BBDイニシアティブJP:5259株価

時価総額
¥72.5億
PER
DX事業とBPO事業の有力企業。中堅・中小企業向けの統合型営業・マーケティング支援SaaSとカスタマーサクセス、システム開発・運用を展開。サブスクリプション型課金でストック収益化。連結子会社6社、2024年10月1日付で子会社2社を吸収合併。

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事業内容

BBDイニシアティブは、法人向けのデジタルトランスフォーメーション支援を中心に事業を展開しており、主力は営業・マーケティング向けのクラウド型統合SaaSと、その導入・定着を支援するカスタマーサクセスサービスです。同社は加えて、企業の業務を外部で支えるBPO事業としてシステム開発やWEBマーケティング支援も手掛けています。

同社の主要顧客は中堅・中小企業や法人営業を行う企業で、BPO側では金融機関や官公庁なども対象としています。収益構造はSaaSの月額サブスクリプションがストック収益の中核で、導入支援は初期のスポット収益、BPOは受託開発やIT人材の提供による契約ベースの収益が中心です。

事業は大きく「DX事業」と「BPO事業」に分かれており、DX事業ではCRM/SFAを軸にグループウェアやマーケティング自動化、名刺管理などを連携させたオールインワンのSaaSと、導入時の設定・教育・システム連携支援を提供しています。BPO事業ではシステム開発・運用、インフラ設計・構築・保守に加え、WEBサイト制作やマーケティング支援、各種保守・OEM運用といった幅広いサービスで顧客の課題解決を支援しています。

経営方針

同社は持続的な成長と収益性の向上を最優先の目標に掲げており、2025年8月の株式会社ヘッドウォータースとの資本業務提携を転機に、従来の「中堅・中小企業向けのDX支援(SaaS中心)」から「AIを核とした事業(AX)」へと戦略の舵を切っています。具体的には、月額サブスクリプション型の安定収益構造を維持しつつ、営業利益率を主要な業績指標として高める方針を打ち出しており、収益性の低い事業からの撤退や資源の集中を通じて利益率改善を図ることを目指しています。

同社は重点投資分野として、AIを取り入れたプロダクト開発と導入後の定着支援に重点を置いています。具体策としては、既存の営業・マーケティング向けの統合クラウドサービスにAI機能を組み込み、カスタマーサクセス体制を強化して顧客の継続利用を促進します。また、人材面では即戦力の中途採用と将来を見据えた新卒採用を積極化し、給与・福利厚生の見直しや社内教育でリスキリングを推進することで、AI技術者の確保と定着を図ることを目指しています。

同社は新市場開拓と事業拡大にあたって、BPO事業の強化を通じた業種横断的な拡大を計画しています。既に金融機関や官公庁を顧客に持つBPOの経験を生かし、AI搭載の運用サービスや受託開発、IT人材の提供といった契約型収益を拡大していく方針です。さらに、パートナー連携によるソリューション供給や、既存SaaSのクロスセルで中堅・中小企業への導入を加速させることで、市場シェア拡大を目指しています。

同社は技術革新を競争優位の源泉と位置づけ、AI中心の開発体制整備に注力しています。具体的な取り組みとして、グループ内でのエンジニア交流や外部パートナーとの協業を通じて開発リソースを確保し、機能面での優位性を維持するための研究開発投資を継続します。また、コーポレート・ガバナンスの強化や品質管理体制の整備を並行して進めることで、技術導入の安全性と顧客信頼の確保を図ることを目指しています。