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エーアンドエーマテリアルJP:5391
事業内容
エーアンドエーマテリアルは、建設・建材事業と工業製品・エンジニアリング事業の2つの主要な事業セグメントを持っています。これらの事業を通じて、製品の製造、販売、工事の設計、施工を行っています。
建設・建材事業では、不燃建築材料の製造、販売、工事の設計、施工を手がけています。具体的には、エーアンドエー茨城やエーアンドエー大阪が製造し、エーアンドエーマテリアルが販売を行っています。また、エーアンドエークレストが工事の設計、施工を担当しています。
工業製品・エンジニアリング事業では、不燃紡織品や船舶用資材、防音材、伸縮継手などの工業用材料・機器の販売を行っています。さらに、工業用摩擦材やシール材、保温保冷断熱材の製造、販売も行っており、アスクテクニカや朝日珪酸工業が製造を担当しています。
また、エーアンドエーマテリアルは保温、保冷、空調、断熱、防音、耐火工事の設計、施工も行っています。これらの業務は、アスク・サンシンエンジニアリングやアスク沖縄が担当しています。その他、自動車用摩擦材やシール材の製造、販売も行っており、国内外で展開しています。
最後に、エーアンドエーマテリアルは不動産の賃貸事業も手がけています。これにより、事業の多角化を図り、安定した収益基盤を築いています。
経営方針
エーアンドエーマテリアルは、建材の生産技術とエネルギー制御技術を基盤に、安全で快適な環境を創造することを目指しています。顧客のニーズに応じた新商品や新事業の開発を継続し、高品質な商品とサービスを提供することで、信頼性を高めています。
同社は、技術力の向上と管理手法の改善を通じてコスト削減を図り、収益性を向上させることに注力しています。また、法令遵守と企業統治の強化により、経営の質を高め、外部からの信頼を築くことを目指しています。
エーアンドエーマテリアルは、長期経営構想「Vision2033」に基づき、持続可能な成長を目指しています。中期経営計画「2026」では、新ビジネスモデルの確立、戦略的M&A、DX基盤の整備を通じて、収益拡大と業務改革を推進しています。
同社は、建設・建材事業において化粧板の拡販や海外販売比率の向上を図り、新商品・新工法の導入に取り組んでいます。また、工業製品・エンジニアリング事業では、新規成長分野への製品開発と事業のサービス化を進めています。
さらに、エーアンドエーマテリアルは、船舶用LNG燃料タンクの防熱工法や次世代保冷工法の開発を通じて、カーボンニュートラルへの貢献を目指しています。これにより、持続可能な社会の実現に寄与しています。