jig.jpJP:5244

時価総額
¥125.3億
PER
10.4倍
ライブ配信サービス「ふわっち」、フィーチャーフォン向けフルブラウザアプリ「jigブラウザ」、プログラミング専用こどもパソコン「IchigoJam」、自治体向け「オープンデータプラットフォーム」を提供。

沿革

2003-05東京都新宿区において、資本金10百万円で当社設立
2004-10ダウンロード可能な携帯電話向けフルブラウザ「jigブラウザ」提供開始
2010-05携帯電話向けTwitterクライアント「jigtwi」提供開始
2013-06福井県鯖江市に本店移転
2014-04プログラミング専用こどもパソコン「IchigoJam」提供開始
2014-06行政向けオープンデータ化支援サービス「オープンデータプラットフォーム」提供開始
2015-09動画・ラジオでの生配信アプリ「ふわっち」提供開始
2016-04株式会社A Inc.の全株式を取得し、子会社化
2016-05株式会社appwindow(現:株式会社B Inc.)設立
2017-01株式会社appwindowの社名を株式会社B Inc.に変更
2017-03株式会社A Inc.に対し一般消費者向け関連の一部(「ふわっち」等)を事業譲渡
株式会社B Inc.に対し自治体向け・企業向け関連の一部(「オープンデータプラットフォーム」、「IchigoJam」等)を事業譲渡
2022-08福井県鯖江市に自社ビルを建設し、本店移転
2022-12東京証券取引所グロース市場に株式を上場

事業内容

jig.jpグループは、一般消費者向け関連と自治体向け・企業向け関連の二つの主要な事業セグメントを持っています。一般消費者向け関連では、ライブ配信事業とブラウザ事業を展開しています。ライブ配信事業では、「ふわっち」というライブ配信サービスを提供しており、スマートフォンやPCを通じて、誰でも簡単にライブ配信や視聴が可能です。このサービスは、アプリ版(iOS版、Android版)とウェブブラウザ版があり、多様なユーザーのニーズに応えています。ブラウザ事業では、フィーチャーフォン向けのフルブラウザアプリ「jigブラウザ」を提供し、PCサイトやスマートフォン向けサイトの閲覧を可能にしています。

自治体向け・企業向け関連では、こどもパソコン事業とオープンデータプラットフォーム事業を手がけています。こどもパソコン事業では、「IchigoJam」というプログラミング専用のこどもパソコンを提供し、プログラミング教育の普及に貢献しています。オープンデータプラットフォーム事業では、自治体から公開されているデータを統一された形式に変換し、公開できるプラットフォームを提供しています。これにより、自治体の情報公開の効率化と透明性の向上を支援しています。

jig.jpグループは、これらの事業を通じて、一般消費者から自治体、企業に至るまで幅広い層にサービスを提供し、多様なニーズに応えることで、社会に貢献しています。

経営方針

jig.jpグループは、利用者に最も近いソフトウェアを提供し、より豊かな社会を実現するという企業理念のもと、成長戦略を推進しています。同社は、ライブ配信市場の急速な拡大を背景に、主要事業であるライブ配信サービス「ふわっち」のユーザー数増大と収益拡大を目指しています。この市場は、テクノロジーの進展、ライブ配信の認知度拡大、コロナ禍によるコミュニケーション手段の多様化、推し活文化との親和性などにより、今後も成長が継続すると見込まれています。

経営戦略として、jig.jpグループはサービスの更なる改善と収益拡大に注力しています。具体的には、ユーザー継続率の向上、配信ユーザーの多様化による新規視聴ユーザー層の拡大、広告宣伝費の効率的な投資、決済手数料の圧縮による収益性の向上などを図っています。また、収益の多角化を目指し、バーチャル配信、デジタルコンテンツ販売、ライブコマース領域への展開を計画しています。

さらに、jig.jpグループは、ユーザー獲得の強化、サービスの健全性確保、組織の機動性確保、優秀な人材の確保及び育成、内部管理体制の強化など、事業上及び財務上の課題に対処することを優先しています。これらの取り組みを通じて、同社は持続的な成長と企業価値の向上を目指しています。