クリエートメディックJP:5187

時価総額
¥95.2億
PER
61.8倍
シリコーンラバーを原材料にしたディスポーザブルカテーテル・チューブや医療機器の製造・販売を展開。

沿革

1974年8月

ナスク株式会社設立。シリコーン樹脂の医療分野における用途開発に着手。

1977年7月

クリエートメディック株式会社と商号を変更し、本社を横浜市緑区池辺町に移転。

1978年7月

国産初のオールシリコーンフォーリーカテーテルの製品化に成功し、本格的営業活動を開始。

1985年7月

横浜市緑区佐江戸町に新社屋(本社・工場)完成。

1988年5月

北海道工場(北海道岩見沢市)が完成し、生産体制の強化を図る。

11月

基礎研究・開発に力を入れるため、本社内に技術研究所設置。

1989年8月

横浜市港北区新横浜に本社移転。

1990年4月

北海道工場第2期増設工事完成。

7月

日本証券業協会に店頭売買銘柄新規登録。

1993年3月

北海道工場第3期増設工事完成。

8月

初の外債(スイス・フラン建転換社債総額2千万スイス・フラン)発行。

1995年4月

横浜市都筑区に新本社社屋(本社・開発部門・商品管理部門)が完成、移転。

1996年2月

中国(北京市)に北京万東医療装備股分有限公司及び北京医薬集団有限責任公司と合弁で現地法人の医療機器製造・販売会社北京万東クリエート医用製品有限公司を設立。

1997年1月

茨城工場(水戸市)新設。

1998年4月

品質保証国際規格「ISO9001」、MDD適合証明「CEマーキング」ならびに「ISO9002」等認証取得。

5月

2000年7月

水戸工場(茨城県水戸市)の新設により、茨城工場を併合。

東京証券取引所市場第二部に株式上場。

2001年3月

中国(大連市)に現地法人の医療機器製造・販売会社大連クリエート医療製品有限公司を設立(現・連結子会社)。

2002年4月

株式会社精工タカネ(現・九州クリエートメディック株式会社)を子会社化(現・連結子会社)。

2003年2月

中国(大連市)に現地法人の医療機器販売会社クリエート国際貿易(大連)有限公司を設立(現・連結子会社)。

2005年12月

東京証券取引所市場第一部銘柄の指定を受ける。

2007年3月

九州商品センター(北九州市)を新設。

2010年6月

ベトナム国(ドンナイ省)に現地法人の医療機器製造会社ベトナムクリエートメディック有限会社を設立(現・連結子会社)。

2014年5月

2016年6月

2017年2月

2022年4月

ベトナム国(ホーチミン市)に現地法人の医療機器販売会社ベトナムクリエートメディック国際貿易有限会社を設立。

研究開発センター(川崎市)を新設。

水戸工場を北海道工場に機能統合し、既存の建物は水戸事業所と改称。

東京証券取引所の市場区分見直しにより、東京証券取引所の市場第一部からスタンダード市場に移行。

事業内容

クリエートメディックとそのグループ会社は、医療分野における特定のニーズに対応する製品とサービスを提供しています。グループは、クリエートメディック本体と、大連クリエート医療製品有限公司、クリエート国際貿易(大連)有限公司、ベトナムクリエートメディック有限会社、九州クリエートメディック株式会社から構成されています。これらの企業は、シリコーンラバーを主要な原材料として使用し、ディスポーザブルカテーテルやチューブ、その他の医療機器の製造および販売を行っています。

クリエートメディックグループの事業は、医療現場での安全性と利便性を高めることを目的としています。ディスポーザブルカテーテルやチューブなどの製品は、患者の治療やケアにおいて重要な役割を果たしており、これらの製品の提供を通じて、クリエートメディックグループは医療業界に貢献しています。

グループ各社は、製品の製造から販売に至るまでの一連のプロセスを担っており、国内外の医療機関に対して高品質な製品を提供しています。特に、シリコーンラバーを用いた製品は、その柔軟性や耐久性から医療現場での需要が高く、クリエートメディックグループはこの分野において重要な役割を担っています。

このように、クリエートメディックグループは、医療機器の製造・販売を通じて、医療現場のニーズに応える製品とサービスを提供しており、医療業界における安全性と利便性の向上に貢献しています。

経営方針

クリエートメディックは、医療業界における安全性と利便性の向上を目指し、経営理念「からだにやさしい未来の医療を築く」を掲げています。同社は、2024年の創立50周年を迎えるにあたり、「中期経営計画・2025」を策定し、将来の持続的成長に向けた戦略を推進しています。

この計画では、国内外での販売拡大、新製品の自社開発、新規事業の探索、人材育成と多様性の確保、DX戦略の推進、サステナビリティへの取り組みなど、幅広い施策を実施しています。特に、国内販売では新製品の投入と販売価格の改定を、海外販売では販売体制の強化と新興国向け製品の投入を計画しています。

また、自社開発品の新製品上市や、将来的な成長戦略の柱となる新規事業の探索、M&Aやアライアンスを含めた事業化の推進にも力を入れています。人材育成では、専門的な知識・経験・能力を有する多様性の確保に注力し、DX戦略では業務の効率化を目指しています。

クリエートメディックは、これらの施策を通じて、2025年12月期の業績目標である連結売上高14,000百万円、連結経常利益1,400百万円の達成を目指しています。同社は、新型コロナウイルス感染症の影響にも対応しながら、医療現場のニーズに応える製品とサービスの提供を通じて、医療業界に貢献していく方針です。