 | カラーテレビ用ワイヤーハーネスの製造開始。 |
1978-10 | SINGAPORE ONAMBA PRIVATE LTD.(シンガポール)(略称SNO)を設立。 海外におけるワイヤーアッセンブリー、ワイヤーハーネスの製造、販売開始。 |
1980-05 | 三重県上野市(現三重県伊賀市)に三重オーナンバ株式会社(現オーナンバインターコネクトテクノロジー株式会社)を設立。※ |
1981-04 | オーナンバ株式会社と商号変更。 |
1986-08 | 大阪証券取引所市場第二部に上場(2013年7月 現物市場統合に伴い大阪証券取引所市場第二部は東京証券取引所市場第二部に統合)。 |
1986-10 | アメリカに現地法人O&S CALIFORNIA, INC.(略称OSCA)を設立。※ |
1987-08 | マレーシアに現地法人ONAMBA(M)SDN. BHD.(略称MAO)を設立。 |
1989-07 | 福島県福島市に東北オーナンバ株式会社を設立。 |
1994-09 | 中国江蘇省昆山市に現地法人欧南芭電子配件(昆山)有限公司(略称KSO)を設立。※ |
1996-01 | インドネシアに現地法人PT. ONAMBA INDONESIA(略称INO)を設立。※ |
1996-02 | ISO9002を大阪工場で認定取得。 |
1997-01 | タイに現地法人ONAMBA(THAILAND) CO., LTD.(略称TLO)を設立。 |
1999-09 | 太陽電池用電線及びユニットの製造開始。 |
1999-12 | ISO14001を本社、大阪工場で認定取得。 |
2001-04 | アスレ電器株式会社※(杭州阿斯麗電器有限公司※、ASLE CORPORATION SINGAPORE PTE. LTD.及び寧国阿斯麗電器有限公司※はアスレ電器株式会社の子会社)に出資。 |
2001-06 | チェコ共和国に現地法人CZECH REPUBLIC ONAMBA S.R.O.(略称CRO)を設立。※ |
2003-03 | ISO9001を本社、国内営業所で認証取得。 |
2004-03 | ISO9001を三重オーナンバ株式会社、東北オーナンバ株式会社で認証取得。 |
2005-04 | 三重オーナンバ株式会社がウエストオーナンバ株式会社に社名変更。 東北オーナンバ株式会社がイーストオーナンバ株式会社に社名変更。 |
2005-06 | ベトナムの現地法人SD VIETNAM INDUSTRIES LTD.(持分法適用関連会社、略称SDV)に出資。 |
2006-03 | チェコ共和国に現地法人O & M SOLAR S.R.O.(略称OMS)を設立。 |
2006-12 | 東京証券取引所市場第二部に上場。 |
2007-05 | ベトナムに現地法人VIETNAM ONAMBA CO.,LTD.(略称VTO)を設立。※ |
2011-04 | アスレ電器株式会社がカンボジアに現地法人ASLE ELECTRONICS (CAMBODIA) CO.,LTD.(略称ASCA)を設立。 |
2012-02 | O & M SOLAR S.R.O.及びSINGAPORE ONAMBA PRIVATE LTD.の解散を決議。 |
2012-03 | 大阪市東成区にテス・エンジニアリング株式会社との合弁会社インテリジェントソーラーシステム株式会社(非連結子会社)を設立。 |
2012-04 | ユニオンマシナリ株式会社※(UMT INTERNATIONAL CO.,LTD.※、有限会社ユーエムアイ、鈞星精密部件有限公司※、鈞星精密部件(恵州)有限公司※及び鈞星工貿有限公司※はユニオンマシナリ株式会社の子会社)に出資。 |
2012-08 | 中国上海市に現地法人欧南芭(上海)貿易有限公司(略称STO)を設立。※ |
2013-02 | イーストオーナンバ株式会社の解散を決議。 |
2013-03 | ONAMBA (THAILAND)CO.,LTD.の解散を決議。 |
2013-04 | ウエストオーナンバ株式会社がオーナンバインターコネクトテクノロジー株式会社(略称OIT)に社名変更。※ |
2016-01 | ONAMBA(M) SDN. BHD.の解散を決議。 |
2016-11 | ASLE CORPORATION SINGAPORE PTE.LTD.の解散を決議。 ASLE ELECTRONICS(CAMBODIA) CO.,LTD.の解散を決議。 |
2022-04 | 東京証券取引所の市場区分の見直しにより市場第二部からスタンダード市場へ移行。 |
2022-10 | 株式会社ブライトンに出資。※ |
事業内容
オーナンバグループは、電線・ケーブル、ワイヤーハーネス、太陽光発電関連製品、およびハーネス加工用機械・部品の製造販売を主な事業としています。このグループは、連結財務諸表提出会社であるオーナンバを含む連結子会社16社、持分法適用関連会社1社、非連結子会社3社で構成されています。
オーナンバ及びその連結子会社であるアスレ電器(株)、O&S CALIFORNIA, INC.、CZECH REPUBLIC ONAMBA S.R.O.、欧南芭(上海)貿易有限公司、鈞星精密部件有限公司、恵州市鈞星工貿有限公司は、主に製品の加工を国内外の子会社に委託し、仕入れた製品を得意先に販売しています。
また、販売と製造の機能を併せ持つ国内外の連結子会社及び持分法適用関連会社は、自社で製造した製品や海外連結子会社から仕入れた製品を、国内外の得意先に販売しています。
なお、ONAMBA(M) SDN. BHD.は、2022年9月30日付で清算が完了しています。
オーナンバグループは、これらの事業を通じて、電線・ケーブルやワイヤーハーネスなどの製品を幅広い市場に提供し、太陽光発電関連製品やハーネス加工用機械・部品の製造販売にも力を入れています。
経営方針
オーナンバグループは、革新的な価値創造を通じて世界に貢献すること、グローバルな視点で事業を推進すること、そして環境重視、品質至上、迅速な行動を心掛けることを経営理念としています。同社は、電線の生産技術、ワイヤーハーネスのグローバル生産・販売体制、新エネルギー関連製品の開発力、ハーネス加工用機械・部品の技術開発力をさらに強化し、日本、中国、アメリカを含む8カ国21社の拠点を通じて、総合的な配線システムメーカーとしての地位を確立しようとしています。
中期経営計画「PROGRESS 2023」では、成長戦略として自動車、産業機器、情報関連、ライフサイエンス分野での事業拡大、システムソリューション事業の拡大を目指しています。生産戦略では、生産管理力と生産技術力の一体化、トータルロスの削減と生産性向上による収益力の向上を掲げています。また、経営体質の強化には、システムの運用効率向上とグローバル人材の育成・活用を通じて収益力を高めることを目標としています。
オーナンバグループは、厳しい経営環境の中で、新エネルギー、自動車関連、産業機械用などの分野での製品開発・新規開拓の促進、生販一体による収益力の改善、コストダウンの徹底、業務基盤の見直しによる企業体質の強化を図り、連結業績の拡大と企業価値の向上に努めています。さらに、環境重視の経営理念に基づき、脱炭素社会の実現にも貢献していく方針です。