マーソ (5619) 株価

時価総額
¥31.7億
PER
-41倍
ヘルステック・プラットフォームの有力企業。人間ドック・健診予約サイト「MRSO.jp」を中心に医療DXサービスを展開。24年の売上高は13億円、予約・広告・DX・ワクチンの4事業で構成。2025年12月末時点で1,906医療施設が掲載。日本国内中心に展開。

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事業内容

マーソは、人間ドックや健康診断の予約を中心としたヘルスケア・デジタル変革企業です。同社の主力サービス「MRSO.jp」は、全国約1,900の医療施設の人間ドックや健診プランを掲載し、利用者が地域・検査項目・金額などから自分に合った予約先を比較検討できる国内最大級の予約サイトです。同社は個人・法人・行政・医療施設をデジタルでつなぎ、予防医療の普及促進を目指しています。

同社の収益は主に医療施設からの成果報酬型手数料により構成されています。2025年期の売上構成は、予約事業が56.5%と最大の柱となっており、医療施設への広告サービス(28.2%)、デジタル変革関連サービス(15.2%)が続いています。予約事業では受診者が実際に受診した際に医療施設から受診金額に応じた手数料を収受する仕組みで、安定的な収益を確保しています。

同社の事業は「予約」「広告」「デジタル変革」「ワクチン」の4つの売上区分に分かれます。予約事業では個人向けのほか、2025年4月から本格展開した法人向け健診予約サービスを成長領域と位置付けています。デジタル変革事業では医療施設向けの予約管理システムや、企業・自治体向けの業務効率化システムを提供し、アナログ業務のデジタル化を支援しています。

経営方針

マーソは「健康寿命の8年延伸」を掲げ、予防医療分野でのデジタル変革を通じて持続的成長を目指しています。同社は健康診断・人間ドック市場において、従来の電話やファックス中心の予約業務をウェブ予約へ移行させることで業界全体の効率化を推進しています。特に注目すべきは、2025年4月に本格開始した法人予約事業への展開で、これまでの個人予約市場(約500億円)に対して法人予約市場は約6,000億円と10倍以上の規模を有しており、同社の成長ステージを大きく押し上げる中核事業として位置付けています。

同社の差別化戦略は、外部環境に依存しやすい個人向け事業から、契約積み上げ型の法人向け事業への転換にあります。既に健康保険組合や企業との直接契約により70万人規模の法人基盤を構築しており、検索エンジンアルゴリズムなどの外部要因に左右されにくい安定的な収益構造の確立を進めています。また、国内最大級の掲載医療施設数を誇る「MRSO.jp」を基盤として、医療施設向けの予約管理システムや業務デジタル化支援サービスを拡充し、予約から業務効率化まで包括的なソリューションを提供しています。

技術革新への取り組みでは、医療施設の紙・ファックス・電話による非効率な業務プロセスのデジタル化を重点的に支援しています。同社は海外子会社を設立して開発体制を強化し、実績管理やデータ活用の高度化に貢献するサービス開発を加速させています。また、ISMS・QMS・プライバシーマークの認証取得を通じて高いセキュリティ水準を維持しながら、新技術への対応力強化を図っています。現在25名の小規模組織ながら、エンジニア等の専門人材の採用・育成を通じて組織基盤の拡充を進め、持続的な企業価値向上を目指しています。

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