- 日本企業
- クリエートメディック
クリエートメディック (5187) 株価
株価・出来高の推移
時価総額の推移
PERの推移
PBRの推移
事業内容
クリエートメディックは、シリコーンラバーを主原料とした使い捨て医療用カテーテルやチューブの製造・販売を手がける医療機器メーカーです。同社は体内に挿入して体液の排出や薬液の注入に使用する各種カテーテルを中心に、医療現場で欠かせない製品群を提供しています。
同社の主要顧客は病院や医療機関で、医師や看護師が患者の治療に直接使用する医療機器を供給しています。使い捨て(ディスポーザブル)製品が中心のため、継続的な需要が見込める安定したビジネスモデルを構築しており、医療の安全性向上に貢献する形で収益を上げています。
同社グループは日本の本社に加え、中国の大連に製造拠点となる大連クリエート医療製品とクリエート国際貿易、ベトナムクリエートメディック、九州クリエートメディックの子会社を展開しています。これらの拠点を活用して製造コストの最適化と供給体制の強化を図り、アジア地域を中心とした事業拡大を進めています。
経営方針
クリエートメディックは、「中期経営計画2027」において売上高160億円、営業利益13億円の達成を目指す野心的な成長戦略を掲げています。同社は営業利益率8%を中期目標とする一方、2034年には営業利益率15%、株主資本利益率8%という長期ビジョンを設定しており、段階的な収益性向上を通じて持続的な企業価値向上を図る方針です。これらの目標達成に向け、同社は横浜キャピタルとの事業提携により経営基盤強化の支援を受けながら、スピード感のある改革を推進しています。
同社の差別化戦略の核心は、「ブランドと知名度の向上」「社会への貢献」「従業員のやりがい」の三つを重点施策に据えた包括的なアプローチにあります。医療機器メーザーとして「からだにやさしい未来の医療を築く」という経営理念のもと、創造性・意外性・感動性のある製品開発を通じて市場での存在感を高めています。特に使い捨て医療用カテーテルやチューブという専門分野において、継続的な技術革新により医療現場のニーズに応える製品群を提供し続けることで、競合他社との差別化を図っています。
新市場開拓では、国内の安定した医療需要に加えて、アジアを中心とした海外市場拡大に注力しています。同社はすでに中国の大連やベトナムに製造拠点を確保しており、これらの海外子会社を活用した供給体制の強化と現地市場への浸透を加速させています。横浜キャピタルとの提携により、海外事業の強化に向けた資金面・戦略面でのサポートを受けながら、基盤事業やヘルスケア領域での新規事業獲得も視野に入れたM&A戦略を検討しています。
技術革新への取り組みでは、シリコーンラバーを主原料とする医療機器の高度化と、医療現場での安全性向上に資する製品開発を継続的に推進しています。原材料価格の高止まりや為替変動、サプライチェーンの不確実性といった外部環境の課題に対しても、製造技術の革新と効率化により収益性の改善を図っています。同社は人材の発掘・登用、教育・育成を重視しており、技術開発力の向上を支える組織基盤の強化にも積極的に取り組んでいます。