スマートドライブJP:5137

時価総額
¥125.3億
PER
モビリティデータを活用した業務効率化、安全運転管理サービス「SmartDrive Fleet」、パートナー企業向けOEM提供、海外展開支援を展開。

沿革

2013-10東京都世田谷区に当社設立(資本金100万円)
2014-01株式会社スマートドライブに商号変更
2014-08「柏の葉スマートシティ」において、自社製車載端末による車両の走行データ収集と専用アプリの開発に向けた実証実験開始
2014-09総務省「I-Challenge!」(ICTイノベーション創出チャレンジプログラム)第一号案件に採択
2015-04アクサ損害保険株式会社とテレマティクス事業業務提携
2015-12第3回「CNET Japan Startup Award」にて最優秀賞を受賞
2016-01アクサ損害保険株式会社との共同プロジェクト「MIRAI DRIVE PROJECT」開始
2016-09法人向けクラウド車両管理サービス「SmartDrive Fleet」をリリース
2017-02ISMS認証取得(ISO/IEC 27001:2013)
2018-04ドライバーエンゲージメントサービス「SmartDrive Cars」をリリース
2018-06経産省「産業データ共有促進事業費補助金」に採択
2019-12NEDO「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業」に採択
2020-02株式会社ユピテル製の法人向けLTE通信型ドライブレコーダーとSmartDrive Fleetとの連携開始
2020-03マレーシアに連結子会社SmartDrive Sdn. Bhd.設立
2020-10本田技研工業株式会社及び株式会社ホンダモーターサイクルジャパンがサービス開始する「HONDA Fleet Management」にデータ解析・事業提携基盤「Mobility Data Platform」を提供
2021-01住友三井オートサービス株式会社と法人向けテレマティクスサービス分野の業務提携並びに資本提携
2021-06スズキ株式会社による法人向け車両管理サービス「スズキフリート」の構築に向けて協業開始
2021-07JETRO「日ASEANにおけるアジアDX促進事業」に採択
2021-08出光興産株式会社による「超小型EV事業」の立上げに向けた法人向けクラウド車両管理サービス・データ解析・事業提携基盤のOEM提供を含む各種協業の開始
2022-12東京証券取引所グロース市場に株式を上場

事業内容

スマートドライブは、モビリティデータを活用した事業を展開している企業です。同社は、国内外での業務効率化、サービスの高付加価値化、新規サービスの創出を支援しています。具体的には、GPSデータや加速度センサーデータなどを利用しています。

同社の主要事業は、国内フリートオペレーター事業、国内アセットオーナー事業、海外モビリティDX事業の3つです。国内フリートオペレーター事業では、商用車や法人需要車両向けに、クラウド車両管理や安全運転管理などのサービスを提供しています。これらのサービスは、SaaS型で直接提供されています。

国内アセットオーナー事業では、リース会社や自動車メーカー、保険会社などのパートナー企業向けに、同社のサービスをOEM提供しています。これにより、パートナー企業の既存顧客向けに共同販売や新規事業立ち上げ支援を行っています。

海外モビリティDX事業では、マレーシアを中心に、現地企業や海外展開する日系企業向けに、国内での事業を展開しています。

サービスの具体例としては、「SmartDrive Fleet」という法人向けクラウド型車両管理サービスがあります。これにより、車両のコネクテッド化を実現し、業務目的で車両を利用する企業の課題解決を支援しています。また、安全運転管理や法令遵守のための機能も提供しており、マルチデバイス対応により、さまざまなデバイスとの連携が可能です。

これらの事業を通じて、スマートドライブは、モビリティデータを活用した新たな価値の創出と、顧客企業の事業展開を支援しています。

経営方針

スマートドライブは、モビリティデータを活用して、業務効率化やサービスの高付加価値化、新規サービスの創出を推進する企業です。同社は、国内外の顧客企業に対し、GPSデータや加速度センサーデータなどを用いたサービスを提供しており、その事業は主に国内フリートオペレーター事業、国内アセットオーナー事業、海外モビリティDX事業の3つに分かれています。

国内フリートオペレーター事業では、商用車や法人需要車両向けにクラウド車両管理や安全運転管理などのSaaS型サービスを直接提供しています。一方、国内アセットオーナー事業では、リース会社や自動車メーカー、保険会社などのパートナー企業に対し、同社のサービスをOEM提供し、共同販売や新規事業立ち上げ支援を行っています。海外モビリティDX事業では、特にマレーシアを中心に、現地企業や海外展開する日系企業向けに事業を展開しています。

スマートドライブは、持続的な成長と企業価値の向上を目指し、売上高の増加や適正な人員規模・人材配置による事業運営を重視しています。また、サブスクリプションモデルを採用し、継続的な収益(リカーリングレベニュー)を得ることをビジネスモデルとしています。同社は、新規顧客の獲得や既存顧客との関係強化、技術的側面からの支援を通じて、国内外での事業拡大を図っています。

これらの成長戦略を背景に、スマートドライブは、モビリティデータを活用した新たな価値の創出と、顧客企業の事業展開を支援しています。同社の提供する「SmartDrive Fleet」などのサービスは、業務目的で車両を利用する企業の課題解決に貢献し、安全運転管理や法令遵守のための機能も提供しています。