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北越メタルJP:5446
沿革
| 1942-06 | 1905年に創立した北越水力電気㈱の化学工業部門を継承し、北越電化工業㈱を設立。 |
| 1949-06 | 新潟証券取引所に上場。 |
| 1957-11 | 東都製鋼㈱（現・トピー工業㈱）グループの系列下へ。 |
| 1959-10 | 製鋼用８ｔ電気炉１基を新設。鋼塊の製造を開始。 |
| 1963-01 | 製鋼用15ｔ電気炉１基を増設。 |
| 1964-11 | 北越電化工業㈱、東邦製鋼㈱、㈱新潟製鋼所の３社合併。社名を北越メタル㈱に改称。 |
| 1965-11 | 長岡工場に圧延工場を新設。小形棒鋼の製造を開始。北越興業㈱（2019年吸収合併）を設立。 |
| 1970-04 | ㈱北越タンバックル（2019年吸収合併）を設立。 |
| 1970-12 | 三条工場に形鋼圧延設備を新設。形鋼の製造を開始。 |
| 1971-05 | 協越興業㈱（現・㈱メタルトランスポート・連結子会社）を設立。 |
| 1972-09 | 長岡工場に製鋼用50ｔ電気炉及び連続鋳造設備を新設。これにより三条工場10ｔ電気炉及び長岡工場８ｔ、15ｔ電気炉を廃止。 |
| 1983-01 | 長岡工場に取鍋精錬設備を新設。 |
| 1984-10 | 長岡工場に細物線材製造設備を新設。 |
| 1986-10 | ㈱アールディメタル（2000年吸収合併）を設立。 |
| 1987-03 | ㈱北越タンバックル本社工場を見附に移転。 |
| 1990-03 | 長岡工場に建屋集塵装置及び鉄屑予熱装置を新設。 |
| 1991-06 | 北越興業㈱本社工場を雲出工業団地に移転。 |
| 1992-03 | 長岡工場圧延設備タンデム化完了。 |
| 1992-04 | 本社新社屋完成。 |
| 1997-12 | 長岡工場の製鋼用電気炉変圧器を55MVAに増強。 |
| 1999-03 | 長岡工場の連続鋳造設備を更新。 |
| 2000-03 | 東京証券取引所第二部に上場。 |
| 2000-04 | ㈱アールディメタルを吸収合併。北越興業㈱及び㈱北越タンバックルの営業権を譲受。 |
| 2019-10 | 北越興業㈱及び㈱北越タンバックルを吸収合併。 |
| 2020-04 | 株式取得により、㈱コーテックス及び㈱コーテックス工業を連結子会社化。 |
| 2021-07 | 共和コンクリート工業㈱との業務提携、及び共同出資による合弁会社㈱イノヴァスを設立。 |
| 2022-04 | 東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第二部からスタンダード市場に移行。 |
| 2022-07 | 東京事務所（現・東京加工品営業所）を開設。 |
事業内容
北越メタル及びそのグループ会社（子会社4社、その他の関係会社1社を含む）は、鉄鋼製品の製造加工および販売を中心に事業を展開しています。具体的には、棒鋼、線材、形鋼、UHYフープ、ファブデッキ、メッシュ、ロックボルト、ターンバックル、THピース、UNボルト、異形ボルト、UND自穿孔ボルト、スプリングチェーンなどの製造・販売を手掛けています。
北越メタルグループの事業セグメントは、主に鉄鋼、運送、製造・販売、販売・仕入の4つに分類されます。運送部門では、株式会社メタルトランスポートが活動しています。製造・販売部門には、株式会社コーテックスおよび株式会社コーテックス工業が含まれ、販売・仕入部門では、株式会社イノヴァス、トピー工業株式会社、トピー実業株式会社が関連会社として位置づけられています。
これらの事業を通じて、北越メタルグループは鉄鋼製品の幅広いニーズに応える製品とサービスを提供し、多様な市場での競争力を高めています。また、グループ各社の連携により、製造から販売、運送に至るまでの一連の流れを効率的に管理し、顧客満足度の向上を図っています。
経営方針
北越メタルは、鉄鋼製品の製造加工および販売を中心に事業を展開しており、その成長戦略においては、高付加価値製品の開発・拡充を通じた差別化と優位性の追求、経営基盤の安定・強化を目指しています。同社は、経済活動の回復が期待される一方で、ロシア・ウクライナ問題の長期化などによる不確実性に直面しており、これらの状況下での成長を目指しています。
中期経営計画「絆2024」の実行と2030年の長期ビジョン達成に向けた取り組みが、同社の重要な戦略の一つです。具体的な重点課題としては、グループ経営構造改革の完成、抜本的な設備投資計画の策案と実行、そしてSDGs経営の取り組みが挙げられます。
グループ経営構造改革では、加工品事業の強化を目指し、子会社との営業力融合や連携強化、新製品開発に注力しています。また、設備投資計画では、電気炉更新や省エネルギー、カーボンニュートラル実現に向けた施策の推進が進められています。
SDGs経営においては、人材育成、女性活躍推進、地域貢献など、社会的要請に応える取り組みが展開されています。これらの戦略を通じて、北越メタルは株主価値・企業価値の向上を目指し、持続可能な成長を追求しています。