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トーヨーアサノ (5271) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
トーヨーアサノは、コンクリート二次製品の製造・販売および工事請負を主力事業とする建設資材メーカーです。同社は建物や構造物の基礎工事に不可欠なコンクリートパイルを中心とした製品を提供しています。グループ全体では当社と2つの子会社で構成されており、製造から施工まで一貫したサービス体制を整えています。
同社の収益は主に建設業界からの需要に支えられており、パイルなどのコンクリート二次製品の製造・販売が中核となっています。製品に付随する諸工事の請負も手がけることで、単なる製品販売にとどまらない総合的なサービスを展開しています。また、建材の仕入・販売事業も行い、顧客の幅広いニーズに対応しています。
事業セグメントは「基礎事業」と「不動産賃貸事業」の2つに分かれています。基礎事業では、建物の基礎となるパイル製品の製造・販売が主力で、子会社のTAパイル製造株式会社が製品出荷や構内作業を担当しています。不動産賃貸事業では、同社および子会社の株式会社東商が保有する不動産の賃貸業務を行い、安定的な収益源として事業の多角化を図っています。
経営方針
トーヨーアサノは、2025年度から2027年度にかけての第8次中期経営計画「TAFCO Reform & Advance」を推進しており、利益率の改善と持続的成長の両立を目指しています。同社は自己資本利益率(ROE)を重要指標に位置付け、株主資本コストを上回る収益性の実現を目標としています。また、財務の安定性向上に向けて自己資本比率30%という長期目標を掲げ、着実な内部留保の蓄積を進めています。
同社の成長戦略は、基礎市場への経営資源集中を軸としたReform戦略とAdvance戦略の二本柱で構成されています。Reform戦略では短期的な利益創出と安定化に注力し、経営環境の変化に応じた機動的な施策を実行しています。一方、Advance戦略では中長期的な競争力強化に向けた成長投資を体系的に管理し、技術開発、人的資本、事業基盤の強化という3つの重点領域への投資を計画的に実行しています。
新市場開拓については、同社は基礎市場の潜在的需要が底堅いと判断し、現在の事業領域での競争力強化を最優先としています。建設市場では人手不足や労働時間規制による供給制約が続く一方で、内需回復による潜在需要は堅調に推移すると予想されており、同社はこの環境下で付加価値の向上を通じた事業拡大を図っています。事業競争力をバランス良く強化することで、厳しい市場環境においても成長機会を確実に捉える戦略を展開しています。
技術革新への取り組みでは、第7次中期経営計画で実施した工場の基幹設備更新や基幹システムの全面刷新といったハード面の投資に続き、第8次計画では技術開発や人的資本といった無形資産領域の強化に重点を置いています。同時に、設備の改修、デジタル化、省エネ化といった事業基盤を支える投資も計画的に実行し、これまでの大型投資の着実な回収と新たな成長基盤の構築を両立させる方針です。