AlbaLink (5537) 株価

時価総額
¥179.6億
PER
14.4倍
空き家の買取再販を行う新興企業。自社WEBメディア「訳あり不動産買取プロ」等を通じて売主から空き家を買取り、投資家に販売。全国支店網と独自の仮需査定システムを展開。24年に空家特別措置法改正。日本全国で事業展開。

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事業内容

AlbaLinkは「2100年、空き家ゼロ」をミッションに掲げ、日本の空き家問題解決に取り組む不動産会社です。同社は空き家を手放したい売主から物件を直接買い取り、投資家などの買主に再販売する空き家マッチング事業を全国展開しています。一般的な不動産仲介とは異なり、同社が一度物件を買い取る「買取再販」方式を採用することで、法的・物理的な問題を抱える訳あり物件も積極的に扱っています。

売主の多くは相続で空き家を取得したものの活用方法がなく、税金や管理費の負担、物件の劣化リスクに悩む個人です。一方、買主は主に不動産投資家で、取得した物件を賃貸経営に活用して収益を得ることを目的としています。同社は宅建業法で定められた仲介手数料の制約を受けない買取再販により、低額な空き家取引でも十分な収益を確保できる仕組みを構築しています。

同社の強みは全国47都道府県への支店展開による対面営業体制、自社運営する複数のウェブメディアによる集客力、そして蓄積された査定データに基づく「仮需査定」です。投資家向けサイト「不動産投資の森」では会員に未公開物件情報を配信し、販売物件の3割超がリピート顧客による購入となっています。さらに、買取が困難な物件については有料引取サービスも提供し、幅広いニーズに対応しています。

経営方針

AlbaLinkは「2100年、空き家ゼロ」をミッションに掲げ、急速な事業拡大を続けています。同社の主要指標を見ると、仕入決済数は2024年上半期の503件から2025年下半期には1,533件へと3倍超の成長を計画しており、販売件数も同期間で486件から1,506件への拡大を目指しています。支店数も8拠点から19拠点へと倍増以上の展開を予定しており、全国規模での空き家マッチング事業の浸透を図っています。

同社の成長戦略の中核は、既存事業の拡大と営業人員の増強です。これまで主力としてきた自社ウェブメディアによる集客に加え、オフライン広告や自治体との提携により、さらなる顧客獲得余力の拡大を進めています。また、採用から育成、新規支店の出店を通じた営業人員の増加により、取扱件数の大幅な拡大を実現する計画です。現在の8支店から19支店への展開は、この戦略の具体的な表れといえるでしょう。

技術革新の面では、AI活用による営業生産性の向上に重点的に取り組んでいます。AIを利用して営業人員一人当たりが対応できる顧客数を増加させることで、人的リソースの効率的な活用を図っています。これにより、支店数や営業人員の拡大と相乗効果を生み出し、事業規模の拡大と収益性の両立を目指しています。

事業拡大に向けた新たな収益源として、買取物件を活用した民泊や賃貸物件運営による収益獲得にも着手しています。従来の買取再販モデルに加え、自社で物件を保有・運営することで、継続的なキャッシュフローの創出と事業ポートフォリオの多様化を図る戦略です。日本の65歳以上人口が3,621万人に達し相続機会の増加が見込まれる中、同社は空き家問題の社会的解決と企業成長の両立に向けた取り組みを加速させています。

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