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日本山村硝子JP:5210
事業内容
日本山村硝子株式会社は、ガラスびん、プラスチック容器、エレクトロニクス用ガラスなどの製造・販売を行っています。同社は14の子会社と2つの関連会社を持ち、これらの製品に関連する機器やプラントの設計・製作・販売、輸送・保管・構内作業なども手がけています。
ガラスびん関連事業では、日本山村硝子がガラスびんを製造・販売しています。子会社の山村製壜所と星硝は、ガラスびんの製造販売を行い、山村インターナショナル・タイランドは包装資材や機械設備の貿易業務を担当しています。また、製びん機や搬送装置の製造・販売も行っています。
プラスチック容器関連事業では、山村プラスチックプロダクツがプラスチックキャップを製造し、日本山村硝子が販売しています。星硝は製品の仕入販売を行い、展誠(蘇州)塑料製品有限公司は中国でプラスチックキャップを製造販売しています。山村ウタマ・インドプラスは清算手続き中です。
物流関連事業では、山村ロジスティクスがグループ外向け、山村倉庫がグループ内向けに輸送・保管・構内作業を行っています。中山運送も輸送・保管を担当し、日本山村硝子は山村倉庫に業務を委託しています。
ニューガラス関連事業では、日本山村硝子がエレクトロニクス用ガラスを製造・販売しています。山村フォトニクスは電気・電子機器用ガラス部品を製造・販売しています。台灣山村光學股份有限公司は清算が完了し、連結範囲から除外されました。
その他事業として、山村JR貨物きらベジステーションが農産物の生産・加工・販売を行い、日本山村硝子がその製品を仕入販売しています。また、山硝(上海)商貿有限公司と山硝(香港)商貿有限公司が包装資材の貿易業務を行っています。関連会社のサンミゲル山村パッケージングも包装容器の製造販売を行っています。
経営方針
日本山村硝子株式会社は、長期的な成長を目指し、5つの経営方針を掲げています。まず、財務基盤の整備を進め、不採算事業からの撤退や資産の有効活用を図ります。次に、既存事業の強化を図り、環境変化に対応できる収益確保の仕組みを構築します。
さらに、新しい事業の構築に向けた準備を進め、長期的な成長を目指します。循環型社会の実現に向けた開発も推進し、異業種連携を通じて環境対応を強化します。また、従業員が誇りを持って働ける環境づくりを重視し、企業文化の醸成を図ります。
日本山村硝子は、ガラスびんやプラスチック容器、エレクトロニクス用ガラスなどの製造・販売を行っています。ガラスびん関連事業では、需給バランスに対応した製造販売体制を構築し、高付加価値品の開発を進めます。プラスチック容器関連事業では、環境に配慮した製品開発やリサイクル活動を推進します。
物流関連事業では、ノウハウを活かし新規顧客の獲得を目指し、ニューガラス関連事業では、半導体や環境エネルギー分野での事業拡大を図ります。その他事業では、植物事業の生産性向上と営業力強化を進めます。これらの取り組みを通じて、日本山村硝子は持続可能な成長を目指しています。